総コレステロール値が300以上!でも健康に良く長生きできるってよ

健康・病気・体調など

去年の健康診断で、総コレステロール値が高過ぎるとの結果が出た。前々から適正値を超えていたのだが、ついに治療レベルの値になってしまった。

俺の総コレステロールの値は300以上になったのだ。このままでは病気になって早死してしまうのだろうか・・・。

今更感はあるが、コレステロールについて本気で考えてみようと思う。値を下げる方法についてだけでなく、300を超える値が本当に体に悪いのか?健康的に長生きするためには、本当に薬を飲まなければならない状態なのかも含めて調べてみようと思う。

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コレステロールとは?

コレステロールとは体の細胞膜や性ホルモンの材料になる大切な栄養成分であり、脂質の一種である。一方、適正値を超えるコレステロールは、脳梗塞や心筋梗塞などの病気の原因となる。

他の栄養と同様、少な過ぎも多過ぎも体に悪いのだ。

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コレステロールの種類

コレステロールには様々な種類がある。「総コレステロール」「HDLコレステロール」「善玉コレステロール」「悪玉コレステロール」「中性脂肪」などだ。

  • 総コレステロールとは
    動脈硬化と関連が深く、肝臓病とも関連があります。総コレステロール値が高いと肥満、動脈硬化、糖尿病、家族性高コレステロール血症の恐れがある。反対にこの値が低いと肝臓障害、貧血、栄養障害が懸念される。
  • HDLコレステロールとは
    動脈硬化を予防する善玉コレステロールのことで、この値が高ければ動脈硬化や心臓病になる危険性が低いとされる。さらに余分なコレステロールを回収して肝臓に運ぶ働きがある。一方、この値が低いと動脈硬化、高血圧、高脂血症、虚血性心疾患、狭心症、心筋梗塞などが懸念される。
  • LDLコレステロールとは
    悪玉コレステロールと呼ばれ、動脈の血管壁にたまって動脈硬化を促進する原因となる。LDLコレステロール=総コレステロール値-(0.2×中性脂肪)- HDLコレステロール で計算されます。 ※中性脂肪が400ml/dlの場合は「0.16」で計算。
  • 中性脂肪とは
    血中で多くなると肥満や脂肪肝の原因となる。中性脂肪の値が高いと肥満、脂肪肝、動脈硬化、糖尿病、高脂血症が懸念される。一方、中性脂肪の値が低いと甲状腺機能などの恐れがある。
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総コレステロールの適正値とは

それぞれのコレステロールはどのくらいの数値が適正なのか?300を超える値は本当にヤバイのか?

日本動脈硬化学会の高脂血症診療ガイドラインでは以下の診断基準が設けられている。

  • 総コレステロール
    130mg/dl〜200mg/dlが適正値とされており、220mg/dl以上だと高コレステロール血症と診断され投薬による治療を必要になる。
  • 悪玉コレステロール
    70mg/dl〜120mg/dlが適正値とされ、140mg/dl以上だと高LDLコレステロール血症と診断される。
  • 善玉コレステロール
    40mg/dl〜60mg/dlが適正値とされており、40mg/dl未満だと低HDLコレステロール血症と診断される。
  • 中性脂肪
    50mg/dl〜150mg/dlが適正値とされ、150mg/dl以上が異常値とされている。

この基準と比較すると、総コレステロール300以上と言うのはマジでヤバイ状況のように見える・・・。

なお、上記の基準はあくまでも日本動脈硬化学会で定められたものである。海外では、もっと高い値でも問題無いとされていることもある。また、総コレステロールが高くても善玉コレステロールが高ければ問題ないという意見も見られる。

さらに、総コレステロールが低いとうつ病の原因となったり、がんの発生率が高まるという意見もあり、総コレステロールの適正値はもっと高くても良いという見解さえある。極論では、総コレステロールが300前後の方が健康によく、長生きすると断言している人もいるくらいだ。

また、コレステロールの基準値をあげてしまうと、投薬患者が減ってしまう。結果、病院や製薬会社や儲からなくなるから220mg/dlまでを適正値としているなんていう恐ろしい考えを持っている人もいる。(定かな話ではないが・・・)

ま、いずれにせよ300を超える値は低すぎることはないので、やはり俺は総コレステロールを下げる努力をするほうが良さそうだ。

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コレステロール値を下げる方法

コレステロールを下げる方法を調べてみた。

  • コレステロールを多く含む食物を減らす。
    脂肪(特に動物性脂肪)の多いとされる卵類、肉類、動物性脂肪分を含む食品の摂取を抑える。さらに、砂糖を多く使った食品、アルコールの摂取、糖質の高いフルーツも控えめにした方がいいようだ。
  • コレステロールを抑える食事を取る。
    緑黄色野菜、根菜類、青さかな、大豆、大豆製品、海藻類、ひじき、わかめ、きのこ、納豆などのコレステロールの吸収を抑える食材などを意識して食べる。また、食物繊維が豊富な食材も効果が高い。コレステロールは腸管で吸収されるが、食物繊維がその吸収を抑えるからだ。
  • 運動でコレステロールを下げる。
    運動をすることにより、脂肪が燃焼され基礎代謝もアップする。 結果、コレステロールを減らし、コレステロールのたまりにくい体を作ることができる。激しい運動をする必要はなく、無理のない運動を長く続けることが需要!
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コレステロールは体が作ってる?

コレステロールの2割〜3割は食べ物から摂取するが、残りの7割から8割は体が作っていると言われている。つまり、俺の体は生まれつきコレステロールを沢山生成するようにできているのだ。

ということは、いくら食事でコレステロールの摂取量を抑えても、体がどんどん生成してしまうのであれば意味がないのではないかとさえ思う。

よって、コレステロールを下げる方法のうち、コレステロールを沢山含む食品の摂取を減らすことはあまり意識せず、コレステロールの吸収を抑える食品の摂取と、コレステロールを消費する運動を重要視しようと思う。

食べるものを制限されるとストレスが貯まっちゃうしね。

 

俺は、生まつき体が丈夫である。ケガ以外で病院に行ったことはないし、風邪も滅多に引かない。もしかすると、高いコレステロール値のお陰で健康なのかもしれない。なので、適正値とされる220ではなく、250〜280位を目指そうと思う。同時に善玉コレステロールを高める努力もしないとな。

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