先日、腕時計を買い替えた。30代後半の男にふさわしいものに買い替えたいと思ったからだ。なぜ、そう思ったのか?その理由は、20代後半の後輩が俺と同じ腕時計をしていたからだ。
「年齢が10個も下の後輩君と俺が同じ腕時計をしている。。。」俺のオメガは愛着のある良い時計ではあったが、後輩と同じだと思った瞬間から急に恥ずかしい気持ちになってしまった。
ということで、10年以上使い続けてきたオメガを買い替えることにした。そして、30代後半の男性が身に付けるに相応しいものとしてIWCの腕時計を選択した。IWCを買ったその経緯(腕時計の選び方)を記録しておく。
腕時計は必要か?
「今や、携帯・スマホがあれば時間はすぐに分かる。わざわざ腕時計を買わなくてもいいのではないだろうか?実際、腕時計をしない人も増えているし・・・」
こんな考えも浮かんだが、一瞬だった。やっぱり買い替えようとすぐに考えなおした。
男にとって腕時計は時間を知るためだけの道具ではない。お洒落アイテムだったり、自分の個性を演出するアイテムだったり、深い意味もなくロマンを感じたりするアイテムなのだ。
そう、ロマンなのだ。女性は、指輪やネックレスなど身に付けるアイテムを多数持っているが、男性が日常的に身に付けるものといえば、これしか無い!毎日身に付けるものだからこそ、愛着を持つことができ、そこに何かしらの意味やロマンを持つことが出来るのだ。
ということで、時間を知るためだけにウン十万も費やすのではない。人生のパートナー、相棒として自分の人生を豊かにするために、なけなしのお金を注ぎ込み、高額ブラドの機械式腕時計を買うのだ。
自分の腕時計の歴史を振り返る
腕時計は安い買い物ではない。ってか、ブランド腕時計はハッキリ言って高い。それだけの予算を投じて購入するものだし、毎日身に付けるものだからこそ、なぜその時計を選んだのかをしっかりと理由付けしておきたい。
ということで、まずは自分の歴史を振り返ることにする。
腕時計を日常的につけるようになったは高校に進学した時だった。高校進学のお祝いで父親に2万円のセイコーの腕時計買ってもらったのだ。金属ベルトのオーソドックスなタイプのやつだった。
また、陸上部だった俺は部活をする時は時間を計測する必要があったため、G-SHOCKを使っていた。なので、高校時代は親父にもらったセイコーの腕時計とお小遣いで買ったG-SHOCKの2本を使い分けていた。
その後、大学に入り運動から遠ざかった俺は、社会人になるまで親父にプレゼントしてもらったセイコーを愛用していた。
しかし、社会人になってそれなりの給料を稼ぐようになった俺は、一人前の男の世界に足を踏み入れた自分にふさわしいものが欲しくなり、憧れだったオメガのスピードマスターに買い替えた。
ここで、まとめると・・・。
- 初めての腕時計
セイコーの腕時計。親父が俺にプレゼントしてくれたもの。クオーツの2万円の時計ではあったが、その時計をした時、大人になった気がした。大事な思い出の時計。使用期間は7年間。 - 2本目の腕時計
カシオのG-SHOCK。とにかく、カッコ良くて時間を計測できればよかったので、ぶっちゃけ思い入れはない。アウトドアに行く時は今も使っているので、使用期間は21年。カシオのG-SHOCKって耐久性あるな。。。 - 3本目の腕時計
オメガのスピードマスター。オメガを買った理由は以下の通り。高級機械式腕時計と言えば「ロレックス」「オメガ」「タグ・ホイヤー」しか知らなかった当時の俺はこの3つのブランドから選ぼうとした。ロレックスは高すぎて論外。タグ・ホイヤーも名前だけは知っていたけどどんなブランドなのかよく分からなかったので興味なし。最後のオメガは尊敬する先輩が持っていたし、初めて宇宙に行った時計だと知っていたので、憧れていたブランドだった。早速、時計屋に行くと、先輩がしているスピードマスターとは違うデザインのスピードマスターがあり、そのカッコ良さに一目惚れ。「先輩と同じだと失礼だよなぁ〜」と感じていた俺にはもってこいのデザインだった。ってことで、即決購入した。ちなみに金額は20万位。使用期間は12年間。
そういえば、オメガを買う時に凄く迷った記憶を思い出した。それは維持費。国産ではなく、外国製だから壊れやすいとかは思わなかったが、オーバーホールの値段を気にしていた。4・5年サイクルで4万円程の費用がかかるのは当時の俺にとってはいたい金額だった。しかし、憧れの時計を欲しい気持ちには勝てず、購入を決意した記憶がある。
ちなみに、俺のオメガは12年間一度もオーバーホールに出さなかった。でも、時間を合わせるのは1ヶ月に1・2回程度。ほとんど時間が狂うことがない優秀な時計だった。
30代後半男性におすすめの高級機械式時計の選び方
まずは、今まで所有した腕時計を振り返り、そこから俺が腕時計に求めるものをランキングしてみる・・・。
- その腕時計に憧れはあるか?
その腕時計をした自分を想像し、ワクワクするか? - その時計を選んだ理由を語れるか?
語れるということは、機能性はもちろんロマンを感じているはず。 - 人に見られて恥ずかしいと思わないか?
30代後半のいいおじさんですからね。「良い腕時計ですね」「さすがですね」って思われたい。 - 人と被らないか?皆んなが持っている時計ではないか?
有名ブランドでありつつも、人と被りたくはない。多くの人がしている時計だと、特別感を感じなくなるから・・・。 - 金額は50万以上、100万円以下。
30万円台の機械式腕時計が手頃なのだが、それだと結構人と被りそうだから50万以上は出す覚悟がある。
次に、30代後半の男性に人気がある高級腕時計のブランドランキグを調べてみる。
- ロレックス
- オメガ
- ブライトリング
- タグ・ホイヤー
- シチズン
- IWC
- ジャガールクルト
- セイコー
- パネライ
- ジン
さらに、40代男性に人気のある高級腕時計のブランドランキングも調べる。
- パテックフィリップ
- ロレックス
- ブレゲ
- オーディマピゲ
- IWC
- オメガ
- カルティエ
- セイコー
- シチズン
このランキングの信憑性については、若干疑いもあるが、30代と40代でこれほどまでに違いがあるとは驚いた。今買っても、40代になったら好みが変わってしまってはたまらない。。。
で、両方のランキングを比較すると「ロレックス」「オメガ」「IWC」「セイコー」「シチズン」が30代、40代ともに人気が有ることがわかる。つまり、この5つのブランドのいずれかの時計を買っておけば、10年以上飽きること無く使い続ける事ができるだろうと推測できる。つまり、おすすめのブランドはこの5つになる。
あとは、自分が高級機械式腕時計に求める条件を一番満たしたしてくれるブランド・腕時計を選ぶだけだ。その結果、俺はIWCのダ・ヴィンチを選択した。なお、IWCのダヴィンチを選んだ理由は色々あるのだが、別の機会にブログに書こうと思う。今日はもう書き疲れちゃった。
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