自分が60歳を超えた時、「もっと働きたい、老後も仕事したい」と思うのか?

人生・ライフスタイル

これからの日本は、どんどん人口が減少していく。

一方で、65歳以上の年寄り人口は急増していく。

超高齢化社会はまさにそこまで来ている。

「出生率を増やさねばならならない」と、今から少子化対策を頑張ったところで、今生まれた子供が老人を支えられるようになるまでには20年程かかる。

しかし、超高齢化社会はすぐそこまで来ているのだ。

そもそも、「高齢化社会」の定義って何だろう?ググって調べてみるとこんな定義が見つかった。

  • 高齢化社会・・・人口に占める65歳以上の老人が7%〜14%の社会
  • 高齢社会・・・人口に占める65歳以上の老人が14%〜21%の社会
  • 超高齢社会・・・人口に占める65歳以上の老人が21%の社会

で、日本における65歳以上の老人の割合はどのくらいかというと、2020年時点で28.7%を超えており、2035年には34%に達すると予測されている。

冒頭で「高齢化社会はすぐそこまで来ている」なんて書いたが、とっくの昔に高齢化社会はやってきているどころか、誰もが認める「超高齢社会」になっていた・・・

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超高齢社会では老人も立派な働き手?

私は、常日頃から「定年後は働きたくないなぁ〜」「老後は仕事をせずのんびり暮らしたい」と考えている。(なので、過去にこんな記事も書いた→「何歳で定年できる?定年退職後働かない人生を送るための方法とは?」「定年後に働く人の割合は60代後半で40%。年金だけで生活できないのね。」)

しかし、とある新聞にこんな記事が掲載されていたの。

「これからは、元気な高齢者の存在に注目し、高齢者を社会が支えるべき対象だけでなく、豊富な経験や知識を持つ社会の「支え手」としてとらえるべきだと発想の転換を促している。」

なんと、老後は仕事をせずのんびり働くどころか、65歳を超えても社会のために働くことをあたり前のこととして考えろというのだ。(ちなみに、とある新聞の意見ではなく政府の方針)

今までの常識が常識でなくなり、非常識が常識となっていくのである。

しかし、よく考えれば1970年代は定年は55歳だったと聞いことがある。もっと昔は50歳だっという噂も聞いた事があるようなないような・・・。

ということは、65歳を超えても、例えば70歳まで働くことがいずれは当たり前になると考えられる。「老後は70歳を超えてから」というのが常識として受け入れられる時代がやってくるということなのだろう。

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定年後も仕事を続ける理由はまだ元気だから!?

また、こんなデータもあるらしい。

「65歳以降も仕事をしたいと望む人は6割近くいる」

65歳以降も働きたいと望む理由は、「体力・運動能力が年々向上しており、まだまだ働ける元気な年寄りが増えているから」だというのだ。

確かに、自分自身を振り返って考えた時、自分も年をとったらそう感じるかもしれないと思うことがある。

というのも、最近「人の役に立ちたい」とか「自分の知識と技術と経験を若い人に教えたい」と思うことが増えてきたのだ。若い頃には感じなかった思いである。

そして、この思いが年々強くなるのだとすれば、「定年後ももっと働きたい!」と心の底から思うのかもしれない。

うぅ〜、「老後は仕事しない!働かない!」という強い私の信念が、ブログを書いている10分程度で大きく変化してしまった。。。。

ま、人の考えは常に変わるものだからいっか。

ただ、気をつけるべきことは、あくまでも人生の楽しみとして働くこと、仕事をすることである。

老後の生活費を稼ぐために働くことだけはやりたくない。生活費を稼ぐために働くということになった途端、「働く=自分の意思ではなくお金のために仕方なく働く=辛い」という嫌な構図になってしまうからね。

「別に働かなくても経済的にはなんの問題もないし、普通に暮らしていけるんだけど、社会貢献のため、自分の健康のため、生きがいのために働いてるんだよ」

と、前向きな理由で働けるようになっておきたいと思う。

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