日本財政破綻・円暴落への対策(資産防衛策)を考えてみる。

お金・投資・副業

「日本は近い将来財政破綻する。なぜなら借金が多過ぎるからだ!」という人もいれば、「日本は財政破綻しない。なぜなら、日本は外国から借金していないからだ。ギリシャなどの財政破綻した国は他国へ国債を販売していたのが理由だが、日本は違う」という人もいる。

このように、日本の将来、日本の経済に対して全く違う予測する人がいるわけだが、いずれも専門家と呼ばれる人々である。経済の専門家であったり政治の専門家だったりするわけだ。つまり、専門家でさえ日本の将来を全く予測出来ないのだ。

数年前、日本円は60円台に突入すると言っている専門家がた。しかし、現在は100円を超えている状況。数年前の専門家の発言から見ても、彼らの予測はあてにならないことが証明できる。

 

では、我々日本人は、自分の財産を守るためにどうすれば良いのだろうか?このまま日本円だけを持っていて良いのか?それとも、円を外貨や不動産や現物資産に変え、いずれやってくるかもしれない日本財政の破綻、超円高、ハイパーインフレに備えたほうが良いのか?

そんな事について考えてみたいと思う。

 

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日本財政は破綻する?円は暴落する?

前述したが、全く分からない。専門家ですら分からない。だとすると、日本財政が破綻しようがしまいが、円が暴落しようがしまいが、どちらに転んでも財産を守れる対策をとっておくしか無い。

自分の感を信じて行動するしか無いのだ。

日本の財政がヤバイと感じれば、現金や定期で円を保有する割合を減らし、外貨や現物資産に投資すれば良い。日本円は暴落せずに円高へ進むと感じればそのまま円の比率を高いままにしておけば良い。

自分の資産を守るのは自己責任なのである。

 

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俺が考える日本の将来

日本は人口減少社会に両足を突っ込んでおり、もう後戻り出来ないと考えている。つまり、日本国内のマーケット市場は縮小の一途を辿るだろう。また、日本企業はそれなりにグローバル展開をしているが、そんなのはごく一部であるから、日本全体として外貨を稼ぐ風土にはなりきれないと思う。

日本人の殆どは島国根性が抜け切れていない。日本は最高だと思っているが、自国の文化や歴史に関心を示さないし、語学力も外国と比較すると低過ぎる。要するに、日本人は学ばなくなっているし、こだわりも持たなくなっているため、グローバル展開出来る人材は育たないと思う(もちろん、俺もその一人)。

日本人は日本が結構ヤバイ状態になりつつある事を何となく認識しているにも関わらず、現状に満足して物質的に不自由を感じていないため、危機感も感じていないし、向上心や野心なんてものも持っていない。

だから、世界のマーケットで活躍するなんてことは困難である。そのため、日本の人口現象はダイレクトに日本国の経済規模の縮小へつながる。そうすると、日本の税収は急激な右肩下がりとなり、日本は借金を返せなくなる。結果、世界の投資家はもちろん日本人自信も、日本から手を引き始め、株の下落、国債金利の上昇、円の暴落を招く結果になると考えている。

 

なんて言っても、全く自信は無い。ニュース報道されていることの受け売りである。日本のメディアはすぐに悲観的で視聴者の危機感を煽る報道をしたがる。理由は、その方が視聴率が取れるからである。つまり、日本人がそういう悲観的で危機感を煽る報道を好むってことだが。。。

でも、この理論は正しいと思うし、実際にこういう将来がやってくると俺は直感的に感じる。よって、それなりの対策を取るべきだと思っている。

 

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財政破綻・円暴落・インフレ対策

では、具体的にはどのような対策を取ればよいのだろうか?まず、日本が財政破綻すると何が起こるのかを理解しなければならない。

昔みたいに、預金封鎖が行われ国民の財産を国が管理しようとするのか?それとも、そこまで行かないまでも、円の価値が暴落しインフレが起こり、自分の保有する円資産の価値が著しく低下するのか?

多分、預金封鎖までは行かないと思う。今の政治家にはそんな危険なことは出来ないと思う。そんなことしたら、絶対次の選挙は落選しちゃうからね。自分の政治生命をかけてまで日本の再建をしようと言う志の高い政治家なんて絶滅してるんじゃないかな。。。

ということで、もし日本の財政が破綻し、円が暴落したとしても、預金封鎖までは行かない状況を想定した上での自己資産防衛策を考えれば良いということになる。

そなると、わざわざ海外に口座を持つとか、海外に不動産を持つなんて大変なことはしなくても、日本の金融機関を通じて外貨資産を持てば良いことになり、これが立派な対策となりそうだ。

 

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外貨資産を持つってどうやる?

外貨資産を持つ最も簡単な方法は、外貨を買うことだ。日本の銀行等で外貨預金をすればいいのである。そうすれば、超円安になった時には自分の資産を守れる。

では、どの国の通貨を買えばよいのか?そんなんの全く分からない。だって、日本人の俺自身が、日本が破綻するかどうか分からないんだよ。なのに、安全な外貨がどれかなんて判断がつくわけない。よって、外貨を買うというのも自分の直感に従うしか無いのである。

ま、先進国、後進国、発展途上国の通貨をバランスを考えて購入するのもいいだろう。また、北アメリカ(北米)、南アメリカ(南米)、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、オセアニアなどの地域別に分散して購入するのもいいだろう。

いずれにせよ、どの国の通貨が安全で、どの国の通貨が危険かなんて誰にも判断できないんだからね。

ってことで、外貨預金や外貨建ての投資信託の割合を増やしていこうと思う。もちろん、ドルコスト平均法によるリスク低減策も取り入れるため、一気に購入せず、コツコツと毎月積み立てる方式でやろうと思う。

 

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損してもいい!保険料と考えよう。

ということで、日本の財政破綻・円暴落に備えて外貨資産を持つ決意をしたものの、「もし、損したらどうしよう。。円安じゃなくて円高になったらどうしよう。」と言う気持ちがないわけではない。

しかし、こう考えれば良いと思っている。

俺は、医療保険、生命保険、がん保険、自動車保険に加入し、毎月結構な金額を支払っている。それは、万が一の時に備えているものであり、万が一のことが起きなければ、全て払い損で終わる。

今回の外貨投資も同じである。万が一の時のための保険なのだ。だから、損したって仕方ないし、生きていく上で発生する必要経費なのだ。

そう考えると、だいぶ気が楽になる。円高になっても焦ること無く、外貨資産のへの積立投資を継続していけそうだ。

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