「仕事つまんねぇ〜。」
「毎日毎日同じことの繰り返しか・・・」
「こんなつまらない仕事を一生続けていくのか?」
こう感じることが非常に多い。そして、「仕事が面白く無い」という思いは、そのうち「仕事を辞めたい、会社を辞めたい」という思いにまで発展していく。
ちょっとした仕事に対する不満が「仕事を辞めたい」という思いにまで発展してしまうともう止められない。日々の仕事に、そして会社に対して不満しか抱かなくなり、それが大きなストレスとなっていく。
これは非常に無駄な思考であり、自分にとってマイナスでしか無い。よって、この思考を断ち切るために色々と考えてみる。
面白い、楽しい仕事って何よ?
そもそも、仕事なんてつまらないものだ。楽しい仕事、面白い仕事なんて滅多にあるものじゃない。楽しい仕事、面白い仕事を求めること自体ナンセンスなのだ。
とはいえ、「面白い仕事・楽しい仕事なんてない、一生つまらない仕事を続けていくのだ。それが当たり前なのだ」なんて考えながら仕事を続けていくなんて非常にもったいない。
人生の無駄遣いだ。
では、どうすべきなのだろうか?
仕事が楽しいかつまらないかなんて主観の問題
ある時、先輩と俺の二人が上司に呼ばれた。そして、とてもくだらない仕事を与えられたのだ。くだらない仕事とは、簡単に言うと上司の更に上の上司に説明するための資料を明日の朝までに作り上げろという命令だ。
もし、上司とその上司の仲が良ければ、恐らく有り物の資料を使い、口頭での説明で済むだろう。しかし、彼らの中はそれ程良くないため、突然資料を作らなければならなくなったのだ。
しかも、期限は明日の朝までなので、徹夜作業だ。
上司が口頭で説明するという決断さえすれば必要のない仕事なわけだ。ぶっちゃけ無駄な仕事だ。それを徹夜でやらなければならないなんて・・・。俺は、そう考え怒りを覚えるとともにブルーになっていた。
一方、俺の先輩はと言うと、とてもやる気を出している。俺とは正反対の反応だ。
「どうしたんですか?なぜ楽しそうなんですか?」
その質問に先輩は・・・
「だって、上司に貸しができるじゃん。良い資料を作り上げれば俺たちの人事評価は約束されたようなもの。来年のボーナスが楽しみだし、出世の足がかりになるかもよ!しかも、この仕事がうまく行けば、しばらくは何やっても怒られなくなるよ。」
凄い。凄すぎる。どんだけ前向きなんだろう。。。一つの出来事を違う方向から見ることで、これほどまでに感じ方が違うのか。俺は目から鱗が落ちるような思いだった。
仕事を楽しいと感じるか、面白いと感じるか、はたまたつまらない、楽しくないと感じるかはその人の主観の問題なのだ。
同じ仕事を与えられても、考え方次第でどうにでもなるのだ。そのことをこの体験で俺は実感した。今後はポジティブな考え方を意識して仕事に取り組もう。
そうすれば、いつかは「仕事に行きたくない、仕事を辞めたい。会社を辞めたい」なんて全く考えず、楽しいワークライフを送ることができるようになるだろうか。
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