世界最多の感染者数を記録している日本。
国民のほぼ全員がマスクをして外出。電車・地下鉄・バス・カフェ・ショッピングモール・飲食店等、至るところで会話を自粛し、手指消毒もか欠かさない。
そんな日本人がなぜ感染しまくっているのか?
ある仮説では、今まで日本人は感染者を抑えてきたから免疫がない。そこに、強力な感染力を持つBA.5が現れたので一気に感染していると言われていますが、正確な理由は分かりません。
ということで、我々日本人はこの第7波でも有効な対策を示すことができず、感染したら10日間自宅隔離。濃厚接触者も5日間隔離。という策しか打てない。
その結果、勤務する会社では人手不足が同時多発的に発生。
自分の会社・職場でもそうだけど、世の中的にも運転手が感染して電車の本数が少なくなったり、アルバイトが不足してファーストフードやカフェが時間短縮になったり、一部店舗を閉鎖したりと、人手不足による経済的影響が大きくなっている。
ということで、政府は職場での人手不足を解消すべく新型コロナ感染者の療養期間短縮へ動き出すようです。
療養期間短縮。賛成・反対と意見が分かれるけれど私は賛成!
まず、政府の考えは以下の通り。
- 政府は23日、新型コロナウイルスの感染者の療養期間を短縮する検討に入った。
- 現在設定されている療養期間は、「症状がある人は原則10日間」「無症状の人は7日間」。しかし、第7波による感染者数急増を受け、企業などで人手不足が拡大していることを考慮した。
- 具体的な短縮期間は、有症状者は「7日間」、無症状者は「5日間」とする案などが出ている。
なお、アメリカでは昨年の12月より、感染者の療養期間を従来の10日間からマスク着用を条件に5日間に短縮している。
この考えに私が賛成しているのは、日本経済を回すためには必要なことだと思っているから。
それと、自分の体験から感染者全員に10日間の自宅療養は必要ないと思っているからだ。その理由は以下の通り。
- 罹患しても症状が軽く、3日間程度で実質的に回復している人が多い。ということで、一律10日間とする必要はないと考える為。
- もちろん、症状が重い人、回復に時間がかかる人は個別に10日間でも20日間でも自己判断で療養すればいい。そういう人は周りがしっかりサポートしてあげよう。お互い様だからね。
- 症状が無くなっても、体内にウイルスがあり、早めに療養期間を終了し出社することで周りを感染させてしまうリスクはゼロではないと思う。
- しかし、現に職場では人手不足になっているわけで、3密を回避するなどの感染予防対策をしっかりしていれば、そのリスクは低減可能。
以上の考え、見解により、人手不足という喫緊の課題解決と感染拡大リスクを天秤にかけた場合、今回の療養期間短縮は妥当と思うわけです。
なお、ネット掲示板やSNS等では反対意見も見ます。
- 10日間でも体力回復しない人がいるのにかわいそう
- 経済界から言われたから見直すだけだろ?
- これが原因で感染者が更に増え、医療崩壊したらどうするんだ?
- 解熱剤等の薬で症状が一時的に治まってるだけの人はどう判断するの?
- etc・・・
こういった意見も確かに正しい。でも、そう言って何もしないと人手不足という課題は解消できませんからね。
いろんな意見を踏まえ、今考えうる最善の策を実行いただくことに期待します!
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