とうとう来ましたね。1ドルが一気に150円を突破しました。
どこまで進むんだ?この円安は!!
取り敢えず、ニュースの要約。
- 1ドル=150円を超える円安となった円相場。21日も下落は進行し、円相場はとうとう1ドル=151円台となった。
- およそ32年ぶりの円安ドル高水準を更新したことになる。
- 円高が進んだ2011年の1ドル=75円32銭と比べると11年で半減したことになる。
- 節目となる1ドル=150円を突破した事による政府と日銀の反応は以下の通り。
- 政府「鈴木財務大臣は21日朝、為替介入も辞さない構えを改めて強調し、投機筋の動きを牽制」
- 日銀「黒田総裁は21日、都内で行われた会合で、従来通り円安の要因となっている現在の金融緩和策を続けるとの方針を示した」
政府と日銀の発言が一致していないですね。これに対して、企業などは政府と日銀の足並みの乱れを批判する声が上がっているようです。
日本はどこや向かうのやら・・・
急激な円安に対する対策は?
さて、このような急激な円安に対し、私達は何か対策を行ったほうがいいのでしょうか?
普通に思いつく対策としては、「外貨資産を持つ」ってことですよね。
例えば、、、、
- 外貨預金で米ドルを持つ
- FXで米ドルを購入する
- アメリカ企業の株を買う
- ETFや投資信託で「S&P500」「NASDAQ」等に投資する
- etc・・・
でも、分かっちゃいるけど、これだけ円安が進むとなかなか手が出せない。
だって、これが天井で今後円高に進んだらどうしよう・・・って不安だから。
- 歴史的な円安だよ。これいつまで続くの?
- 政府だって為替介入するって言ってるんだよ。実際に介入して一気に5円くらい円高になったしね。
- 為替介入人関係なく、流石にもうそろそろトレンド転換するかもしれないよね。円安も終わり円高になるかもしれないよね。根拠ないけど・・・。
- アメリカだって利上げに次ぐ利上げで、リセッション(景気後退)100%って言ってるじゃん。流石に、ドル資産も売られるでしょう。そうなったら円高だよね。
と、とても不安になるわけです。
でも、1ドル129円だった時にも同じような事考えて、結局指をくわえて何もせずに見ていた結果がこれです。1ドル129円の時に米ドルを買っていたら、今頃大儲けです。。。
ということは、やっぱり何かしらで米ドル資産を購入したほうがいいのだろうか?
いずれ円安は天井を迎え円高に向かう
個人的には、来年あたりにアメリカ経済がリセッションを迎え、円高になる可能性は高いと思うんですよね。
そうすると、今、指をくわえて何もしなくても別に問題なかったことになる。
一方、リセッションはしばらく来ずに円安傾向が続く、もしくはリセッションが来たとしても日米の金利さで円安が進むとすると、今回ドル資産を購入しなかったことを後悔する。
でも、でも、
円安が続けば、インバウンドや輸出が増えて日本経済は復活するわけで、そうすると円安は終わりを迎え、いずれ円高に向かうはず。
日本に住む僕は希望的観測が強すぎるのだろうか・・・
ちなみに、これだけ歴史的な円安が進んでも、私の生活はほぼ変わってないんですよね・・。だから、リスクを取ってまで米ドル資産に手を出す気になれないってのが実態。
この煮え切らない感覚何とかしたい。
とりあえず、少額からでも米ドル資産の積立を再開するのが無難かな。
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