電気代値上げか!?大手電力9社赤字で今年の冬は家計直撃だよね・・・

時事ネタ・ニュース

「電力大手、9社が赤字 燃料高と円安直撃 22年9月中間決算」というニュースが流れた。

大手の電力会社10社中、9社の中間決算が純損益で赤字となっている。10社中9社となると、企業努力とかの問題ではないよね。世界情勢、世界経済の悪化に伴う赤字であり、致し方ない問題だ・・・

ニュースの概要は以下の通り。

  • 電力大手10社の2022年9月中間連結決算が1日、出そろった。
  • ロシアによるウクライナ侵攻による石炭や液化天然ガス(LNG)などが燃料価格高騰の原因。
  • さらに、歴史的な円安が経営を直撃した結果、四国電力を除く9社が純損益で赤字を計上。
  • 日本のLNG輸入の国別シェア23年3月期の通期業績見通しも、未公表の東京電力ホールディングス(HD)と九州電力を除く8社が最終赤字を予想。うち中部電力や北陸電力などは過去最大の赤字となる見込み。
  • 各社は料金見直しや経営効率化で事業環境の悪化に対応する方針。しかし、「経営環境は厳しさを増している。今後も好転は期待しづらい」との厳しい声が相次いでいる。
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電気代の今後の見通しは?電気代の値上げは確実

電力会社の経営状況は急に厳しくなったわけではない。

8月にも同様のニュースが発信されていて、その時は、10社中7社が赤字だった。なんとか耐えていた2社も赤字となり、合計9社が赤字になったということ。

残り1社も時間の問題で赤字となり、大げさかもしれないけど、このまま燃料高騰、円安が続けば電力会社存続の危機にも発展しかねないですね。

事実、大手電力会社は以下のように発表している。

  • 東京電力は、「高い燃料価格が続いていることに加えて、急激な円安が進んでいることで収支が悪化している」と述べ、国の認可が必要な「規制料金」という料金体系を含む、家庭向けのすべての電気料金のメニューを値上げに向けて見直すと発表した。
  • 東京電力以外では、北陸電力・東北電力・中国電力が規制料金を値上げする方針を明らかにしており、四国電力と沖縄電力は値上げに向けて検討を始めるとしています。
  • 一方、北海道電力・中部電力・関西電力・九州電力は、現時点では値上げは検討していない、または未定だと発表。

やっぱり、電気代の値上げは必至。確実に私達の家計を直撃し、一層の節約が必要になります。

電気代以外にも、ガソリン代、食費、日用品、住宅ローンetc・・・

ありとあらゆるものが値上げですね。ま、日本は諸外国と比べるとまだマシな方ですが、諸外国と日本の大きな違いは、日本は給料の上がらないどころか下がっているということ。

収入は減り、出費は増える。。。

ダブルパンチで生活は苦しくなる一方ですね。

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政府が「電気代負担軽減策」発表したが・・・

ということで、危機的なこの状況に対して、岸田総理は以下の対応を発表しました。

  • エネルギー価格全体で総額6兆円。ひと家族あたり、4万5000円の支援を行う。電気代の2割引き下げや、ガソリン価格の抑制などにより、来年にかけて、消費者物価を1.2%以上、引き下げていく。

こういった支援策はないよりあった方がありがたいですが、これって税金なんだよね。

将来の自分たちの子供に問題を先送りしているってことになるし、手放しで喜んで入られないですよね。

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