ファイザー・モデルナの次はアストラゼネカ社製のワクチン?最大の違いは血栓症の副作用?

健康・病気・体調など

ファイザー社製とモデルナ社製のワクチンは、mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンと言われる人類が初めて採用する手法で作られたものである。

これらのワクチン接種後、数年・数十年に渡ってなんの影響もないのか、はたまた接種した人の体に何かしらの影響を及ぼすのかはぶっちゃけ誰にも分からない。

もちろん、世界有数の頭脳を持った研究者集団や医者を始めとした医療関係者が「(多分)問題ない」と言っているから全世界的に接種が始まったわけなので、まぁ〜問題ないのだろう。(と、自分に言い聞かせる・・・)

で、私はどっちのワクチを打つことにしたのかというと、ファイザー社製である。

だけど、ここに来てアストラゼネカ社製の新たなワクチンの選択肢も出てきてしまった。

ということで、どのワクチンを打つべきなのか?の判断について、あくまでも個人的な意見、適当に収集した情報を元にどのように考えたのかを書いてみようと思う。

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ファイザーとモデルナのワクチンは何が違うのか?

ファイザー社製とモデルナ社製のmRNAワクチンは何が違うのだろうか?

そもそもmRNAワクチンとは、、、

  • 新型コロナウイルスのタンパク質をつくるもとになる情報の一部を人の身体に注射する。で、この情報をもとに人の体の中で新型コロナウイルスのタンパク質の一部がつくられるという仕組み。そして、ワクチンを接種した人が自ら作ったタンパク質を基にして新型コロナウイルスに対抗する抗体などを作ることで免疫をつける。

別の表現で説明すると、、、

  • 新型コロナウイルスが人に感染する際に利用するスパイクたんぱく質の「設計図」となるmRNAを脂質でコーティングして体内に投与。その設計図の情報をもとに細胞中で新型コロナウイルスのたんぱく質を作らせる。その結果、免疫が誘導されコロナウイルスの感染を予防する仕組み。

仕組みが難しいし、ぶっちゃけ良く分からないのだが、遺伝情報を操作?活用?することで抗体を生み出すという手法であり、通常10年以上の歳月をかけて安全性を検証するものであるが、たったの1年程度で採用を決めてしまったワクチンの製造手法なのである。

で、本題の「ファイザー社製とモデルナ社製のワクチンは何が違うのか?」だけど、基本的なシステムは同じなんだけど、mRNAの情報量や情報の内容が違っていたりするらしい。

だけど、医学や科学を知らない私がこれらの違いを詳しく知ったところでなんの判断材料にもならない・・・

ということで、2つのワクチンの効果や副反応、そして使われ方の違いを比較してみると・・・

  • 新型コロナウイルス発症予防効果
    ⇒ファイザー:95%
    ⇒モデルナ:94%
  • 感染予防効果
    ⇒ファイザー:90%
    ⇒モデルナ:90%
  • 1回目と2回目の接種間隔
    ⇒ファイザー:3週間
    ⇒モデルナ:4週間
  • アナフィラキシーショック
    ⇒ファイザー:100万回あたり4.7回
    ⇒モデルナ:100万回あたり2.5回
  • その他副反応発症率
    ⇒発熱:ファイザー<モデルナ
    ⇒痛み:ファイザー>モデルナ
    ⇒腕の腫れ:ファイザー<モデルナ
     ※モデルナアーム

簡単にまとめると、、

新型コロナウイルスの感染リスクや感染した際の各症状の発症リスクを抑える効果はどっちもそれらの効果は変わらない。求める効果は同等である。

しかし、ワクチン接種による副反応において2つのワクチンには違いがあるが、その違いは数%レベルの違いであり、どっちを打つべきかということを判断するに資する圧倒的な違いはない。

ということになる。

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次に、アストラゼネカ社製のワクチンはファイザー・モデルナと何が違うのか?どっちがいいのか?

アストラゼネカ社製のワクチンも、人類が初めて採用するmRNAワクチンと同様に新しい技術で作られるワクチンであり、「ウイルスベクターワクチン」と呼ばれる。

ウイルスベクターワクチンとは、、、

  • 新型コロナウイルスが人に感染する際に利用するスパイクたんぱく質の「設計図」となるRNAを、運び屋(ベクター)として、チンパンジーのアデノウイルスに組み込んで投与する方法。mRNA同様にヒトの細胞にアデノウイルスが感染し、体内でスパイクたんぱく質が作られ、生体の免疫が誘導され抗体が作られるという仕組み。

で、このアストラゼネカ社製のワクチンについては、大きな問題がある。

  • 新型コロナワクチンに感染した際の発症予防効果が76%程度と低い。
  • 南アフリカ型には効果がない。
  • 血栓症の副作用がある。

日本政府(厚生労働省)は、血栓症の副作用があることを大きな問題と捉え、このアストラゼネカ社製のウイルスベクターワクチンを承認しなかった。

しかし、「アレルギーがある為、ファイザー・モデルナワクチンを打てない人にも対応できる」との理由でアストラゼネカワクチンを承認すると方向転換した。

ま、アストラゼネカ社製のワクチンも使わないと、日本におけるワクチン接種が進まないってのも理由なんだろうな。

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心筋梗塞・狭心症の基礎疾患を持つ私はファイザーワクチンを打つことにします!

ということで、どのワクチンを打つべきかを判断するため、情報を収集してきたが、以下の理由から私はファイザー社製のワクチンを打つことにしました。

  • アストラゼネカワクチンは真っ先に選択肢から除外。最大の理由は血栓症の副作用があるから。
    心筋梗塞の病歴があり、現在も狭心症を抱える私にとっては、アストラゼネカワクチンの副作用である血栓症は命取りになりかねない。そのため、アストラゼネカワクチンは選択肢から除外。
  • ファイザーワクチンとモデルナワクチンは効果に差がない。で、この2つの最大の違いはモデルナアームの発症率。この発症率の違いは大きいし、漠然と怖い。
  • ちなみに、因果関係は証明されていないが、ワクチン接種後の死亡者は圧倒的にファイザーが多い。しかし、そもそもモデルナワクチンは大規模会場(集団接種)や職域接種で使われていることとから基本的に元気な人が打っているワクチンである。一方、ファイザーワクチンは管理が難しい(マイナス70度以下での保管が必要だし、薄めて使わなければならない)ことから医療機関で使用されており、基本的に病気にかかっていたり、基礎疾患がある人が多い。これらのことから、死者が多くてもそれは仕方ないことであり、ワクチンが原因とは考えにくい。

変な副作用が出ないことを祈る!
自分の判断、決断が間違っていませんように!

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