新型コロナウイルスの感染拡大がまだ止まらない。今日は連休明けということもあり、検査件数が少なかったことが理由で先週比減少となっていると思うが、この要因を除けば、連日過去最高を記録し続けている状態だ。
さて、オリンピックの開会式があった7月の3連休から2週間が経った。ここで、コロナ感染者の数が減少傾向となれば、少しは落ち着くだろうと思っていたが、全く落ち着く気配を見せない。
それどころか、過去最高を記録し続けている。
となると、現在の感染拡大は3連休中の人流が原因ではなく、デルタ株の感染力による市中感染(※)の広がりが最大の要因であり、まだまだ感染者拡大は続くことになる。
東京都での感染者数が1万人に達するのも現実的に思えてくる。。。
しかも、最悪なことに重症者も増加傾向にある為、本当に心配でならない。
そんな中、新たに大きな懸念が発生した。それは、デルタ株に続く変異株である「ラムダ株」だ。
新型コロナウイルスの新たな変異ウイルス「ラムダ株」とは?
ラムダ株とは、南米のペルーで2020年8月にペルーで初めて報告されてた変異株。
7月20日に羽田空港に到着した30代の女性から見つかった。
国立感染症研究所によるとラムダ株とは・・・
- ラムダ株が猛威を振るったペルーでは、2021年4月に1日の死者数が1,200人を超えて、5月には1日の感染者が2万人に達する日があったほどの感染力を有し、すでに流行している。
- 一方、ラムダ株のくわしい性質はまだわかっていないという。
- 感染力については、「デルタ株と同等程度の可能性がある」と指摘されている。アメリカのCDC(疾病対策センター)によると、インド型変異ウイルス「デルタ株」は、1人の感染者から5人から9.5人に感染を広げるとされており、それと同程度となれば驚異的な感染力であることが分かる。
- 既存のワクチンが効くのか、効果があるのかについては、国民の6割以上にワクチン接種が進んでいるチリでもラムダ株の感染が拡大しているという状況から、既存のワクチンの効果はデルタ株よりも下がる可能性が懸念されてる。
- ただし、チリでのワクチン接種は大半が中国製である為、日本で使われているファイザーやモデルナワクチンに効果があるか否かは定かではない。
このように、まだその詳細が分かっていないラムダ株だが、一部では変異した新型コロナウイルスのなかで、「最凶」とも言われている。これまでの変異株と比較し、感染力や重症化リスクが高いうえに、ワクチンの効力を低下させるとして全世界で警戒感が強まっているとの認識があるからだ。
そして、このラムダ株については政府が情報操作をし、発表を隠匿したなんていう悪い噂も出ている(アメリカでの報道であり、真実か否かは分からない・・・)
我々としては、ファイザーワクチン・モデルナワクチンによって、重症化リスクが抑えられることを願うしか無いかな・・・。
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