心筋梗塞&狭心症の私が1回目の新型コロナワクチンを接種してみた。副反応はいかに!

健康・病気・体調など

私は心臓病・心疾患持ち。

新型コロナウイルスに感染すると、重症化してしまい、命の危険がある部類の人間である。

その為、基礎疾患持ちとして自治体に申し出れば健康な人より優先的に新型コロナワクチンの接種を受けることができた。しかし、mRNAワクチン(ファイザー・モデルナワクチン)という人類が初めて使用するワクチンを使うことに抵抗感があり、ワクチンを打つべきか否か判断に迷っていた。

しかし、色々考えた結果、新型コロナワクチンを打つ決心ができたし、ちょうどその頃に接種券も届いたので、早速自治体のホームページで予約を行い、先日1回目のワクチン接種を行った。

心筋梗塞&狭心症を抱えるワクチン接種体験談として、誰かの参考になるかもしれないので副反応とか含めて記録を残しておこうと思う。

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心筋梗塞や狭心症の心疾患持ちはワクチン接種を勧められているが本当に大丈夫なのだろうか?

基礎疾患(持病)のある人に対する新型コロナワクチン接種に関して、厚生労働省のサイトにはこのような記述がある。(厚生労働省のサイトから一部抜粋)

  • 現在、国内で接種が進められているファイザー社と武田/モデルナ社のmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンでは、有効率90%以上という高い効果を認めている。言い換えると、発症リスクを10分の1に減らすことが期待できるわけで、基礎疾患(持病)のある方々にとって、ぜひ接種しておきたいワクチンです。
  • mRNAワクチンを接種すると、接種した部位に疼痛が生じたり、接種の翌日に発熱したりする方も少なくありません。持病のある方、とくに体調が不安定な患者さんにとって、新型コロナウイルスの感染は避けたい一方で、ワクチン接種による体への負担も心配されているのではないかと思います。
  • 接種した方が良いとは思いながらも、基礎疾患(持病)であまり効果が得られないのではないか、副反応のリスクが大きくなるのではないか、いま受けている治療に影響を及ぼすのではないかなど、不安や疑問があるかもしれません。
  • 基礎疾患(持病)のある方にとってのワクチンの有効性と注意点について、一般的な考え方としてお話しします。ただし、ご病気のことについては、お一人お一人について状態の違いがありますから、必要に応じ、主治医に相談するようにしてください。
  • ⾼⾎圧や糖尿病、喘息、肥満、心筋梗塞心不全、腎臓の病気などの基礎疾患があっても、ワクチンを接種することができます。新型コロナウイルスに感染した場合、重症化するリスクが他の⽅よりも⾼いため、こうした病気の治療等のために通院・入院されている方は、「基礎疾患を有する者」として優先接種の対象となっています。

ということで、我々基礎疾患持ちの心配ごとに対し、厚生労働省はそれを理解した上でしっかりと丁寧に説明をしてくれています。

そのうえで、主治医に相談のうえ判断することを促してはいるものの、基本的にはワクチン接種を推奨しています。

しかし、私自身はこれでも心配なことがあった。

それは、私自身の今の心臓の病状が結構ヤバいからだ。

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狭心症でカテーテル手術間近の私がワクチンを打っても大丈夫なのか?副反応で大変なことにならないよね?

先日ブログでも書いたが、私は心筋梗塞を起こして数年が経過するが、先日再発懸念が判明したのだ。

つまり、心筋梗塞一歩手前の重度の狭心症を抱えている。実は、3週間後にはカテーテル手術によるステント治療を行うのだ。

そんなカテーテル手術間近な私が、血管の90%が詰っている(狭窄率90%)の私が、心筋梗塞で心臓の約3割の領域で機能低下している私が、新型コロナワクチンを接種してもいいのだろうか?

万が一、強い副反応が出てしまったら、命の危険とか無いのだろうか?

という不安を抱えていた。

で、こんなに悩むくらいなら、さっさと主治医に相談しようと思ったのだが、新型コロナウイルス感染者拡大に伴う対応で医者が忙しいのかどうか分からないが、全く予約が取れず相談ができない・・・。

なので、1人でウジウジと悩んでいたのだ。。。

で、インターネットで色々調べたのだが、心筋梗塞や狭心症等の心疾患を抱える人達は年齢層が高いことからすでにワクチン接種を受けている人が多く、副反応で大変な思いをしたという情報は出てこなかった。そのようなマイナス情報よりも、「これで万が一コロナに感染しても重症化のリスクは低くなり、安心できる」というようなプラス情報ばかりが出てきた。

一方、ファイザーワクチン接種後に何かしらの理由で死亡した人のうち、心臓障害が直接的原因になっている人が多いとのニュース報道もある。アストラゼネカワクチンでは、一定の割合で血栓症を発症するというデータもある。心臓の血管が90%詰っている私にとって血栓症を発症するのは命取りだ。一気に血管がつまり心筋梗塞となりあっという間にあの世行きになってしまう。。。

ということで、重度の狭心症を抱える私が新型コロナウイルスワクチンを打つのはそれなりにリスクが有る。しかし、副反応の発生率やその後の死亡率と、ワクチンを接種せずに新型コロナに感染した場合の重症化リスクを天秤にかけた場合、ワクチンを接種する方が自分の命を守れる確率が高くなると判断し、今回思い切ってワクチン接種を決断した。

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接種するワクチンはファイザー社製を選んだ理由と1回目接種の副反応は!?

ちなみに、日本においては、ファイザーワクチン、モデルナワクチン、アストラゼネカワクチンの3つの選択肢があるわけだが、私はファイザー社製を選択した。

その理由は・・・

  • 血栓症の確率がダントツで高いアストラゼネカワクチンは真っ先に選択肢から除外
  • 私の周りの接種者を見る限り、ファイザーとモデルナでは、モデルナの方が「発熱、腕の痛み、倦怠感」等の副反応が強い。
  • ワクチン接種後の死亡者の数を見ると、圧倒的にファイザー製が多い。しかし、そもそも基礎疾患を抱えていたり、入院している人がファイザーを接種し、職域等で元気な人がモデルナを接種しているため、比較すること自体がナンセンス。よって、周りの人の副反応を見て決めた。

ということで、ファイザー社製ワクチンを打った結果、私が体験した副反応は以下の通り。

  1. 今回のワクチン接種は筋肉注射だが、全く痛くなかった。いつ針を刺されたのか、いつワクチンを注入されたのか全く分からないレベルで、あっという間に注射完了。
  2. ワクチンを打った後は、そのまま接種会場でしばらく待機。アナフィラキシーショックや体調変化が発生しないことを確認のうえ帰宅する。なお、普通の人の待機時間は15分だが、私は重度の狭心症を抱えていることもあり、30分の待機を命じられた。
  3. ワクチン接種から4時間後、腕に痛みを感じ始めた。と同時に、お酒を飲んだ時のように顔が熱くなり、体中が火照った感じとなり、熱を測ったところ37.8度の発熱。
  4. 6時間後、腕の痛みは強くなり肩より上に上がらなくなった。お風呂に入って髪が洗えないレベル。結構強い痛みが発生した。腕を動かさなければなんとも無いのだが・・・。一方、37.8度の発熱は治まり、36.8度と平熱よりも少し高いくらいの微熱?となった。
  5. 当日の夜。寝返りを打とうとすると肩が痛くて目が覚めるという困ったことが発生したが、その程度の副反応で終了。倦怠感や頭痛は発生しなかった。もちろん、心臓にも何の悪影響はなし!
  6. 翌日、腕の痛みは少し治まり、シャンプーできるレベルにまで回復。発熱、倦怠感、頭痛もなしで、あっけなく二日目終了。あれだけ心配したワクチン接種の副反応は全く大したことなかった。

ま、2回目のワクチン接種の副反応の方が酷いのでまだ安心できないが、今は「ワクチンを打ってよかった」というのが率直な感想である。

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