今回の緊急事態宣言も新型コロナ感染防止効果無しか。ワクチン接種と感染リスクを避けた行動を徹底するしかない。

健康・病気・体調など

昨日、菅首相と政府コロナ分科会の尾身会長が記者会見を行った。

その内容をまとめると以下の通りなのだが、この内容を聞く限り、残念ながら新型コロナウイルスの感染拡大を防止できるとは思えないね。感染防止効果は全く期待できない!

なぜなら、これまでの新型コロナウイルス感染拡大防止対策と何も変わっていないから。

ってか、第1波で発動した1回目の緊急事態宣言の時の方が色々な面で強制力が強かったからね。

大変残念ながら、今回も名ばかりの緊急事態宣言。これでは国民の行動を変える、不要不急の外出を自粛させる要素は全くなし。やっぱり、ファイザー・モデルナ・アストラゼネカ等のワクチン接種を進め、集団免疫を獲得するしか無いのかな?

なんて言っても、感染力が強い変異株であるデルタ株の出現によって、「集団免疫の獲得は困難」と海外メディアが報道してたけどね。。。

なので、詳しくは後述するけど、尾身会長が言うところの「感染リスクの高い場所を避けた行動」が必要かな。ま、ワクチン接種してもデルタ株に対する感染防止は効果が低いって言われているから、両方を徹底することが必要なんだろうね。

まだまだ新型コロナウイルスとの戦いは続くね。

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緊急事態宣言拡大・延長に伴う菅首相及び尾身会長の発言要旨(まとめ)

改めて、昨日行われた菅首相と政府コロナ分科会の尾身会長の記者会見発言要旨(まとめ)は以下の通り。

  • 緊急事態宣言の解除の時期について
    「前提は国民の命と健康を守ることができる医療提供体制の確保、ワクチンの接種状況、重症者、病床使用率などを分析し、適切に解除の判断をしていく」と発言。
  • 新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえたロックダウン(都市封鎖)の可能性について
    「諸外国のロックダウンは感染対策の決め手にはならず、結果的に各国ともワクチン接種を進めることで日常を取り戻してきている」と慎重な姿勢を示した。一方、「新型コロナという非常事態について今後しっかり検証して感染症に対する法整備も含めて幅広く検討をしなければならない」と述べ、ロックダウンよりもワクチン接種が感染収束に寄与するという考えを示した。
  • 会見に同席した政府コロナ分科会の尾身茂会長の発言
    デルタ株に感染するリスクの高い場面は基本的にこれまでと変わらない。感染リスクの高い行動を控えることで「私はある程度(感染レベルを)コントロールすることは可能だと思う」と述べた。そのうえで、「街から人が全くいなくなるような状況を作る状況はいまのところないと思う」と述べ、ロックダウンを直ちに導入する段階ではないとの認識を示した。一方、「実は我が国が直面しているジレンマというものがある」とし、「飲食店などのお店の方に制限をお願いする仕組みはあるが、利用者個人、われわれ一般市民に対してはお願いベースしかない」と指摘。「個人に感染リスクの高い行動を避けてもらうことを可能にするような新たな法的な仕組みの構築。あるいは現行法の活用も必要になってくるのではないか」と持論を述べた。
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新型コロナウイルス感染リスクの高い場面・低い場面って何?

尾身会長は、過去の記者会見で以下のように発言している。

  • 買い物に行く機会、混雑した場所に行く機会をなるべく5割(にしてほしい)。1日4回行くなら2回にする。週4回行くなら2回に。そういうことを意識してやっていただきたい。つまり、感染リスクが高い場面を徹底的に回避することが重要。

では、「感染リスクが高い場面」とはどのような場面を指すのだろうか?

感染リスクが高い場所とは・・・

  1. 普段から一緒にいない人との飲食や会合
  2. 長時間・大人数が集まる場面
  3. 混雑した場所、時間帯
  4. 休憩室、喫煙所、更衣室でのマスクを外した会話

また、政府分科会は昨年、「感染リスクが高まる5つの場面」を提示している。

  1. 飲酒を伴う懇親会など
  2. 大人数や長時間におよぶ飲食
  3. マスクなしでの会話
  4. 狭い空間での共同生活
  5. 居場所に切り替わり

そして、これらの感染リスクが高い場所、高まる場面というのは、従来型の新型コロナウイルスも変異種のデルタ株でも大きく変わらないとのことだった。

新型コロナウイルス、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置、自粛生活、マスク生活、テレワーク、etc・・・。いろんなことに疲れたり慣れたりしてしまっているけど、今一度気を引き締めて新型コロナ対策の基本行動を再徹底しよう!

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