日本でアストラゼネカ製の新型コロナワクチン接種開始。血栓症は大丈夫なのか?

健康・病気・体調など

新型コロナウイルスの第3のワクチンとして、ファイザー製、モデルナ製に続き、ついにアストラゼネカ製が日本で使用開始された。

アストラゼネカ製のワクチンは、副作用として血栓症を発症するリスクが大きな要因として、一度政府が承認を見送った経緯がある。

しかし、アレルギー等の理由により、ファイザー製・モデルナ製のワクチンが打てない人向けとして、政府が方針転換をして承認した新型コロナウイルスワクチンである。(ま、実態としてはファイザーとモデルナだけでは希望する国民に接種できるだけのワクチン数を確保できないからだろうけど・・・)

事実、大阪府で接種をスタートするが、大阪市の接種対象は原則40歳以上、しかし、アレルギーにより、ファイザー製や米モデルナ製が打てない18歳以上の市民も対象としている。

でもさ、副作用として一番懸念されているのが血栓症でしょ?

血栓症を発症すると何がマズいのかって、心筋梗塞、脳梗塞の原因になり、命の危険があるからマズいんだよね?なのに、40歳以上を対象にするってどういうことなんだろう?

通常、心筋梗塞や脳梗塞って40歳代以上から発症する病気だから、40歳以上の人がアストラゼネカ製のワクチン打つのが一番マズいんじゃないの?

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アストラゼネカワクチンの副作用である血栓症で心筋梗塞・脳梗塞の心配はない?大丈夫?

まず、厚生労働省のサイトを調べたところ、以下のような記述がある。

  • アストラゼネカ社のワクチンでは、稀に珍しいタイプの血栓症が起きるという報告がありますが、適切な診断・治療方法も報告されています。なお、ファイザー社や武田/モデルナ社のmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンでは、現時点では、同様の血栓症と関連性があると評価された事例は確認されていません。

血栓症が発生するのは確かな事実のようですね。

で、どのくらいの頻度でこの副作用が発生するのかと言うと、以下の記述有り。

  • ワクチン接種約10万~25万回に1回程度といった報告があります。ワクチン接種後1ヶ月以内に生じ、男性に比べて女性、特に若い女性の方が頻度が高いと報告されています。一般的に見られる下肢静脈等の血栓症と比べて頻度は稀と考えられていますが、注意深く情報収集が行われています。

つまり、若い人に起こりやすい副作用だから、今回は原則40歳以上としているのでしょうか?

さらに、とあるニュースでは、、、

  • アストラ製は、海外でごくまれに血栓症の発症が報告されている。福島県は血栓症の副反応が疑われる場合に備え、脳梗塞や心筋梗塞に対応できる病院とサポート体制を構築できるよう調整を進めている。

ということで、やはり副作用の血栓症から起こる脳梗塞や心筋梗塞をとても心配しており、その対策は万全に取るようですね。あくまでも、福島県はですが・・・。

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基礎疾患(心疾患、脳疾患)持ちは自分でどのワクチンを接種するのか判断しなきゃね

ということで、基礎疾患持ち(特に心疾患、脳疾患)は、アストラゼネカ製のワクチンを接種するのであれば、副作用である血栓症のリスクをしっかりと認識したうえで判断しなければなりませんが、選択肢が増えたことはいいことですね。

ま、モデルナ社のワクチンだって心筋炎の副作用があると言われているわけだし、ぶっちゃけどのワクチンを打つべきなのか?

はたまた、そもそも論として、ワクチンを打つべきか打たざるべきか・・・

ま、これはあくまでも私個人の判断ですが、以下の理由でファイザー製ワクチンを接種することにして、もう1回目の接種は済ませています。

  • 私は40歳半ばなので、アストラゼネカ製ワクチンを接種できるが、心筋梗塞の既往歴が有り、現在狭心症を発症している為、血栓症は致命傷になりかねないため見送り。
  • 次に、モデルナ製ワクチンは、副作用として心筋症のリスクがあり、更に発熱や倦怠感等の副作用がファイザーの2倍近いため見送り。
  • ファイザー製ワクチンにも様々な副作用があり、因果関係は証明されていないにしろ接種後に死亡しているケースも有る。さらに、死亡したケースの7割が基礎疾患を抱えているという調査結果もある。しかし、ワクチンを接種しなかった場合の重症化率やその後遺症を考えれば、ファイザー製ワクチンを接種したほうが得策だと判断。

以上、多くの情報を集め、自分の頭で考えて、新型コロナとどう戦うのかを判断していこう!

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