禁煙を成功させるコツ。ヘビースモーカーでもタバコをやめた方法

「禁煙するならお医者さんへ」的なCMが最近良く流れている。「すぐ禁煙」と検索を促しているが、ぶちゃけ胸くそ悪い。あのCMを見る度にイライラする。

禁煙なんか根性の問題である。意思が弱いから禁煙に失敗するのであって、禁煙したいなら医者にかかった方が良い的なCMに腹が立つ。

なぜなら、禁煙外来にかかるとその治療にかかる費用の多くには税金が使われているからだ。「禁煙治療にかかる治療費は12,000円〜20,000円程度。たったそれだけで禁煙できます」的なことを言っているが、それは、保険が適用されているからであり、一人あたり約47,000円の税金が使われている。

その人が好きで始めたタバコを自分の意志でやめられないからといって、多くの税金をつぎ込むなんて許せないと感じるのだ。税金の無駄遣いとしか思えない。

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俺はヘビースモーカーだったけど‥

禁煙治療に対してかなりの憤りを感じているわけだが、そういう俺も数年前まで愛煙家の一人だった。一日平均一箱、多い時は二箱吸っていたので、ライトスモーカーというよりはヘビースモーカーに近い状態だった。

なので、ヘビースモーカー歴は15年近かったのだが、あることを切っ掛けにタバコを止める決意をし、そしてきっぱりとやめた。もちろん、禁煙外来なんかのお世話になってはいない。医者や薬に頼ってはいない。「もうたばこは吸わない」そう自分に誓って、それを守っただけである。

すぐに禁煙を挫折しそうになったけど‥

「禁煙する」と誓った数時間後。早速、タバコを吸いたい衝動に駆られた。ニコチンが切れてくると、イライラするし、集中力が落ちてくるし、とても苦しくつらかった。しかし、タバコを吸いたくても、手元にタバコが無いのでなんとかその衝動は抑えることが出来た。

タバコを吸いたい衝動はいったんやり過ごしたが、「タバコを吸いたいという衝動」が再度俺を襲ってきた時、同じように抑えることが出来るかというと、正直その自信がなかった。

俺が始めた禁煙は、誰かに命じられたわけでもなく、また、健康的に問題があって始めたわけでもなかったからだ。

俺は、いつでもタバコを吸える状態にあった。近くのコンビニに行けばすぐにタバコを手にすることができ、体が欲しているニコチンをすぐに補充することができた。そして、タバコを吸うという行為を誰も責めることはなかった。

俺が実践した禁煙方法・タバコをやめた方法

初めは禁煙を始めたことを誰かに宣言するつもりなんてなかった。そんな事しなくても、強い意志を持っていれば禁煙できると思っていた。しかし、現実は甘かった。ニコチン中毒はかなり強敵だった。

そこで、俺は禁煙する為に作戦を立てた。いきなりタバコをやめようとしてもかなり辛いことがわかったので、タバコを徐々にやめることにしたのだ。その作戦手順は以下の通りだ。

  1. 自分が好きな時にタバコを吸える環境を排除。
    手元にあるタバコだけでなくライターを処分した。こうすることで、気軽にタバコを吸える環境を排除したのだ。
  2. 会社だけでしかタバコを吸わないと決める。
    数日間タバコをやめて気がついたのは、イライラした時に全くタバコを吸えないのがかなり辛いということだ。日常生活でイライラするのは仕事中だ。仕事でイライラし、気分転換にタバコを吸えないのがとてつもなく辛いのだ。よって、この時だけはタバコを吸えるルールを作った。
  3. 会社でも気軽にタバコを吸えない環境を構築。
    上記2の理由により会社でイライラした時だけタバコを吸うことを可能なルールとしたが、それでも気軽に吸える状況ではマズイ。よって、ちょっと厳しく、自分が少し苦手な先輩に協力を仰いだ。その先輩からのもらいタバコでしかタバコを吸ってはならないルールとしたのだ。もちろん、そのルールを守ることを先輩に誓った。こうすることで、よっぽどイライラし、タバコを吸いたくて仕方ない時にしかタバコを吸えない環境を作った。(もちろん、タダでもらいタバコをするわけではなく、その分お金は払ったけどね)
  4. 徐々にタバコを吸う本数を減らす宣言を開始。
    タバコを吸いたくなっても、先輩がタバコを吸いに行くタイミングではないと吸えないので、必然的にタバコを吸う本数は減っていく。すると、タバコを吸いたいと思う回数が減りだした。そして、禁煙作戦を開始して1か月後には、1日3本程度しかしか吸わなくても平気になった。ここで次のステップに移った、「1日1本しか吸わない宣言」を先輩にしたのだ。こうして、先輩にタバコを一箱渡し、今月はこの20本しかもらわないと宣言したのだ。
  5. 一日一本から、一週間に一本のステージへ。
    次のステップは、一気に一週間に一本と減らした。しかし、意外とこれが可能なのだ。正直に言うと、毎日タバコを吸いたいという衝動は生まれる。しかし、先輩に宣言している手前、タバコを欲しいと言えない。そして、タバコを吸いたいという気持ちよりも、先輩に対する気まずさの方が大きくなり、結果、吸わなくてもなんとか凌げるようになったのだ。
  6. いよいよ未完成な完全禁煙へ。
    ここまでくれば、タバコを吸いたいという気持ちを完全に抑えることができるようになる。強靭な精神力、強い意志を持たなくても、深呼吸しコーヒーを飲んだり、アメを舐めたり、ガムを噛んだりするくらいの行動で喫煙衝動を抑えることが可能だ。しかし、仕事でメガトン級のイライラが募った時、仕事で失敗して精神的に参った時は、やっぱりタバコに逃げたくなる事がある。それが人間ってものである。で、完全禁煙の誓いを立てておきながらそれを破ると一気に愛煙家に戻ってしまう可能性があるが、こういう時だけはタバコを吸ってもいいとルールを定めておいたのだ。もちろん、先輩からのもらいタバコだけどね。

禁煙して数年経つけど今も吸いたい

禁煙して数年経つ。しかし、今でも時々タバコを吸いたいという衝動に駆られる。イライラした時もそうだが、脂っこいものを食べた後や、天気の良い日にカフェでコーヒーを飲んでいる時などだ。

一度タバコの良さを知ってしまったこの体は、今でもタバコを吸った時の快感が忘れられないようだ。タバコを吸ってニコチンを摂取すると、快楽物質であるドパミンが放出されており、俺の脳みそがその快感を覚えているのが原因だ。

ただ、その衝動は大したこと無い。「せっかく禁煙してるから吸うのはやめよう」と一度自分に言い聞かせるだけでタバコを吸わなくても済むのだ。恐らく、今度も定期的にタバコを吸いたいと思うだろう。しかし、辛い思いをし、先輩に協力してもらってせっかくやめたのだから禁煙を続けていこうと思う。

禁煙をするかしないかは自分の意志にかかっている。「ニコチン中毒は病気だ」というけど、病気だからって税金を無駄に使い医者や薬に頼る必要はない。禁煙したいという強い意志をしっかりと持ち、周りに協力してもらえば、医者や薬の力を借りなくとも必ず禁煙は成功させることができる。

軽い気持ちで医者に行き、税金を無駄に使うのはやめよう。