雨の日のドライブは燃費が悪くなる!原因は雨の抵抗とオルタネーター

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俺の趣味はドライブ。

毎週末はもちろんのこと、平日でも仕事が少しでも早く終わろうものなら1時間〜2時間程度はドライブしてしまう。車を運転しないと禁断症状が出てしまうほどのドライブ好きだ。

本当は、毎回ドライブコースを変えていろんな場所・道を楽しみたいのだが、これだけ頻繁にドライブしていると、好きなコースができてしまう。

適度にアップダウンやカーブがあり、信号も交通量も少ないドライブコースだ。

ということで、平日に選択するドライブコースはほとんど決まっているのだが、それゆえに気がついたことがある。それは、雨の日のドライブは燃費が悪くなるということだ。

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雨の日のドライブはどの程度燃費が悪くなる?

いつも使っているドライブコースでの燃費は20km/L前後だ。

我が愛車のアウディA3セダンは、排気量1.4Lのターボエンジンなのでなかなかの低燃費である。頻繁にシフトアップ・シフトダウンを行い、エンジン回転数も3千〜5千回転まで引っ張って運転しているのだが、信号が少なくほとんど止まることがないのが高燃費に貢献している。

話は少しそれてしまったが、晴れた日や曇の日の平均的な燃費は19.5〜21km/Lなのに対し、雨の日は18〜18.5km/Lまで落ちてしまう。

約1割の燃費ダウンとなってしまうのだ。

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燃費が悪くなる原因は転がり抵抗

なぜ雨の日のドライブでは燃費が悪くなるのか?

あまり深く考えなくとも理由は明確。道路・路面が濡れていたり水たまりになっているんだから当たり前だよね。水の上を走るんだから、タイヤが抵抗を受けて車が前に進む力をロスしているのが原因。

雨に濡れた道路でボールを転がすのとイメージは同じ。いわゆる転がり抵抗ってやつ。

しかし、原因はどうもこれだけではないらしい。雨の日は湿気が多く窓が曇ってしまうのでエアコンを使う。また、ワイパーも当然作動しっぱなしで、これも燃費を悪くする原因になっているらしいのだ。

つまり、エアコンやワイパーが電気・電力を消費することで、発電機であるオルタネーターが作動しっぱなしになる。オルタネーターはエンジンの力で動いているので、エンジンに負荷がかかり燃費悪化につながるということ。

雨の日のドライブで燃費が悪くなる理由は、「濡れた路面、道路にできた水たまりによる転がり抵抗」と「エアコン・ワイパーを使うことによるエンジン負荷の増大」ということになる。

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雨の日のドライブで燃費向上させるためには?

雨の日のドライブで燃費が悪化する原因はわかったが、燃費を向上させる対策はあるのだろうか?

まず、エアコンやワイパーを使用することによる燃費の悪化対策だが、これはどうしようもない。エアコンを切って窓が曇ったり、ワイパーを切ったりスピードを遅くしてしまって前が見づらくなってしまっては、快適なドライブができなくなってしまう。

こんな対策を取るのは安全上絶対にやってはいけない。車を運転するうえで視界を確保するのはドライバーとしての義務・絶対条件である。

次に、濡れた路面や水たまりによる燃費の悪化だが、これについては多少は対策があり、燃費向上を行うことができる。それは、なるべく乾いた路面を走るということ。乾いた路面というより、水が溜まった部分を避けるということかな。

舗装された道路でも、地面の変形やタイヤによる摩耗でできた轍(わだち)がある。そして、雨の日はその轍に水がたまり深くなっているので、轍を避けてドライブすれば多少は燃費向上につながる。

ってか、これも安全対策上必要なことだね。水たまりの上を車で走ると、ハイドロプレーニング現象により、最悪車がコントロールできなくなりスピンしてしまう。大事故に繋がりかねない危険な状態になる。

こう考えると、雨の日のドライブで燃費を向上させる対策なんて考えるべきじゃなかったな。事故を起こさないためにも雨の日はドライブをしないってのが一番の対策だな。

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