アウディTT クーペ 1.8 TFSI購入記。試乗したら値引きが凄くて買っちゃった。

アウディ 趣味・ガジェット他

プレミアムコンパクトカーへの買い替えを検討し、いろんなディーラーに行っては試乗しまくる。そして見積もりをもらい、値引き交渉をして値引き情報を持ち帰ってくる。そんな週末のディーラー巡りが最近の趣味。

さて、そんな趣味にもお別れを告げる時がやってきた。とうとう、買い替える車を決定してしまった。しかも、当初予定していたプレミアムコンパクトカーではなく、バリバリのスポーツカー。それはアウディTT。スポーツカーって言うより、スポーティーカーかな。。。

スポンサーリンク

アウディTT購入記

当初の計画から変わったのは車種だけではない。アウディTTに変更したことで値段も予定外。予定していた購入金額の2倍まではいかないけど、それくらい予算オーバーしちゃったからね。こんな高い買い物を二つ返事でOKしてくれた嫁さんに感謝。本当に気前がいい男前な嫁さんだと惚れなおした。

さて、嫁さんを惚れ直した話しは置いといて、俺はアウディTTクーペ1.8 TFSIに試乗した瞬間、完全に惚れてしまった。アウディTTに恋に落ちた。

車の購入を決める要素としては、値段・外見・使い勝手・燃費・安全性・走行性能・維持費・値引きとか色々あるけど、今回はそんなものほとんど考えずに購入を決めてしまった。

理屈ではない、理論的に説明できない。アウディTTにときめいてしまったのだから。男にとって、車は女性に似ているのかもしれない。惚れてしまえば、理由なんてどうでもいいのだ。好きになったらおしまいなのだ。

スポンサーリンク

欲しかったけどただの憧れだったアウディTT

現行のアウディTT クーペ 1.8 TFSIを見たのは、7年ほど前だった。道ですれ違ったのだ。精悍なマスク、コンパクトなボディー、そしてキュートなおしり。

あの時一目惚れした。しかし、TTの車両本体価格はグレードが高いやつになると700万円もする超高級車。俺にとってはポルシェと同じ。欲しいけど、決して手は届かない憧れの域を出ない車だった。だから、現実的に購入を検討することもなかったし、試乗をしたいとさえ思わなかった。

スポンサーリンク

俺の年収では購入できない価格だけど・・・

ってことで、現実的に車を購入する時にアウディTTを候補に入れることなんてなかった。でも、たまたま試乗車に出会い、たまたま暇だったので試乗して、たまたま時間が開いていたので見積もりを取った。見積をもらったのはぶっちゃけ冷やかしだった。

すると、たまたまアウディTTがフルモデルチェンジする噂が流れる時期であったことから値引きが想定以上。ネットで調べてもこれ程の値引き情報にはなかなかお目にかかれない。

しかも、グレードが一番低いものでも、ナビやバイキセノンヘッドライトが標準装備。追加のオプション無しで乗り出せるくらい装備が充実している。

この瞬間、憧れが憧れでなくなり、現実味を帯びてきた。と感じた瞬間。アウディTTを手に入れたくて仕方ない衝動が襲ってきた。

ま、値引きが想定上で追加オプションが不要だと言っても、当初想定していた車の買い替え費用は300万円前後。その当初予算を150万円以上超えてしまう。俺の年収では、とても手を出してはいけない領域だと分かっていた。

スポンサーリンク

車を選ぶ理由は理屈じゃなくなった

しかし、間近でアウディTTの精悍なマスク、コンパクトなボディー、キュートなおしりを見てしまった俺は理性がなくなっていた。試乗をして、その力強さ、機敏な走り、スポーティーな乗り心地を経験してしまった俺にはアウディTTを買うための理由探ししか出来なくなっていた。

本来であれば、見積書をもらって帰り、各項目に記載されている価格を細かくチェックしたり、ガソリン代や保険料、車検代などを考え、向こう5年間で発生すると考えられる車の維持費なんかをじっくり考え購入の是非を決めるのだが、そんなことは頭から吹っ飛んでいた。

「アウディTTクーペ1.8 TFSI が欲しい!どうすれば嫁にOKをもらえるだろうか?」

そんなことで頭がいっぱいになっていた。「恋は盲目」まさにそんな状態になってしまっていた。

もちろん、一方で心配性の俺はこんな事も考えていた。

  • こんな高い車買っちゃっていいのか?本当に大丈夫か?
  • これ輸入車だぞ、外車だぞ?維持費高いんじゃないのか?
  • 輸入車って壊れやすいんじゃかかったけ?壊れたら修理費用凄い高いぞ?
  • 後部座席あるけど、ぶっちゃけ人乗せれないよ。ただの荷物置きだよ?
  • 次期アウディTTってもすぐ発表なんだろ?それ待ってもいいんじゃないの?
  • 値引きがすごい金額だけど、その分リセールバリューとかも低いんじゃね?

しかし、いい女(TTのことね)を目の前にした俺は、こんな不安を簡単に蹴散らしてしまい。このいい女をものにすることだけを考えるようになった。

  • 高いけど、10年以上乗るから大丈夫。
  • 輸入車の維持費は高いかもしれないけど、数万程度でしょう。
  • 壊れやすいかもしれないけど、5年保障に入るから壊れても大丈夫。
  • 後部座席に人乗せることなんて、滅多にないじゃん。家族旅行するならレンタカー借りちゃえばいいよ。
  • 次期アウディTTはもっといいかもしれないけど、悪くなるかもしれない。さらに、フルモデルチェンジ後は故障や不具合も多いだろうし、値引きもないから、新型より現行アウディTTの方がいいに決まってる!
  • 値引きが多い=リセールバリュー低い?そんなのどうでもいいよ。乗り潰すから。

本当に自分に都合のいい解釈ばかり。人間って第三者的な客観的判断ができなくなると本当にヤバイな。と冷静になった今は思う・・・。

スポンサーリンク

嫁さんが背中を押してくれた

ということで、俺は思い切って嫁さんにアウディTTに買い替えることを相談した。当初の予算から150万円以上オーバーするから、当たり前のように駄目だしされると思った。しかし、嫁さんの反応は違った・・・

「TTねぇ〜。いいんじゃないの?今しか乗れない車だしね。買っちゃえば?」

まさに想定外。自分が理性を失ったことも想定外だったが、それ以上の想定外の出来事である。そして、この反応で俺は一気に冷静になった。

「でもさ、450万だよ。妥協して300万クラスの車、例えばミニワンとかアウディA1とかフィアットとか買えば、150万で豪華な旅行とか美味しいもの食べたり出来るんだよ。あと、ハイブリットでも電気自動車でもないしさ。あと、輸入車だから維持費高いかも知れないし・・・。それに、貯金も結構減っちゃうしさ。」

さっきまでアウディTTを買うことだけを考えていた俺の思考回路が逆転。買ってはいけない理由を述べ始めた。すると、嫁は・・・

「え?欲しいんだよね?気になってるのはお金のことだけだよね?じゃー、私がヘソクリから150万出せば買う?」

もう、何と言っていいのやら。俺の嫁さんがこんなに男前だったとは・・・。本当にいい嫁さんもらったなぁ〜。ってことで、嫁さんの一言で購入決定。すぐに、Audiの営業マンに電話してアウディTTの在庫車両を押さえてもらうことにした。

いやぁ〜。人生で一番高い買い物をしたんだけど、値引きが想定以上だったからといって、こんなに短期間で決着して良かったのかどうか今も悩んでる。でも、アウディTTで色んな所にドライブして、嫁といろんな思い出を作れたら、安い買い物になるだろうから、週末はどんどん色んなところにドライブで出かけよう。

ちなみに、当然だけど嫁にヘソクリから援助してもらわなかった。代わりに、俺の独身時代に貯め込んだなけなしのヘソクリを購入資金に当て、家計へのダメージは比較的軽微に押さえ込んだ。

以上、アウディTTの購入記でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました