40代でアーリーリタイアするにはいくら貯金が必要?

毎日5時台に起き、満員電車に揺られ、23時まで働く毎日・・・。

かろうじて土日は休みでプライベートな時間として過ごすことができているが、平日はほぼ全てを仕事に捧げる毎日。つまり、人生の約70%の時間は仕事に捧げていることになる。ま、働いてお金を稼がなければ行きていけないので、仕方ないといえば仕方ないのだが・・・。

時々、こんな人生でいいのだろうか?と疑問を持つことがある。

「会社に縛られる人生で良いのか?」「プライベートよりも仕事を優先する人生でいいのだろうか?」「毎日毎日、好きでもない仕事に時間の大半を費やす人生で良いのだろうか?」「満員電車のストレスから開放されたい」「毎日5時間の睡眠じゃ足りない!毎日7時間は寝ていたい!」と。

スポンサーリンク

アーリーリタイヤするにはいくら貯金があれば良い?

もし仕事から開放されたいのであれば、最も良い方法は”アーリーリタイヤ(早期リタイヤ)”である。定年を待たずに退職し、無職となってしまえば、人生の全ての時間を自分の好きなことをやる時間に充てられる。満員電車、上司や部下との人間関係などのストレスから逃れ、ストレスフリーな人生を送れるはずだ。

しかし、その代わりにお金を稼げなくなる。お金を稼げなければ、食べ物に困るし、住居にも困る。どれだけ自由な時間があっても、好きなことをするためのお金がなければ、それこそ悲惨な人生となってしまう。

では、いくら貯金があれば、アーリーリタイヤしても楽しい人生を送ることが出来るのだろうか?

もちろん、自分のやりたい事(趣味等)にどの程度のお金をかけるかによって必要な貯金額は変わってくる。ってことで、取り敢えず、生きていくのに最低限の貯金額を考えてみたい。

【前提】

  • 40代男性の一人暮らしと仮定。
  • 住まいは東京。1DKか1Kに住むと仮定。
  • 趣味などの余暇費用は一切使わないと仮定。

【1ヶ月に必要な生活費】

  • 家賃:80,000円
    ※7万円前半の賃貸+更新料の積み立て
  • 光熱費:9,000円
    ※電気代:3,500円
    ※ガス代:2,000円
    ※水道代:1,500円
    ※下水道代:2,000円
  • 携帯代:7,000円
    ※インターネットはスマホのデザリングで代用
  • 散髪代:1,500円
  • 生活用品代:3,000円
  • 食費:45,000円
    ※1日1,500円×30日
  • 交際費:15,000円

以上、合計は160,500円となるが、衣料費や突然の病気による出費等を考えると、1ヶ月の生活費は18万円程度は欲しいところである。つまり、年間にすると約220万円となる。

日本人男性の平均寿命は80.5歳だが、余裕を持って90歳まで生きると仮定すると、あと50年生きることになる。となると、40歳の男性が90歳まで生きていくために必要な金額は、220万円×50年=1億1千万円となる。

40歳の時にアーリーリタイヤしようと思うと、1億1千万円必要なのか・・・。絶対無理だな。

では、仕事を辞めた後に無職にならず、アルバイトで月10万円程度稼ぐとするとどうだろうか?もちろん、ずっとアルバイトを続けるわけには行かないだろうから、60歳までアルバイトで気楽に働くと仮定する。

40歳〜60歳の20年間、毎月10万円稼ぐとするとその収入は2,400万となる。よって、1億1千万円ー2,400万円=8,600万円となる。やっぱり、途方も無い金額だ・・・。

この日本において、40代でアーリーリタイヤするなんて一部の大金持ちじゃないと無理なんだろうな。でも、田舎に移り住んで安い家賃で暮らすとするならばどうだろうか?

家賃8万円を4万円くらいに抑えることは可能だろう。となると、1ヶ月の生活費は4万円下がることになる。年間だと48万円、50年間だと2,400万円だ。ということは、90歳まで生きるために必要な生活費は8,600万円ー2,400万円=6,200万円となる。

やっぱり無理だな(汗)

でも、アーリーリタイヤ後にアルバイト等で働き続け、国民年金の保険料を支払い続けたらどうだろうか?その場合、今の基準で考えると65歳から毎月5万円の年金支給を受けることが出来き、65歳から90歳までの25年間でもらえる年金支給額は1,500万円。

よって、6,200万円−1,500万円=4,200万円となる。

アーリーリタイヤ後にアルバイトで働き続けるとしても、4,200万円もの大金を貯金しないかぎり無理なのね・・・。

諦めて、働き続けるとするか・・・。