一生独身のメリットとデメリット。誰にも邪魔されないということは誰にも頼れないということだ!覚悟はあるか?

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私は、40代のバツイチ独身男性。よって、以下4パターンの生活を経験してきた。

  1. 親元で家族と暮らす生活
  2. 親元を離れた一人暮らし
  3. 結婚生活(嫁さんと二人だけ/DINKS生活)
  4. 結婚生活を経験したうえでの一人暮らし

これに、「子供がいる生活」をしていれば、ほぼコンプリートなのだが、子供がいるのに離婚して子供と一緒に暮らせなくなったり、子供と会えないのはかなり辛いだろうから、それは経験しなくてよかったとも思うが・・・

さて、こんな私だからこそ、結婚のメリットとデメリット、そして独身のメリットとデメリットを両方理解している。実体験として学習している。

で、結婚生活と独身生活はどちらが良いのか?

正直、その結論は出ていないのだが、未だに再婚せずに二度目の独身生活を満喫していることを考えると、独身生活の方にメリットを感じていると言わざるを得ない。

このまま行けば、私はこれから先の人生を一生独身、生涯独身で貫くことになる。(結婚歴がある人のことを”一生独身”とか”生涯独身”とか言わないが、これから人生でってことね)

しかし、その考えも少し揺らいできている。よって、今の自分の本音・思い・もやもやを書き出してみようと思う。

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一生独身のメリットは「誰にも邪魔されない生活・人生」を手に入れること

「独身のメリットとは何か?」

人からこう質問された時、自分はどう答えるだろうか?

以下、思いつくままに羅列してみるが、それらのメリットを一言で表すならば、「誰にも邪魔されない生活・人生が送れる」ということである。つまり「自由って最高!」ってことだ。

自分の時間もお金も自由に使える。

これは、誰もが考えるメリットでしょう。

  • 土日にいくらでも寝ていられる。反対に遊び呆けてもOK
  • 好きな時に好きなものを食べられる
  • 自分がやりたいことをやりたい時にできる
  • やりたくないことはやらなくていい
  • 好きなテレビ・映画をいくらでも見ていられる
  • 趣味にどんなに時間とお金を費やそうが文句を言われない
  • etc・・・

特にお金についてはメリットが大きい。

結婚した方が家賃や光熱費などの固定費が割安になり、生きていくために必要なお金が節約できるという事実もある。

しかし、残念ながら今の日本においては男性の方が収入が高い。よって、あくまでお金の面だけ考えると、結婚によってお金の負担が増え、自由度が下がるのは女性よりも男性である

まぁ〜、この金銭的負担を割り切ったとしても、生活がお小遣い制になったり、お金を使うのに妻の許可をとったり、家族会議で承認を得たりなんていう制約が課せられるのはデメリットだ。

恋愛も自由

個人差が大きいでしょうけど、既婚でなければ恋愛は自由

40代になろうが、50代になろうが人は恋愛するでしょう。結婚してても嫁さん以外の人を好きになっちゃうこともあるでしょう。

そんな時になんの制約も縛りもなく、新しい恋に走ることができるのはメリットと言えば、メリットかもね。浮気とか不倫とか不貞行為って責められることないしね。

私は恋多き男ではないし、モテないのであまりメリットとして感じませんが・・・。

失うものも責任もないので怖いものがない!

40代バツイチ独身男性の私は、東京都内でも1ヶ月あたり17万円で生活しています。

もちろん、それなりの年代なので、毎月の給料から生活費17万円を差し引いた可処分所得はかなりのものであり、そのお金は自由に使えるんです。ま、無趣味なのであまり使わず、せっせと貯金していますが・・・。

よって、自分の生活スタイルから考えると、今の私は稼ぎすぎ。年収が大幅ダウンしようが、ボーナスカットされようが、全然平気です。

最悪、リストラされたとしても転職先さえ見つかれば十分生きていけます。何ならアルバイトでも生きていけるでしょう。

もし、家庭を持っていればこんなにお気楽に考えてはいられません。家族を養う責任がありますからね。お給料カットとか残業代が減ってしまうくらいの小さな変化で、死活問題となる可能性だってあります。

一家の大黒柱って、それだけの責任を負っていて、責任を果たせなければ失うものも大きいんですよね。

「守るべきものがある人」と「失うものがない人」。考え方によっては、後者の方が前向きな人生を送るという意味で前者はデメリットかもしれないけど・・・

守るものがある人は強い?それとも失うものがない人の方が強い?
「守るものがある人は強い」と言うが、一方で「失うものがない人は強い」とも言う。 一体、どっちの方が本当に強いのだろうか? この2つの言葉は相反する。 「失う物が無い」ということは「守る物が無い」ということ。つまり、この言葉は正反対の言葉。に...

仕事に没頭もできるし、怠けることできる

仕事と家庭どっちが大事なの?

夜のお父さん方が奥様方に責められる時によく聞く言葉ですね。かく言う私も嫁さんに何度か言われたことありますけど・・・。

この言葉って回答が難しいですよね。仕事をしっかりやって、昇格して、お金を沢山稼ぎ、結果として家族を養う責任を果たしたい、家族にお金で不自由な思いをさせたくないという思いから仕事を優先することもあるんですけど、それが返って家族に寂しい思いとかつらい思いをさせちゃうわけですから・・・。

でも、一人ならそんな悩みとは無縁。

仕事したければすればいいし、したくなければしなくても良い。プライベートだけではなく、仕事の面においても独身者のほうが融通がきくし、メリットが大きい。

面倒な親戚づきあいは不要

結婚は当人同士だけではなく、家族と家族をつなぐもの。

結婚すれば、両親の数も親戚の数も倍になります。その分、ぶっちゃけ面倒なことも倍になる。特に嫁さんの両親や親戚との付き合いは気を使いますよね。

一生独身ならば、この面倒な親戚付き合いとは無縁でいられます。

これは、地味であるものの結構大きなメリットかもしれませんね。

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生涯独身のデメリットは「誰にも頼れない生活・人生を送る」ということ

次に、生涯独身のデメリットを挙げてみる。

これも一言で表すならば、「誰にも頼れない生活・人生を送る」ということである。

孤独との戦い

離婚後、一番つらかったのはこれ。

結婚生活には色々と面倒なこともある一方、誰かと常に一緒に入られる。しかも、好きな人と一緒に生活できるというのは、とても幸せなことです。

ベタな表現ですが、「幸せは2倍、悩みは半分になる」は本当です。

ま、結婚生活を正しく表現すると「幸せは2倍、悩みは半分、自由は3分の1、面倒臭さは2倍になる」だとは思いますけど・・・。

もちろん、一生独身でも恋人がいたり、友達がたくさんいれば孤独とは無縁の生活も可能かもしれません。ただ、年を追うごとに恋人も友達も作るのが難しいんですよね。(その詳細は以下のブログ記事で)

友達も恋人もいない、家族もいない40代独身男性は生きる意味あんのか?
私は40代独身。 友達がいない、恋人がいない、もちろん嫁さんも家庭も持っていない。という、とても寂しい男である。 30代後半で10年の結婚生活にピリオドを打ち、それから2年が経過したが未だに友達もできないし、ましてや彼女もできない。 この2...

病気をした時や老後が心配

独身を謳歌できるのは、健康な体があってこそ。

健康な体がなければ、いくら時間とお金に余裕があっても、それらを使うことが出来ない。それどころか、病気で入院した時や老後に体の自由が効かなくなった時、自分の面倒を誰も見てくれる人がいないのはマジで最悪。

老後であれば、老人ホームに入ることで解決は可能かもしれない。また、前もって自分で準備もできるしね。もちろん、その場合はそれなりの金銭的蓄えが必要になるが・・・。

でも、40代ともなると体調不良や重い病気なんかで急に入院する可能性も高くなる。でも、その場合見の周りの世話は誰がしてくれるのだろうか?

ま、最低限の世話は病院で看護師さんがやってくれるだろうが、あくまでも必要最低限。細かい部分とか、それこそ病気で弱ってしまったメンタル面の支えまではしてくれない。

病気なんかで弱った心を癒やしてくれるのはやっぱり家族んだろうな。と思う。

周囲の目・世間体

周囲の目とか世間体は気にしなければデメリットにはならないが、40代ともなると結婚していて当たり前的な質問をされることが多くなってきた。

そして、毎回その会話が面倒臭い・・

「休みはご家族でどこ遊びに行ってたんですか?」とか「お子さん何人ですか?おいくつですか?」とか、家族&子供がいる前提で会話を持ちかけられることが多々ある。

「私バツイチ独身で子供もいないので・・・」毎回こう答えて気まずい雰囲気になるのが面倒臭い。

また、私が独身だと知っている人や親戚からも、「いつ結婚(再婚)するんだ?」「いい年なんだから身を固めろ」「子供作るならもう時間ないぞ」「跡取りどうするつもりなんだ」とかね。。

流石に50代になれば、こんなことも言われなくなるかもしれないが、しばらくこういった面倒臭い会話に付き合わなければならないと思うと憂鬱になる。

自分の遺伝子を残せない、家系を絶やす罪悪感

一生独身でいるということは、子供を持たないということ。

ま、結婚しても子供は作らず、DINKSで自由気ままに過ごすライフスタイルの人たちもいるでしょうけど、私は自分の遺伝子を後世に残さない、家系を自分の代で絶やしてしまうという罪悪感が拭いきれません。

両親やご先祖様に申し訳ない気持ちがずっとあります。しかし、未だに子孫を残すという行動に移れないのも事実。

結婚することと一生独身でいることのメリットとデメリットの狭間で悩み続けている大きな理由の一つになっています。

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「独身のデメリットを負う覚悟はあるか?」という葛藤

さて、この記事を書くにあたり過去のブログ記事を見直したところ、離婚直後に独身でいることのメリット・デメリットについて書いていた。

離婚直後に書いた記事なのでかなり感情的に書いてあるけど・・・

離婚して思うこと。後悔、幸せ、お金、責任、生活、老後、将来etc・・・
離婚して数ヶ月が経った。 今の率直な気持ちを言葉にするならば「後悔」だ。 一方、妻を養う責任が無く、時間もお金も自分の思い通りに使えるため「自由」とも言える。 後悔と自由の間で心は揺れている。 とにかく、離婚を経験して色んな事を考えるように...

この頃と比較すると、今は一生独身でいることについてある程度冷静に考えられるようになっている。しかし、結論が出せるかと言うと、そこまでは至っていない。

ここまで自分の考えをまとめてきても、まだ悩んでしまう。どちらかと言うと、独身のメリットに魅力を感じている自分がいるのは確かだが・・・。

だた、今後の人生で一生独身を貫くとすれば、「誰にも頼れない人生」を覚悟する必要があることは分かった。

でも、その覚悟があるかといわれると「ない!」。

人は一人で生きていけないのは十分分かっている。だからこそ、誰にも頼れない人生に大きな不安を感じてしまう。

しばらく、葛藤の日々は続く・・・。

でも、40代のバツイチが再婚できる確率考えると、そう簡単なものじゃないし、結構努力も必要なんだよね。

40歳の俺に再婚の可能性はあるかな?再婚者の割合は26.8%!
厚生労働省が日本人の結婚に関するデータを発表した。 その中に、離婚して間もない私にとって、とても興味深いデータがあった。 それは、初婚と再婚の割合だ。2015年のデータだが結果は以下の通り。 夫婦共に初婚・・・73.2%夫婦どちらか一方が再...

このままズルズル考え続け、気がついたら取り返しがつかないことになりそう・・・。

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