離婚して一人ぼっちになったけど孤独に慣れてしまった。まだ40代なのにこれで良いのか!?

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離婚してかれこれ数年が過ぎ去った。

そして、一人ぼっちの生活に完全に慣れてしまい、孤独をなんとも感じなくなっている自分に気がついた。というか「孤独を愛する痛い男」になっている・・・。

というのも、十数年ぶりに友達と呼べる存在ができたのだが、「友達と会う約束をするのが面倒臭い」と一瞬だがそう感じてしまったのだ。

40代の中年男性とプライベートをともにしてくれる友達に対して、本当に申し訳ない気持ちを抱くとともに、どうしても面倒臭いという感情が抜けない・・・。

ただ、会ってしまえば面倒臭いとか全く思わず、楽しい時を過ごせる。

だけど、次会う約束をすることを考えると面倒臭いと思ってしまい、自分から相手を誘おうとも思わない。

  • 「会えば会ったで楽しい。でも自分からは面倒で誘いたくない」

この感情は一体何なのだろうか?

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離婚後は一人ぼっち・孤独が辛いと感じていた。

離婚後は孤独に耐えられず、発狂しそうな時期もあった。

転勤で田舎から出てきた私には東京に友達がいない。転勤を機に結婚したこともあり、東京での生活はずっと嫁さんと一緒だったので、友達を作る必要もなかった。

で、結婚生活10年目を迎えた時、私は突然嫁さんに捨てられてしまい、完全に一人ぼっちになってしまった。

離婚後3ヶ月位はとても辛かった。

  • 帰宅しても家は真っ暗。
  • 一日の出来事を聞いてくれる相手がおらずストレスがたまる。
  • 土日になれば部屋に引きこもり、一言も言葉を発さない。
  • テレビを見ても、映画を見ても、感想を分かち合う人がいない。すべて自己完結。
  • 喜びも悲しみも苦しみも分かち合う人がおらず、何をする気にもならなくなる。
  • 「このままずっと一人かも?」と考えると不安と孤独に押しつぶされそうになる。
  • とは言え、新しい友達や恋人を作る気にはならない。
  • etc・・・

振り返ってみると、「この世の終わり」と言わんばかりのネガティブ思考になっていた。

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次第に一人ぼっちに慣れ、孤独を感じなくなったと同時に友達や恋人を欲しいと思い始めたが・・・

離婚後3ヶ月が経過した頃は、一人ぼっちの環境にも慣れ、孤独を感じなくなっていた。

人は新しい環境に慣れるのが早いものですね。

で、離婚して自由な時間もお金を手に入れた私は、次第に新たな人生を楽しもうというポジティブな気持ちになっていった。

もちろん、「新たな人生を楽しむためには、友達とか恋人が必要でしょ!」と考えた私はどうにかして新たな人間関係を開拓しようと考えた。

しかし、好きな時に好きなことをし、好きなものを食べ、好きなだけ寝ていられるぐうたら生活が楽しくなっていて、しばらくこの生活を満喫することを選択した。

ま、離婚の財産分与で貯金がすっかりなくなっていたこともあり、40代独身男性として恥ずかしくないだけの貯金をするために、節約するなら一人で生活するのがベストだとも思っていたしね。

ということで、一人ぼっちな生活を敢えて継続することにした。

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気がつけば一人ぼっちな孤独生活は4年。自由に価値を感じるようになった。

ぶっちゃけると、友達も彼女も作らず、一人ぼっちな生活を送るのは2年位だと思っていた。

しかし、気がつくともう4年が経過・・・。

想像以上に時間が経過していた。

これだけ長い間、誰かと一緒に過ごすことを避けて一人でいると、完全に孤独に慣れてしまう。

もちろん、ふとした瞬間に「40代にもなって一人か。俺って孤独だなぁ〜」なんて考えることもあるが、そんなものは一瞬。

寂しいとか辛いとか苦しいなんて感情を伴わず、ただ冷静に「俺は一人。でも、自由って最高」と一人や孤独だからこそ得られる自由に価値を感じるようになっていた。

40代になっても、価値観とか人生観って変わるもんなんだね。

昔は、友達がいない人、恋人や家族がいない人、土日を家に引きこもって過ごす人をかわいそうなんて目で見ていた。

つまり、豊かな人間関係(数の問題ではなく深いつながりや絆)こそが人間を幸せにすると言う価値観を持っていたのに、それらを捨てるこで得られる自由に価値を感じるようになるなんて思ってもみなかった。

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死にかけたことで価値観にまた変化が・・・

そんなこんなで、友達や恋人を作らず、自由を得るために敢えて一人ぼっち・孤独を貫いてきたのだが、先日急性心筋梗塞で入院し死ぬ目に会ったことで、価値観が変わり始めている。

マジで死を意識し、でも生還できたという特別な体験をしたことにより、一時的に感傷的になっているのかもしれないけれど、この4年間で一度も感じていない新たな感情が湧いている。

  • 一人は辛い、寂しい、苦しい、ってか怖い。

死を意識する特別な体験から湧き出た感情なので、冷静に表現できないが、「一人で死ぬ」ということに対して、漠然と不安や恐怖を感じている気もする。

離婚して、再婚もせず、一生独身でいることや孤独でいることに対する漠然とした感情と向き合うため、敢えて文章にしてみたのが以下のブログ記事。

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ってことで、結局答えは出ていないのだが、まずは友達や恋人を作るための行動に出てみた。

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まずは友達を作ってみたが、会うのが面倒臭いと感じる自分がいる

もう十数年も新たらしい友達や恋人を作る経験をしていなかったので、「どうやれば友達ができるのだろう?」と悩んだが、友達を作るのって以外と簡単だった。

ごちゃごちゃ考えず、自分から誘っちゃえばいいだけなのだから。

昔、友達や再婚相手はどうやって探すのだろう?と考えてみたことがあったが、考えるより実行あるのみですね。

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でも、知り合い程度から本当の友達関係や恋人関係に発展させるには、それ相応の時間が必要。いくら価値観が近くて気が合う人でも、一定の時間をともに過ごさないと深い人間関係は築けない。

そう思っているし、自分では深い人間関係を築きたいと思っているのに、4年以上も自分の好き勝手に、気が向くままの生活をしていたせいか、人とプライベートな時間を共有することに対して抵抗感を感じてしまう。

自分の自由が侵されているというか、約束すること自体が自由を奪われ、束縛されると思ってしまうのか・・・。

ってことは、「やっぱり私は豊かな人間関係よりも自由の方に価値を感じているのだろうか?」と悩み、「約束が面倒」「約束が憂鬱」とネットで検索してみたら、私と同じように感じてる人が沢山いるんですね。

なかには、好きな人とのデートの約束が面倒臭いなんて訳の分からない感情を抱く人まで・・・。

ということで、私が抱く面倒臭いという感情は、価値観が云々なんていう大げさな心理状況ではなく、誰もが抱くただ単に面倒臭いという怠け心ということにします。

こんな私でも受け入れてくれて、信頼関係が築ける友人・恋人できれば、新たな価値観が自分の中に生まれるんだろうな。

40代は立派な中年だし、悪く言えば初老。

でも、この先の人生はまだ長いしね。今の価値観・人生観で一生孤独な生活を決めるのは、良い気がしないので、しばらくは友達づくりを頑張ってみよう。

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