緊急事態宣言発令。公平性を保ち、不平不満を無くすことは出来るのか?

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新型コロナウイルスの第3波を受け、いよいよ2回目の緊急事態宣言が迫ってきた。

1回目の緊急事態宣言の時は、日本社会全体も自分の身近なコミュニティー(会社とか学校とか)も大混乱。走りながら様々なルール・制度を作り対応してきた。

つまり、1回目の緊急事態宣言では「人命を守りつつも、人々の最低限の生活を維持するための経済活動は継続する」という大きな目標を掲げて対応。そして、国民、県民、市民、取引先、お客様、従業員、etc・・・、様々な人達からの不平不満、文句、クレーム、要望、提案なんかを取り入れながらそれぞれの組織のリーダーたちは対応してきた。

だから、誰もが納得できるような公平性が高い制度やルールができていたかというとそうではなかったと思う。でも、誰もが予想だにしない事態だったからこそ、そこまで大きな不平不満にはなっていなかった。もちろん、不平不満を持ってる人は大勢いただろうけど、誰しもが「仕方ない」という感情を持ち、理不尽と感じる自分の境遇を受け入れざるを得なかったと思う。

しかし、第2回目の今回はそうは行かない。

新型コロナウイルス感染拡大の第2波、3波が来るのは分かっていたことであり、それに向けて十分ではないにしても対策を練る時間はあったわけだからね。

さて、国レベル、地方自治体レベル、学校レベル、会社レベル、etc、、、それぞれ今回の緊急事態宣言を大きな混乱なく乗り切ることは可能なのだろうか?

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国・自治体レベルで発生する不公平感

そもそも緊急事態宣言とは何をどのように制限することができるのだろうか?

緊急事態宣言とは、2020年3月改正の新型インフルエンザ対策特別措置法(所謂、特措法)に基づき、政府対策本部長である首相が専門家の意見を踏まえて出せる宣言。

緊急事態宣言が発令されると、対象地域の都道府県知事は明確な法的根拠を持って、住民へ様々な要請が可能となる。具体的には、、、

・不要不急の外出自粛
・飲食店の休業要請
・学校、福祉施設等の使用制限の指示
・医療施設の臨時開設

これらの要請を大きくまとめると2つになる。

  1. 人々のプライベートにおける行動制限要請
  2. 特定業種に対する活動制限要請

そして、この2つに共通して言えることは、「要請であって強制ではない」ということ。そして、「対象が全員ではなく特定の人間だけが行動を制限される」ということだと思う。

プライベートにおける行動制限要請

「不要不急の外出はするな、飲み会にも行くな」と言われ、それにしっかり従う人間もいれば、従わない人間もいる。

そして、行動制限をしっかりと守る人の中には、守らない人に対して不平不満を抱き、エスカレートして物理的に攻撃を仕掛ける人さえ現れる。

  • 自分は我慢しているのに!なぜあの人達は自粛しないの!!
  • 自粛しないあいつらのせいで新型コロナウイルス感染拡大が治まらない
  • いずれあいつらのせいで自分が新型コロナに感染してしまう
  • etc・・・

と恐怖心とともに大きなストレスを抱え、攻撃性が増してしまうのだろう。そして、その矛先は、自粛しない人やお店等に向けられてしまう。

特定業種に対する活動制限要請

特定業種への営業時間短縮、休業要請だって同じである。

その業種で働く人達は、要請をした国・政府・地方自治体に対してはもちろん、そうでない業種で働く人に対して不公平感を感じる。

  • なぜ自分たちの業種だけ自粛・休業させられるのか?
  • 新型コロナウイルス感染の原因は自分たちの業種だけではないはずなのに・・・
  • 働かなければどやって食っていけばいいんだ。
  • 収入は誰が保証してくれるんだ!?
  • 俺たちはもう生活できないよ。。。
  • etc・・・

これらの不満は本当に深刻ですよね。だって、自分の生活がかかってますからね。自分だけならまだいいかもしれないけど、養うべき家族を持っている人は本当に大変。死活問題です。

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会社で発生する不公平感

目線を変えて、自分の会社という身近なコミュニティーで考えてみよう。

様々な会社が準備する制度やルールで不平不満が生まれるはずだ。

  • テレワーク(在宅勤務)が推奨されているけど、自分の職種はテレワークできない。
  • 私は勤務時間が長く、新型コロナの感染リスクが高いから出勤したくない。
  • 基礎疾患を持っている社員だけなぜ出勤制限、有給休暇取得推奨、テレワークが認められるのか?自分だって新型コロナに感染したら命の危険があるのに・・・
  • 会社でも飲み会自粛要請がでているのに、あの同僚は飲み会に行ったらしい。そんな人と一緒の職場で働きたくない。
  • 一部の社員にはテレワーク用のパソコンが支給されたらしい。なぜ自分たちには支給されないんだ!
  • 知り合いの会社では、パソコンもネット環境もデスクも支給されたらしい。なぜ自分の会社はすべてが自前なんだろう・・・
  • 自分は一人暮らしの狭い部屋だから、テレワークをするためのデスクも椅子もなく、肩や腰が痛い。テレワークを強制するならシェアオフィスを準備すべきだ。
  • 子供の学校も休校だから、自宅で仕事なんかやってられない。子供のいない社員はいいが自分たちが働きやすい環境を作って欲しい。
  • 社員には自宅待機とかテレワークが認められるのに、なぜ派遣社員は新型コロナ感染拡大前と何も変わらないんだろう・・・。同じ人間なのに、命の重さは同じなのに・・・。
  • etc・・・

ネットを探してみたら色んな不満があるもんですね。しかも、かなり重く受け止めざるを得ないような深い悩みまで・・・。

会社で生まれる不満は、働く環境と経済条件において人と比べて生まれる不満ですね。せめて自分の会社で働く社員は全く同じだったらいいんでしょうけど、全員が同じような仕事しているわけではないし、家族構成も居住環境も違いますからね。仮に、「全員強制テレワーク、全員にパソコン支給!」なんてやっても不満は無くならないんでしょうね。

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不平不満の出ない緊急事態宣言に伴う自粛要請なんてない

国レベルだろうが、会社レベルだろうが、自分たちの住む地域レベルだろうが、緊急事態宣言に伴って何かしらの自粛要請が出た瞬間に、不平不満は出る。

公平性を保つことなんてできないでしょう。不可能です。

ってか、そもそもこの世界で生きていく中で公平性なんてありませんからね。

新型コロナウイルス感染拡大は自然災害です。つまり、台風、地震、津波、洪水、雪崩、大雨、土石流、火山噴火、隕石落下、竜巻、干ばつなどで被害を被るのと同じ。だから、新型コロナウイルスにより受けた公平性に欠ける処遇や被害は仕方ないのでしょう。

ただ、これらの一般的な自然災害と違うのは、政治家たちが決めたルールによって公平性に欠けた処遇を受けてしまうこと。もし、政治家たちが違う判断をしたり、違うルールを定めたのならば、自分が被害を受けることがないということ。

これらの被害は、新型コロナウイルスの感染拡大という人間の手には終えない自然的要素が始まりではあるが、最終的に政治家という恵まれ、優遇され、自分の生活が破綻することがないであろう人間に最終的にもたらされることから大きな不満が生まれる。

会社や学校や地域で受ける公平性に欠ける処遇も同じ。
社長だったり、教育委員会だったり、先生だったり、首長達が決めたルールで自分が望まない結果になっている、自分が納得できないことを強制されていることから不平不満を抱いてしまう。

でも、「自分がリーダーだったら、この新型コロナウイルス感染拡大を止めるために、被害を最小限に食い止めるために何をするのか?」と考えると、結局全員が満足行く対応策なんて考えつかないんだよね。

自分の身近な人や新聞・雑誌、テレビのワイドショーなんかで評論家面した人たちが色んなこと言ってるけど、各リーダー達が決めたことに従うしかないんだよ。

リーダー達が決めたルール・制度の中で自分がどう生きていくのか?

新型コロナウイルスのワクチンが完成し、誰がいつ感染しても命の危険なく治せる世界が来るまで決められたルールと制度の中でどう生き延びていくかを考えなければね。

「不公平だ!」「ルールを変えろ!」なんて騒ぎ、他人を攻撃する暇があったら、自分と自分の大切な人たちを守るすべを考えた方が良さそうだね。

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