「新型コロナウイルス禍で家賃が払えなくなった人向けに、アメリカ政府が設けていた立ち退き猶予措置が7月末で期限切れとなったことで、数百万人の借り手が住む場所を失う恐れが出ている」
こんなニュースが出ていた。
遠い国での話ではあるが、新型ウイルスコロナ禍がなかなか収束せず、緊急事態宣言が継続的に発令されたら日本においても同様の自体になりかねないんだろうな。
日本政府は国民の救済なんてあまりやってくれないしね。
なんて他人事みたいに言っているが、現実問題として私の会社も業績は右肩下がり。近い将来、ボーナスが出なくなる危険性は大いにある。
そのため、ボーナスでの返済比率を高くして住宅ローンを組んでいる同僚たちは、結構戦々恐々としているようだ。
私は、離婚、地方転勤、もともと賃貸派ってこともあり、40代だけど賃貸暮らしなので住宅ローンが払えなくて家を失うというリスクはない。その点は気が楽なのだが、職自体を失ってしまえば家賃も払えなくなってしまうので持ち家組みと同様に路頭に迷ってしまう。。
ということで、新型コロナウイルスがこのまま収束せず、世界経済が衰退し、大不況が訪れ、リストラされたり、勤務先が倒産した場合に自分が一体どうすべきなのか?
最悪の事態を想定して少し考えてみよう。
なんて、のんきなこと言っているが、新型コロナに伴う失業者数はすでに日本でも10万人を超えているらしい。「新型コロナ失業」いつ自分の身に起こってもおかしくないんだよね。
リストラもしくは会社が倒産したらまず何をするか?
コロナ不況でリストラ宣告されたり、会社が倒産して急に解雇を言い渡されたりして職を失うことになれば、めっちゃ焦るし、慌てるし、思考回路が停止して何をどうすればいいのかとても悩むだろう。
なので、冷静な今のうちに色々考えておきたいわけだが、どのような選択肢があるのだろうか?
我が家はDINKSなのでその状況も考慮して考えたいと思う。
- 前提
新型コロナによる大不況が原因で職を失うため、すぐに転職ができない前提とする。
長期的に収入が無くなることを見越して固定費を徹底的に抑える
我が家は、共働きの子なしである。いわゆるDINKSだ。
なので、どちらかがリストラされたとしても、もう一方の稼ぎで普通の生活ができるレベルで収入が維持できる。
そのため、すぐに引っ越したりもしなくていいのだが、夫か妻のいずれかがリストラされる、または勤務先が倒産するほどの大不況が来れば、いずれ二人とも職を失うことだって考えられる。
よって、まずは固定費を抑える選択をしたいと思う。
具体的には、、、
- 一番最初にやるべきことは住居費の削減
今の家は賃貸なので、持ち家とは違ってすぐに引っ越しできるのがメリット。家賃が安いところへ引っ越すもよし、実家に転がり込むもよし。何かしらの方法を使って、今より大幅に居住費をカットしたい。
- 次にやることは、車を手放すこと
車の維持費も結構馬鹿にならないんだよね。駐車場代、ガソリン代、自動車保険代、車検代、etc・・・。恐らく月に換算すると5万円位はかかっているのではないだろうか?なので、自動車関連費用を削減するのは、大きな固定費削減につながる。ただし、引越し先が車がなければ生活できないまたは生活に困るような場所であれば、車は維持するって考えもある。
- 医療保険、スマホ料金、日経新聞、サブスクリプション等の毎月課金系を見直す
毎月課金しているものってそんなに無いんだけど、今一度これらの費用を見直すかな。それぞれは大きな金額ではないかもしれないけど、塵も積もれば山となるって感じで結構な金額になるんだよね。
公的補償制度を徹底的に活用する
例えば、
- 失業給付金をしっかりもらうように手続きを怠らない。
- ・・・
私のようなサラリーマンは、社会人人生で膨大な税金を収めてきた。よって、コロナ不況という特殊な事象により職を失ってしまえば、短期間かもしれないけど、いろいろな公的支援があると思った。
しかし、調べてみると、個人事業主やフリーランス向けの経済的な支援制度はあっても、サラリーマン向けの助成金等の支援制度はほとんどなかった。。。
失業保険的なマジでヤバい状況になった際の支援制度はあるけど、それなりに貯金がある状態では失業保険くらいしかなかった。
コロナ不況で職を失った後の対策を考えるより、今しっかりと貯金することが一番の対策になるのかもしれないな。稼げる時に稼いで貯め込むしかないのか。
今は、外食もレジャーも旅行もできないから、丁度いいかな。
って、こうやって日本経済はますます衰退していくんだろうな。。。
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