1年目の結婚記念日の過ごし方。40代妻へのプレゼントは何が喜ばれる?

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私達は40代夫婦。晩婚夫婦だ。

結婚する前は、お互い仕事に明け暮れる生活を送っていた。家庭とか子供より、仕事を優先してきた。そして、これからもそんな人生が続いていくと思っていた。

しかし、40代を迎えこれまでの人生を振り返り、そしてこれからの人生を考えた時、妻は「誰か大切な人と生きてみたい、誰かの為に生きてみたい」と考えたらしい。

そして、私も同じだった。

私は一度結婚生活を失敗しているけど「僕を求めてくれる人がこの世にいるのなら、その人の為に生きてみたい」と考えていた。もちろん、寂しさを埋めてくれる誰かを求めていたという事実もあるけど・・・

そんな考えをお互いが持った時、タイミングよく僕たちは出会い、結婚した。

そして、あっという間に先日1回目の結婚記念日を迎えた。

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1年目の結婚記念日の過ごし方はどうしたらいいの?!

妻は、東京で働くキャリアウーマン。バリキャリってやつ?

そして、どちらかというと、華やかな世界で生きている。

持ち物はブランドものが多い。旅行も頻繁に行っており、好きな時間の過ごし方は「高級ホテルに一人で泊まり、現実を忘れてゆったりとした時間を過ごす」なんていう、私とは価値観が合わない人。

仕事では、出張で全国を飛び回る。月に数回は、大企業の社長たちと会食をこなし、ミシュランの星がついているような超有名店でディナーを楽しんでいる」

一方、私は至って平凡な一般的な会社員。

ブランド品は腕時計と文房具ぐらいで、洋服はほとんど無印良品かユニクロ。

外食なんて滅多にすることはなく、行ったとしてもチェーン店か食べログで高評価のつくコスパが良い飲食店に行くくらいだ。

仕事だって華やかな感じではない。泥臭く、地味なお仕事だ。

さて、そんな地味な人生しか送っていない私が、華やかな世界で生きてきた妻が喜んでくれる様な結婚記念日をプロデュースすることができるだろうか?

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実際に企画した1年目の結婚記念日の過ごし方

めちゃくちゃ悩んだ。

3ヶ月前から結婚記念日の企画を考え始め、インターネットで色々検索して情報を集めた。

まず、結婚記念日の過ごし方のランキングを見てみた。実際、世の中の夫婦はどんな結婚記念日を過ごしているのか?

ランキングは以下の通り

  1. レストラン
  2. 自宅
  3. 旅行
  4. ホテルステイ
  5. 思い出の場所・土地へ行く

まぁ〜、こんなところだよね。それほど目新しい過ごし方はない。

ランキングに入らなようなマイナーな過ごし方も見てみたけど、真似できる様なものはない。。

さて、どうしたものか・・・

まず、1位のレストラン。仕事で超一流のレストランに行きまくってる妻を満足させるレストランってどこだろう?と考え、妻が昔言っていた言葉を思い出した。

「赤坂にある〇〇って言う中華屋さんが好きなんだよね!会食で時々使うんだけど、プライベートで言ったことないから、いつかゆっくり楽しんでみたい」

でも、お店の名前が思い出せない・・・。「梅??」だか「桃??」がついた様な記憶だけをたどり調べてみたところ、見つかった!

そのお店の名前は「桃の木(https://momonoki.tokyo)」

妻が「行きたい」と言っていた場所だからここなら良いだろう!

と思って、早速メニューを見てみる。

なんと、スタンダードコースは1名16,500円!とそれ程高くない!。でも記念日だし、奮発するか!と思い、一番高いコース料理を見ると、110,000万円。2番目にお高いコースは、55,000円也。。。

最高級コース料理だと2名で220,000円(サービス料別)

2番目のコース料理だと、110,000円(サービス料別)

・・・・

俺の価値観からするとあり得ん。

でも、妻が行きたがってるところだし、どうしよう・・・。2週間位悩む・・・。

そして意を決して、妻に聞いてみた。

「昔、桃の木って中華が好きって言ってたでしょ?どんな料理が出てくるの?」と。

すると妻は答えた。

「接待する相手先にもよるけど、得意先なら一人10万円くらいのコースかな?取引規模がそれ程大きくない会社なら3万円か5万円かな。なになに?連れてってくれるの?」

そうですか、すでに10万円のコースも5万円のコースも食べたことあるんですね。。。

ってか、いくら結婚記念日だからといって、1年目からこんな高額な料理を食べに行ったら、2年目、3年目、5年目、10年目は何をすれば良いんだよ。俺、破産しちまう。。。

ということで、レストランでの食事は却下!

次に、2位の自宅で過ごすというプラン。これは、即却下。私、料理は一切できませんし、日頃家でのんびり過ごすことも多いので。1年目の結婚記念日は非日常を感じたいからね。

3番人気の旅行。これも即却下。GWに旅行行ったばかりだし、今はお互い仕事が忙しくてゆっくり旅行する時間が取れない。そもそも、私が単身赴任中なので時間をとるのが難しいんだよね。

4位のホテルステイはあり。なぜなら、妻の趣味だから。仕事に疲れた時、妻は土日に都内の高級ホテルに宿泊し、非日常を体験することでリフレシュするのが大好きらしいから。

5位の思い出の場所・土地へ行く。については、少し考える余地ありかもね。でも、都内の思い出の場所に行くだけなら時間が余っちゃうので、何かとセットだな。。。

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結婚記念日の過ごし方「ホテルステイ」を考える

さて、結婚記念日の過ごし方の候補は、「ホテルステイ」と「思い出ん場所に行く」で決まり。

で、私のメモ癖が役に立つ時が来た!昔、妻がこれから泊まりたいと言っていたホテルをiPhoneのメモに書き込んでおいたのだ!

妻が行きたいホテルランキングは・・・

  1. アマン東京
    東京の中心、大手町の地上33階に位置するアマン東京は、都会のダイナミズムを静寂で包みこむ、天空のサンクチュアリです。約30メートルの高い天井が開放的なロビー、他にはない広さながら84部屋と小規模に抑えたプライベート感溢れる客室、大きな窓一面に広がるパノラミックな東京の景色と、刻一刻と変わりゆく空を眺める、東京にいることを忘れる非日常のステイをお楽しみいただけます。
  2. パレスホテル東京
    世界的権威のあるトラベルガイド「フォーブス・トラベルガイド」のホテル部門にて、2016年に、日系ホテルでは初となる5つ星を獲得。その後、7年連続で5つ星の評価を続けるパレスホテル東京は、緑と水が広がる、落ち着きと品格に満ちた「最上質の日本」が体験できるホテルとして、丸の内1-1-1に佇みます。約6割の客室がバルコニー付き。換気に優れているほか、窓を開け外に出ると、皇居外苑の豊かな緑が楽しめます。700点以上のアート作品に彩られた館内には、「ミシュランガイド東京2022」一つ星レストランであるフランス料理「エステール」や中国料理「中国飯店 琥珀宮」。また、和田倉濠に面したテラス席が人気のオールデイダイニング「グランド キッチン」など、10店舗の多彩なレストラン&バー、日本初上陸の「エビアン スパ 東京」を備えています。
  3. ステーションホテル東京
    大正4年、急増する内外の賓客をお迎えするために東京駅丸の内駅舎の中に誕生した東京ステーションホテル。創建当時の姿に甦った壮麗な駅舎とともに、100年を超える歴史を誇ります。国指定重要文化財である歴史的建造物やかつての文豪が愛したStoryなど大正の時代からのアカデミックな伝統が息づく場所でありながら、現代のホテルに求められる機能性も満たす、洗練されたOMOTENASHI。東京の中心で、ここにしかないホテルの過ごし方を提案し続けていきます。

ということで、それぞれの宿泊代をリサーチ。さすが妻である。選ぶホテルは高級ホテルばかり・・・。ま、「泊まりたい憧れのホテル」だから当たり前なんだけど。

1位のアマン東京は、土曜日の宿泊で1泊2名130,000円〜。

2位のパレスホテル東京は、土曜日の宿泊で1泊2名110,000円〜。

3位のステーションホテル東京は、土曜日の宿泊で1泊2名55,000円〜。

上記に私の帰京のための飛行機代往復4万円を足すとかなりの出費に・・・

アマン東京はバカ高い・・・。2位のパレスホテル東京も10万円超えとは・・・。3位のステーションホテルは現実的だな。でも、上位2つと比較すると一気に値段が下がりすぎる。。。

さて、どうしようか?

実際、ホテルの宿泊代以外にディナー代とプレゼント代と単身赴任中の私が帰京するための飛行機代もかかるし・・・

ということで、最終決断は、、、、

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1年目の結婚記念日の過ごし方とプレゼントはこれだ!

まず、宿泊するホテル。

それは、「パレスホテル東京」にした。理由は3つ。

1つ目は、パレスホテル東京内に妻が好きな中華レストラン「中国飯店 琥珀宮」があるから。

琥珀宮は、「ミシュランガイド東京 2022」に1つ星レストランとして掲載されている中国料理店で、麻布十番の“富麗華”を有する中国飯店グループによる出店。

妻は、会食で麻布十番の“富麗華”にも言ったことがあり、とても美味しかったと言っていたので喜んでくれるはずだと思った。

そして、2つ目の理由は、パレスホテル東京の朝食ビュッフェが有名であること。Grand Kitchen (グランド キッチン)は、フレンチ、洋食、和食の要素を取り入れた幅広いジャンルのメニューを揃えている。ナチュラルカラーを基調とした店内は開放的でライブ感溢れるオープンキッチン。また、テラス席では緑を望みながら、ゆったりとした時間をお過ごすことができる。

妻は、ホテルの朝食が大好きだから気に入ってくれること間違いなし!!!

最後に3つ目。それは、ヨガ体験ができること。宿泊者は、ヨガレッスンを体験することができるのだ。40代夫婦が二人揃って、ヨガで健康的に気持ちの良い朝を迎える。なんだか素敵な時間の過ごし方だろう。

ということで、高級ホテルでゆったりと過ごしリフレッシュするのが趣味の妻にピッタリの結婚記念日プランではないだろか?と、少し自信が出てきた。

さて、最後にプレゼントだ。

これもかなり悩んだ。

  • 花束
  • イヤリング・ネックレス・指輪等のアクセサリー
  • ブランド財布
  • ブランドバック
  • 香水

正直、妻の趣味が良く分からない。分かるのは、好きな香水がセルジュ・ルタンスだってことくらい。でも、半年前くらいにプレゼントしたばかりなので、また香水ってわけにもいかないしな・・・。

まぁ〜、ディナー&高級ホテルステイというプレゼントを準備したのでこれだけでも良いかな?なんて思ったけど、妻に「プレゼントはないの?」なんて言われたらここまで準備したのに悲しくなるしな。

だったら、プレゼントは準備しておくべきだよね。

ということで、色々悩んだ結果、1年目の結婚記念日のプレゼントとしては、長く持ち続けてもらうものにしたいと考えた。

で、そう考えた時思い出した。入籍した直後、入籍記念としてはお互い腕時計を贈りあったんだけど、それ以外に私は妻に、IL BISONTE(イルビゾンテ)のノートカバーを贈ったことを。

バリキャリの彼女が仕事中もずっと持ち続けるものとしてプレゼントしたのだ。

年を重ねるごとに経年変化して行き、ずっと長く使えるアイテムとして革製品を結婚記念日のプレゼントにするのはいいアイディアだと思った。

その結果、私はイルビゾンテのメガネケースをプレセントに選んだ。残念ながらラッピングはあまり可愛くなかったので、可愛らしい袋とリボンを購入し、ラッピングの仕方をYou Tubeで検索して自分でやって見た。

人生初のラッピング。40歳のおじさんがYou Tube見ながら一生懸命ラッピングするなんて冷静に考えると滑稽だよね。。。不器用だから、リボンがキレイに結べず、3回も結び直してしまった。

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結婚記念日の妻の反応は?プレゼントは喜んでくれた?

1年目の結婚記念日をこうやってプランニングし、先日特別な日を二人で過ごした。

結果、妻はとても喜んでくれた。

  • ホテルの部屋に入るなり、40代の女性とは思えないくらいにはしゃいで喜んでくれた。
  • ディナーも一口一口、「美味しい」と満面の笑みで食べてくれた。
  • プレゼントしたイルビゾンテのメガネケースにも喜んでくれた。「これ、ずっと使っていけるし、エイジングでどんな色になるか楽しみだね。変な色にならないように大事に使わなきゃ。あと、年取っても老眼鏡入れとして使えるね」と言ってくれた。そして、私がラッピングしたことを知ると、ラッピングに使った袋とリボンを大事にかばんにしまっていた。
  • 妻はヨガに通ったっことがあるらしいが、「気持ち良かった!」と楽しんでくれた。
  • 朝食は、「パレスホテル東京の朝食ビュッフェは前から来たかったんだけど、コロナ禍は宿泊者しか利用できない時期があったから来れなかったんだよね」と言って満喫してくれた。

自分とは違う華やかな世界で生きる妻。平凡な私が考えるプランやプレゼントを気に入ってくれるかすごく不安だったけど、妻は終始笑顔で喜んでくれた。

そして、結婚記念日が終わり、羽田空港で別れたあと、妻からLINEでメッセージが届いた。

「素敵な結婚記念日をありがとう。仕事が忙しいのに、今日の為にホテルとお店を選び、予約し、そしてプレゼントまで準備してくれたことが嬉しかった。ラッピングも大事にとっておきます。来年も良い結婚記念日を迎えられるよう、これから1年頑張ります。」

どのホテルに泊まるか、どんなプレゼントを贈るかよりも、妻のことを考えながら準備する行動自体に妻は価値を感じてくれ、喜んでくれたらしい。

今回の結婚記念日で使ったお金は、飛行機代も合わせると約21万円。

結婚記念日にかける予算、費用の平均は2万円というデータがあったが、今回はそれの10倍かかってしまった。ま、飛行機代4万円は仕方ないし、俺たち40代の共働き夫婦だからこれくらいの贅沢してもいいと思うけど、妻の反応からすれば、金額じゃないってことだね。

来年はどんな結婚記念日にしようかな。今から喜ぶ妻の顔が楽しみだ!

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