国民年金の納付期間を40年から45年へ延長?人生設計が狂った・・・

人生・ライフスタイル

日本の景気が数十年に渡り低迷し続けている理由の一つは将来への不安。

老後2,000万円問題にも見られるように、今の日本人は老後を年金だけに頼る事ができない。老後資金は自己責任で何とかしなければならないという状況に追い込まれ、人々は老後へ向けてせっせと貯金しなければならないのが現状。

毎月の給料から生活費を差し引いた雀の涙程度の余剰金は、今を楽しむために気軽に消費できず、将来のために貯金しなければならない。

そんな中、年金支給額開始は60歳から65歳へ延長された。

国の老齢厚生年金(報酬比例部分)の支給開始年齢は、平成14年4月に施行された厚生年金保険法の改正により、60歳から65歳に段階的に引き上げられたのだ。

そして、支給開始年齢は今後も引き上がられ、いずれ75歳になるとも言われている。これだけでも、ますます老後の生活設計は厳しくなり不安は大きくなるばかりなのだが、これに輪をかけるような検討が始まるらしい。

それは、国民年金保険料の納付期間延長・・・。

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国民年金の納付期間を40年から45年へ延長?

昨日、このような衝撃的なニュースが放送された。

  • 政府は国民年金(基礎年金)の保険料納付期間を現行の20歳以上60歳未満の40年間から延長し、65歳までの45年間とする検討に入った。
  • 自営業者や、60歳以降は働かない元会社員らは負担が増す。企業の雇用延長などで65歳まで働く人は現在も保険料を払っており負担は変わらない。今後の高齢者急増と、社会保障制度の支え手である現役世代の減少を受け、受給水準の低下を少しでも食い止めるため財源を補うのが狙い。
  • 社会保障審議会(厚生労働相の諮問機関)が月内に議論に着手。政府は2024年に結論を出し、2025年の通常国会に改正法案提出を目指す。

少子高齢化が急速に進む日本において、現在の年金制度が成立しないのはよく分かる。年金制度が完全崩壊する前に何かしらの対策を打たねばならないのもわかる。

そして、その対策には全国民の痛みを伴うのも分かる。

でも、これで私の人生設計が大きう狂うんだよね。。。まいった。

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60歳で定年退職し、完全リタイアできない時代が到来。60歳以降も働き続ける人生か・・・

私の人生設計。

それは、60歳で定年退職し、完全リタイヤすること。

60歳というまだまだ体が十分に動くうちに定年退職して、それまでにできなかったことを実現する老後を過ごすことだ。

例えば・・・

  • 海外に長期滞在し、プチ移住生活をしてみる。
  • キャンピングカーで日本一周する。
  • ボランティア活動に打ち込み社会貢献する。
  • 何かしらの趣味に没頭する。
  • etc・・・

私は、定年退職後の60歳から98歳までの生活費を計算し、それに必要な貯金を頑張ってきた。今やりたいことを犠牲にしつつ。

しかし、これで計画が大きう狂う。だって、60歳から65歳までは国民年金保険料を支払う計画なんてしていなかったからね。

とはいえ、現実的にはどの程度支出が増えることになるのか?

現在の国民年金保険料は月額16,590円、年間約20万円。これが5年間延長になるわけだから、100万円ってことになるのかな?

となれば、私の60歳以降の人生計画を変更しないためには、60歳までの貯金額を100万円増やせば良いことになり、ざっくり毎月の貯金額を1万円増やせば十分まかなえる計算だ。

毎月1万円って・・・。

無理だ・・・

このニュースで人生計画が大きく狂う人は、私以外にもたくさんいるだろうな。

ま、すでにインフレ加速により人生計画の修正が必要だと思っていたけどね・・・。人生先行き不透明だ。

日本への投資、日本円での貯金を減らし、海外への投資比率を更に上げなければ!

こうやって日本経済はどんどん悪くなる・・・悪循環だね。

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