投資初心者がラップ口座を活用しているらしいがメリットはあるのか?儲かるのか?

ラップ口座が4兆円を超え、その残高はこの1年で2.8倍も増えたらしい。

ラップ口座とは、個人投資家が資産運用、資産管理を金融機関に一任する口座のこと。資産の大まかな運用方針だけ伝えて、あとは資産運用のプロに全てを任せる。つまり、資産運用の丸投げプランってわけ。

ちなみに、ラップ口座は証券会社や信託銀行で作ることが出来る。

でも、このラップ口座ってかなり高額な資産を持っている人じゃないと作れないはずでは?と思ったら、今は金融機関各社が投資初心者を取り込むべくハードル(契約金額)を下げたんだね。昔は、ラップ口座の開設には数千万以上必要だったはずだけど、今は500万円とか300万円から口座開設可能らしい。

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ラップ口座とファンドラップの違い

と思ったら、この500万円とか300万円で開設可能な口座は、正しくはラップ口座ではなくファンドラップと呼ばれるらしい。最近テレビCMで「ファンドラップ」ってよく聞くもんね。どんな金融商品だろうと思っていたけど、ラップ口座の入門版みたいなもんなんだね。

ということで、ラップ口座とファンドラップは運用に必要な金額が違い、ファンドラップは投資初心者でも比較的気軽に始められるわけだが、もう一つ大きな違いがある。それは、運用する金融商品だ。

ラップ口座は、契約者の資産運用方針に合わせ、株・債権・投資信託などありとあらゆる金融商品を完全オーダーメイドで組み合わせる。一方、ファンドラップはあらかじめ決められた運用方針から1つ選択し、選択したその運用方針にあう投資信託に資産を投資するやり方である。

投資信託と何が違うの?

ここで疑問が発生する。「投資信託とファンドラップってどんな違いがあるんだ?」って疑問だ。

そもそも、投資信託とは、株や債権など何にいくら投資してよいか判断できない個人投資家の代わりに、投資のプロが資産運用してくれる金融商品である(もちろん、株や債権に投資するほどの資金がない人でも少額から投資できる事も目的ではあるが・・・)。つまり、個人投資家が希望する運用方針に基づいて資産を運用するという面では、投資信託もファンドラップも同じである。

強いて違いを言うならば、株や債権を束ねて運用するのが投資信託で、投資信託を束ねて運用するのがファンドラップということだろうか?

でも、そうなると、ファンドラップは二重に手数料が取られる事にならないか?

どうせ資産運用の大方針は自分で決定しなければならないのならば、その資産運用方針にあう投資信託を選んで買う方が良いのではないだろうか?ファンドラップを運用するのは金融のプロかもしれないが、投資信託を運用しているのも金融のプロである。

こう考えると、ファンドラップの必要性がわからなくなってしまう。ま、これまた強いて言うならば、投資信託を実際に運用している人には相談できないが、ファンドラップならば窓口で多少相談出来るということくらいだろうか・・・。

ラップ口座・ファンドラップは儲かる?

ま、ラップ口座・ファンドラップ・投資信託には色んな違い、メリット・デメリットがあることは何となく分かったが、結局は儲かればいいのである。多少手数料が高かろうが儲かるなら良いし、手数料が安くても損するのであれば意味が無い。

そういう意味で考えると、何を選んで投資すべきなのだろうか?

ちなみに、数年前の話になるが、貯金が1,000万円貯まった時、このお金で特別な口座を開いて資産運用しようと考えたことがある。

で、Yahoo知恵袋とかブログとかでいろいろ調べたのだが、多くの意見をまとめるこういう結論になった。「1,000万円なんてはした金、金融機関の人間が大事に運用するわけない。手数料が高くて証券会社や銀行が儲かる金融商品を買われて損して終わりに決まってる。ま、3,000万円以上を預けることが出来るなら、上得意客として本当に儲かる為の運用をしてくれるだろうけどね」

結構辛辣な意見であるが、当時はそんな意見・口コミ・評価が多かった。数年前は景気が悪く、資産運用では損している人が圧倒的に多かったことがこの悪評の要因かもしれないが・・・。

となると、一般的なサラリーマンには、金融資産を3,000万円以上集めるなんてことは出来やしないのだから、やはりラップ口座やファンドラップという「プロおまかせ商品」に手を出さず、資産運用、金融の知識、経済を勉強して、自分の判断、自分の責任で資産運用をした方がいいのだろう。

日本のみならず、世界的に景気が回復基調になる今ならば、ファンドラップでもしっかりと利益を出すことが出来るかもしれない。しかし、景気が傾き始めたらどうだろう?そうなっても本当に利益を出してくれるのだろうか?

汗水たらして稼いだ大事なお金。後悔はしたくないから、人任せにはせず、やっぱり自分の責任でしっかり運用したいね。

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