世界が不景気になるとなぜ円高になるのか?日本は借金大国なのに・・・

中国の景気低迷、イギリスのEU離脱(ブレクジット)、アメリカの景気低迷・利上げ延期等、世界の何処かで経済的な問題が発生する度に日本円は価格が高騰し円高になる。

なぜ、借金大国で景気低迷から脱出出来ない日本通貨が買われるのだろうか?

ニュース等では「安全資産の円が買われる」という表現をする。なぜ円が安全資産なのだろう?我々日本人からすれば、円は安全だとは思えない。

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問題だらけの日本円がなぜ安全?

確かにアベノミクスにより日経平均株価は多少回復し、一昔前と比べれば景気は良くなっている。しかし、その一方で日本の借金は1,000兆円を突破し前代未聞の水準に達している。

もちろん、他国に貸し付けている金額も大きく、日本は世界一の債権国でもある。財務省の発表によれば、2015年末時点の対外純資産残高は約340兆円に上る。

しかし、それでも600兆以上の借金をしていることになる。この600兆円は他国からの借金ではなく、自国民である日本国民から借りているわけであり、その点ではいきなり返済を求められることはないのでリスクは少ないとも言われているが、借金は借金。国民に返せなくなった瞬間に日本国は破産することになる。

さらに、この借金を返す目処が立っているかといえば立っていない。高齢化が進み、人口か減り続ける日本でこれ以上の税収を上げるなんて無理だろう。となると、いずれ日本は破綻するとしか思えない。移民を受け入れ、人口を増やさない限り日本の経済活動、日本の消費はどんどん細っていくばかりである。

ということで、どう考えても将来性がない日本の通貨が安全資産と呼ばれる意味が俺には分からない。一体どういうことなんだろう?

端的目線で円は安全通貨と判断されている?

ということで、色々調べてみたのだが、世界経済で問題が起こった場合、主に以下の2つの理由で円は買われるらしい。

  1. 政治・情勢が安定しているから。
    政治が安定していると、国内で暴動が起こることはないし、経済も安定する。よって、そのような国の通貨は突然暴落するようなことはない。よって、世界の何処かで問題が起こった場合、その国や近くの国へ投資していた資金が回収され、取り敢えずの避難先として、政治・情勢が安定している日本にお金が流れ込んでいるというわけだ。
  2. 日本円は流動性が高いから。
    日本円は国際通貨(ハードカレンシー)であり、世界三大通貨とも言われている。つまり、一時的な避難先として円を保有しておき、また新たに投資したい国が現れた時にはすぐにその国の通貨に変えることが出来るという安心感があるのだ。つまり、日本円は流動性が高くいつでも他の資産変えることが出来るというわけ。

ということで、円は都合よく使われている通貨ってことだね。為替って難しい・・・。

今後、日本の借金はどんどん膨らみ、高齢化・人口減少に伴う経済の縮小で日本と円の信用はどんどん落ちていくと思っている。それに伴い、円安は免れないと考えている。だから、数年前から外貨預金をはじめ、今では数百万円の外貨資産を保有している。しかし、その結果は大きな損失を出している。円安にならず、どんどん円高になっているからだ。

「日本の将来に対する俺の予想が外れているのか?」「なぜ、予想に反して円高になるんだ?」とずっと疑問に感じていたが、やっとその疑問を解決できた。(何となくだけど・・・)

一時的な避難先として円が評価されるのはあと何年だろう?

今から何年後に円は円安へ向かい始めるのだろう?

でも、一度円安トレンドが始まると、もう誰も止められなくなるんだろうな・・・。