最近の円安で俺の外貨預金口座の保有残高はは右肩上がり!
と言っても、数十万円のマイナス幅が縮小しているだけで、まだまだマイナスなんだけどね(汗)。仮にこのまま米ドル円が120円台になったとしても、俺の外貨預金口座のマイナスはプラスにならない。
ドルコスト平均法を用いて、月に3回積みた立てるけど、一体いつになったら利益を生んでくれることやら・・・。
現在の外貨預金運用実績
俺は現在、4つの通貨を外貨預金(普通預金と定期預金)で保有している。
【保有している外貨】
- 米ドル
- 豪ドル
- スイスフラン
- 南アメリカランド
で、この4通貨の中で利益が出ているのは米ドルのみ。他の3つの通貨は全部損している状態だ。金額で言えば50万円近い損失である。
ちなみに、外貨預金は10年以上やっていて、その運用実績はトータルでは利益が出ている。元々はドルコスト平均法を用いず、大きく下落した時に買って、値を戻した時に売るという運用を繰り返していた。外貨預金口座を使ってFX的な資産運用をしていたのだ。
で、リーマンショック時に利益が出ているうちに一旦すべての保有外貨を売って利益を確定させ、アベノミクス効果で円安が進み始めた時にドルコスト平均法を使って外貨預金を再開した。
でも、再開する際に一発目は数十万単位で購入したこと、そして為替市場への参入が遅かったことが原因で高値で掴んでしまい、現在は50万円近い損失を生んでいる。
ま、今の投資スタイルは余剰資金を長期運用するつもりなので、暴落大歓迎なんだけどね。(円高大歓迎な理由は過去に書いたブログで→「投資信託と外貨預金が大暴落で大損だけどドルコスト平均法だから平気。ってか楽しい!」)
米ドルは円安傾向、新興国通貨は円高が続く?
さて、俺が保有している4つの通貨の最近の状況はどうだろう?
- 米ドル・・・超円安傾向
- 豪ドル・・・緩やかに円安傾向か?
- スイスフラン・・・緩やかに円安傾向か?
- 南アフリカランド・・・超円高で低迷中・・・
今回のトランプ相場で米ドル円は一気に円安へ進んだ。あと、豪ドル円、スイスフラン円も円安になっているが、俺の平均購入単価にはまだまだ到底及ばない。
この3つの先進国通貨はトランプ相場で恩恵を受けているわけだが、問題は新興国通貨である南アフリカランドだ。
南アフリカランドも多少円安となったが、その変動幅はかなり少ない。そして、今後も円安に進み辛い状況らしい。
円安ではなく米ドル高。よって、新興国通貨は下落する
今回の円安。その原因は米ドル高にある。
アメリカ大統領戦でのトランプ氏勝利により、アメリカの景気回復に世界中から期待が寄せられいる。そして、早速アメリカの長期金利が急上昇。イエレン議長も12月の利上げを示唆している。
ということで、世界中のマネーがアメリカへ流れ込んでいる。どこから流れ込んでいるかというと、それが新興国からなのだ。投資家たちは新興国へ投資されていたマネーを引き上げ、アメリカに投資している。
結果、米ドル一人勝ち状態。つまり、このマネーの流れが原因で米ドル高になっているわけであり、結果として円安を招いているだけなのだ。
つまり、米ドルに対する円は安くなるが、他の通貨に対して円は安くならない。それどころか、マネーを引き上げられた新興国の経済は悪化し、その国の通貨の価値は下落する。そうなると、対円で考えても円の価値の方が高くなってしまう。
現在、新興国は通貨安、株安、債権安のトリプル安に陥っている。
なお、資金流出が目立つ新興国は、1位:メキシコ(メキシコペソ)、2位:南アフリカ(南アフリカランド)、3位:トルコ(トルコリラ)、4位:ブラジル(ブラジルレアル)となっている。
この新興国安はどこまで加速し、いつまで続くのだろうか・・・
でも、長期運用中だからしばらく続いたとしても問題ないか!
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