給料ってどうやって決まるんだろう?
世の中には数億円の年収を稼ぐ人もいれば、数百万円の年収しか稼げない人もいる。もちろん、数百万円しか稼げない人が98%位なわけだけど、稼ぐ金額の違いってどうやて生まれるのだろう?
ウン億円という特殊なケースは抜きにしても、毎日節約生活をしなければならないくらい少ない給料しかもらえない人もいれば、毎月数十万円を貯金できるくらい給料をもらっている人がいる。
給料の決まり方には何か法則があるのだろうか?
人に与える喜びの大きさが給料の金額を決める?
基本的には、「人に与える喜びの大きさが、自分への対価となって返ってくる」って思う。「喜び」って一言で書いちゃったけど、楽しい感情を与えたり、エキサイティングな時間を提供したり、悩みを解決してあげるなんてことをひっくるめて意味します。
プロ野球の選手に例えるならば、日本のチームで日本のファン相手なら数億円しか稼げないけど、メジャーリーグに行って世界中のファンを喜ばせることができれば、数十億円の年俸になるってこと。
お笑い芸人に例えるならば、小さなライブハウスでマニアックな少人数を笑わせるより、全国ネットのテレビでより多くの一般大衆を笑わせることが出来れば大金を手にすることができるってこと。
より多くの人を喜ばす事が出来れば、より多くの給料・年収を得ることができるってわけですね。
誰にもできない仕事ほど給料・年収が高い!
次は仕事自体の価値でしょう。
例えばお医者さんや弁護士さんは、ちょー難しい国家資格に合格しないとできないわけで、そういう人は数が限られており、それに比例して年収・給料が高い。
つまり、ある仕事を依頼しようと思った時、それをできる人が少ないと仕事の価値が高まる為、仕事を請け負った人の収入も上がる。
ま、弁護士と歯医者さんは国の政策により数が増えて希少性が低下しましたよね。それにより、職に溢れる人さえ出てきた。医者と弁護士が儲かるというのは一昔前の話であって例えが悪かったかもしれないな。。。
俺たち平凡なサラリーマン(正社員)の給料・年収はどう決まる?
さて、では俺たちサラリーマン(正社員)の給料・年収はどうでしょう?
人に与える喜びの数や大きさが多かろうが少なかろうが年収に直結しません。
もちろん、間接的には関係あると思いますよ。会社の歯車となって黙々とやった仕事がまわりまわって消費者の役に立ち、それによって会社が利益を上げ、その利益が俺たちの給料・年収の原資になるわけですから。
あと、仕事の希少性もあまり関係ないかな。
仕事はマニュアル化されていて誰でもできる状態になってるもんね。しかも、定期的に部署異動なんかもあるから、会社にとってリスクの高い属人的な仕事はほとんど無くなってる。
ってことで結論ですが、俺たちの給料・年収は査定・評価・地位で決まります。つまり、俺たちを査定する上司のさじ加減によって給料・年収が決まるわけです。上司の意見に従い、上司にゴマをすり、上司の役に立ち、上司に好かれれば年収は上がります。
自分の信念や価値観を貫き通さず、上司のそれに合わせることこそが給料・年収を高める手段となるのです。サラリーマン社会でより多くの給料・年収を得たければ、「上司に好かれることを優先する=我慢する」ってことが重要なわけです。
悲しいかな、我慢大会を制するものが高い給料・年収を手にするのです。サラリーマン、正社員の給与・年収の決まり方が、ごますりっていうのも本当に悲しい結果だよね。
給料を上げたければ、上司に対して大きな喜びを与える希少性の高い人間になることを目指せばいいのか・・。
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