同じ40代の友達や同僚と飲みに行くと、最近は「健康」「病気」「会社の将来性」「家庭生活での不満」と言った、ネガティブな話題が多くなってきた。
若い頃の飲み会は、もっと前向きで楽しい会話が多かったんだけど、私もおじさんになったんだなぁ〜と実感する。
さて、そんなネガティブな話題の中でも「お金」にまつわるものも多くなってきた。
みんな口々に「お金がないんだよねぇ〜」と愚痴るのだ。
40代と言えば、20年以上社会人としてお金を稼いできた世代。もちろん、バブルが弾けた後の世代だからそんなに高い年収を稼いでいるわけではないけど、「お金がないってことはないだろう?!本当にお金がないのならどんな使い方してきたんだ?」と思うのだが、お金の話はセンシティブ。
お金がないと愚痴るわりにはその詳細を語らない。
ということで、彼らが言う「お金がない」について考えてみた。
「お金がない」の意味することとは?
お金がないと言っても、レベルがあると思う。
- レベル1:そこそこ貯金はあるが、自分が自由にできるお金がない。
- レベル2:そこそこ貯金はあるが、自分の理想とは程遠い額しかない。
- レベル3:そこそこ貯金はあるが、人と比較して平均以下である。
- レベル4:貯金がない、もしくは思いっきり少ない。
- レベル5:毎月の収入と支出がイコール。給料日前はお金に困る。
- レベル6:借金している。
- レベル7:借金が返せないくらいお金がない。
適当だがこんなものだろうか。
お金がないと愚痴っている人のほとんどはレベル1〜3のような気がする。まぁ〜、好きなだけ飲みに行ったり、自分の趣味を満喫できる程のお金がないという意味なんだろう。
実際、サラリーマンのお小遣いは4万円程度。お昼ごはんを節約するほどお金の使い方に気を使っている人は多いようだしね。

40代の平均貯金額はおいくら?
では、40代の平均貯金額っておいくらでしょうか?
- 40代の平均貯金額は942万円(2018年調査)
- 前年は643万円なので約300万円も増加
- 40代の貯金額の中央値は550万円
20年以上働いて貯め込んだ平均貯金額は942万円であり、年々すごい勢いで増加傾向にあるようです。ただし、貯金額が何千万円、1億円以上といった超富裕層の影響で平均が引き上げられる為、そのような人の影響を考慮した中央値で考えれば550万円となります。
40代と言えば、住宅ローン返済、子供の今後の教育費、親の介護費用、そして自分の老後資金と、まだまだ莫大なお金が必要な世代。
そう考えると、貯金550万円程度では「お金がない」と愚痴ってしまうのも納得ですね。
ちなみに、上記の統計は全世帯のもの。40代独身(単身世帯)に限って集計し直すと、貯金額の中央値はなんと25万円らしいです。
40代独身って馬鹿ですね。
20年間も稼いできて貯金がたったの25万円だなんて、一体将来どうするつもりなんでしょう。体を壊して働けなくなったり、一人の老後資金の事とかって考えてないんですかね?
ってか、将来のことなんか考えてないから、毎月入ってきたお金をどんどん使っちゃうんでしょうね。もしくは、40代後半か50代になったら贅沢な生活、散財生活を辞めて貯金するつもりなんでしょうか?
いずれにせよ、独身貴族は楽観主義者が多いんでしょうね。
40代で必要な貯金額は?いくらあれば安心できるのか?
さて、話を戻しますが、40代時点で必要な貯金、理想の貯金額とはいくらなのでしょうか?
一体、40代時点でいくら貯金があれば安心できるのでしょうか?
ということで、ネットで調査した結果、その答えは・・・
「40代の理想の貯金額、いくらあれば安心できるかなんて一概には言えない」
そりゃそうですよね。既婚か独身か?、子供は何人いるのか?、持ち家か賃貸か?、都会暮らしか田舎暮らしか?、両親と別居か同居か?、60歳で定年退職するか60歳以降も働くか?、etc・・・
人それぞれ家族構成や生活スタイルが違いますから、一概に40歳時点でいくら貯金していれば安心できるのかなんて答えがあるわけないですよね。
ちなみに、私は昔から貯金が大好き。その性格のおかげで、老後の心配はないくらいの貯金はできていますし、「お金がない」という悩みを持ったことはありません。
といっても、自分で計画した目標額を達成しても、「もっと貯めなきゃ」と漠然とした不安があるので、どれだけ貯金しても安心できないのですが・・・(詳細は過去のブログ記事で)

なお、私は40代のバツイチ独身男性。しかも、無趣味でお金の使い道がない・・・
だから、老後資金が心配で毎月の生活を切り詰め、節約に節約を重ねてせっせと貯金しているんですけどね。(こちらも詳細は過去のブログ記事をご覧ください)

以上、「お金がない」と愚痴る友達・同僚の話から勝手に考えた40代の貯金事情でした。
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