32年ぶりの円安水準である1ドル150円台を記録したのは2022年10月20日。そして、その翌日だったと思いますが151円台を記録。このままどこまで円安が進むのかと日本中が戦々恐々としていましたね。
それからたったの2ヶ月と少ししか立ってないわけですが、2023年1月3日で129円台まで円高となりました。円安の進行は早かったのですが、戻るのも早いですね。。。これだけの急激な為替変動、ジェットコースター相場にはついていけません。
さて、この急激な円高はどのように分析・報道されているのでしょうか・・・
- 3日のアジアの外国為替市場では、午前中からドルを売って円を買う動きが強まり、円相場は、1ドル=129円台まで値上がりしました。
- 1ドル=129円台となるのは去年6月以来、7か月ぶりです。
- 市場では、日本でも物価の上昇が続くなか、日銀が先月、金融緩和策を修正し、長期金利の変動幅の上限を引き上げたことに加え、今後も緩和の修正を進めていくのではないかという観測が広がり、円が買われています。
- 市場関係者は「日銀が今後の物価上昇の見通しを引き上げるのではないかという観測が出て、円が買われる動きが強まった」と話しています。
このニュースを見る限り、もうしばらく円安が続く可能性が高いですね。
でも、「1ドル150円台をつけた時も、このまま160円台まで円安が続く!」と言われていたわけですからテレビ、新聞のニュースや経済の専門家の意見は鵜呑みにできませんけどね・・・。
2023年のドル円見通しは?円高予測か円安予想か?!
とある金融機関の予想は、ズバリ「ドル安から円高へシフト!」
円安へシフトする理由は・・・
- 2022年10月21日の151.94円をピークに円高へシフトしている。
- 理由はFRBの利上げ減速観測による米長期金利の低下。つまり、日本との金利差縮小によりクロス円も円高にシフトしたと見られる。
- また、アメリカのインフレとそれを抑制するための利上げがアメリカ景気を悪化させるため、リスクオフによる円高も進行すると予想。
では、1ドルはいくらになる見通しなのか?
- 日米の5年金利差が3.9%ならば、米ドル円は137円〜149円
- 日米の5年金利差が2.9%ならば、米ドル円は125円〜137円
ということで、2023年は125円〜149円の範囲内で推移する可能性が高く、米国景気が悪化した場合は上記レンジの下の方になるし、景気が想定より悪化しなければレンジの上の方ということですね。
中心は140円前後
ということで、この見通しが正しければ1ドル120円台は絶好の買い場ということになります。
さて、しばらく円高方向になると思いますが、私は120円台のうちにナンピン買いを進めることにします。
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