1,000万円の資産運用は1,000万貯める前から始めよう。

俺は、20代前半から資産運用として主に投資信託、FX、外貨預金を行っていた。運用していた金額は約600万円だ。数年かけてコツコツ投資して築き上げた投資資産だった。

しかし、リーマンショックの時に半分売却し利益確定を行った。そして、残った半分はユーロ危機の時に全て売りさばいた。はっきりと記憶していないが、450万円を投資して150万程度の利益を得ることが出来た。この利益と引き換えに、4年間でコツコツと構築した俺の運用資産はゼロになった。

そして、その後はしばらく本格的な資産運用は行っていなかったが、もうそろそろ再開しようと考えている。荒れ狂うマーケットも落ち着きを取り戻したのが最大の理由だ。なんて、カッコイイ書き出しをしてみたが、本格的な投資再開プランを考え始めて、1分後、俺は自分自身が投資の事を全く理解していないことに気がついた・・・。今更1,000万円での投資を考えても遅いんだよね。。。

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1,000万円の資産運用方法!

さて、「資産運用」と検索してみると、関連ワードとして「1,000万円」が現れる。つまり、一般的に資産運用を考える時、その投資額は1,000万円が多いということだ。

もちろん、検索結果を見ると「100万円からの資産運用」とか「年収400万円台からの資産運用」というように、少ない金額での資産運用も沢山あるが、人は1,000万円貯金するとそれを運用したいと思うようである。

しかし!ちょっと考えると、一生懸命に貯めた1,000万円全額でいきなり投資を始めるのはあまりにも危険過ぎる。仮に、その危険(リスク)を分散するために1,000万円の投資対象を株、債権、通貨、現物資産などにどれだけ分散したとしても、そのリスク分散は十分とは言えない。

なぜなら、時間を分散することによるリスクヘッジができないからだ。

資産運用は1日でも早く始めるべき!

昔、俺は600万円の運用資産を保有していたわけだが、その600万円の資産は4年間毎月コツコツと積み立てることで築き上げたものだ。つまり、投資対象も10以上に分散させたが、時間も分散させたのである。いわゆるドルコスト平均法だ。

俺が、450万円の投資額で150万円もの利益を得ることが出来た成功要因は、マーケットが右肩上がり出会ったことも大きいが、時間を味方につけたことであると考えている。保有している運用資金を時間をかけて投資したことにより、お買い得な時には多めに投資し、マーケットが過熱気味な時は投資を控えることが出来た。

また、長期運用をすることが前提だったからこそ、マーケットの急激な変動にも左右されること無く、冷静な投資判断が出来たのだと感じている。

もし、今日1,000万円全額を投資し、明日その1,000万円が900万に目減りしてしまったらどうだろうか?手元に軍資金が無いため、ナンピン買いによる計画的な取得平均価格の抑制も出来ない。下がり続ける自分の投資資産を指をくわえて見ることしか出来ない。これは相当なストレスであるし、このストレスのせいで冷静な投資判断は絶対にできなくなる。

だからこそ、自分の資産を可能な限り安全に運用するためには、時間を味方につける必要があるのだ。そう考えると、「1,000万円貯まったから資産運用を始めよう!」とか「資産運用をやりたいからまずは1,000万円を貯めよう!」なんて考えなくて良いのだ。

幸いなことに、ネットが普及した現在、投資は1,000円から行うことが出来る。だから、お金なんて貯めなくても、今できる範囲内で投資を始めればよいのだ。

となると、今考えればユーロ危機が終わった直後から俺は投資を再開すべきだったのだ。リーマンショック、ユーロ危機と、立て続けに起こった世界中を巻き込む金融マーケットでの大事件に嫌気が差した俺は、冷静な判断ができていなかったのだ。一夜にして自分の資産が信じられないくらいに大きく目減りするという場面に2回連続で遭遇した俺は、このストレスを二度と味わいたくなかったため、マーケットが落ち着くのを待ってしまったのだ。いつ落ち着くかなんて専門家でも判断できないのに・・・。

冷静な判断ができていないというより、考えるのを放棄して投資マーケットから自ら退場したという方が正しいかな。

で、世界的にマーケットが落ち着き、上昇傾向が顕著になった今になって投資の再開を考え始めた。でも、時すでに遅し。今、1,000万円をいきなり投資するなてリスクが高すぎだからね。

ということで、手元の運用資金1,000万円を金利もつかない日本円で遊ばせておくのは非常にもったいないが、毎月20万円をコツコツと積立投資していき、4年位で1,000万円を運用しようと思う。

でも、4年も経てば更に運用資金は増えてると思う。(年収3割減になったから、年収が回復したらの話だけどね。。。)やっぱり、毎月30万円〜40万円を突っ込んだほうがいいかなぁ〜?投資対象も投資時期も分散させるべきなのは間違いないのだが、毎月いくら投資へ回すかが問題。これは、アクティブに運用するか、保守的に運用するかの投資スタイルで決める問題だな。