幸せなサラリーマンになる方法を考えてみた。目指すは頼れるおっさん社員!

まだ20年以上も働かなければならないのか・・・

大学を卒業し、23歳から働き始めているので、40歳になる時にはサラリーマン人生を17年過ごしていることになる。つまり、60歳を定年と考えても40歳というのはサラリーマン人生の折り返し地点にも来ていない状態なのだ。今更なのだが、最近そのことに気が付き愕然としている。しかも、俺の年代だと定年出来る年齢は60歳じゃなくて、65歳とか70歳になっているだろうしね・・・。

会社で働く期間って長過ぎるよ・・・。

ということで、これから20年〜30年もサラリーマンで居続ける必要があるので、「幸せなサラリーマンになる方法」を考えて見ることにした。

スポンサーリンク

幸せなサラリーマンを定義する

「幸せなサラリーマン人生」を送るためには、俺が求める「サラリーマンにとっての幸せ」を明確に定義しておかねばならない。しかし、これが難しい。なぜなら、長いサラリーマン人生に置いて幸せの定義は刻々と変化するからであり、今までも変化してきたからだ。

入社したての頃に求めたもの

入社したての頃、俺が目標としていたのは「出世」だ。出世する事こそが幸せなサラリーマン人生を送るための必須条件だと思っていた。出世は俺に2つの物を与えてくれると考えていた。1つ目は権力。2つ目は高い年収だ。

まず、1つ目の出世により得られる権力の話。男たるもの群れのリーダー・ボスを目指すものだ。群れのリーダー・ボスというのを人間社会(会社)に当てはめると、主任・係長・課長・部長・役員・社長ということになる。入社したてで一番下っ端だった頃は、兎に角その状況が嫌で仕方なかった。群れのリーダーどころか、一番下っ端の使いっ走りだからだ。

だからこそ、同僚はもちろん先輩社員も抜き去り早く出世したいと考えていた。そして、部下を持ち、大きな仕事を成し遂げ、誰からも一目置かれる地位を築きたいと考えていた。この頃は、野心とか自己承認欲求が凄く強かったのだ。

次に2つ目の高い年収だが、誰もが欲しがるものだよね。そもそも働く理由の一番の目的は「金を稼ぐこと」なんだし。また、若い頃は欲しいものが沢山あったし、それを手に入れるために高い給料が欲しくて仕方なかった。で、高い給料を手に入れるために手っ取り早いのはやはり出世することである。日本の企業は大手出ればあるほど、賃金制度は年功序列だ。よって、別に出世しなくても歳を重ねれば勝手に給料は上がっていくわけだが、出世すればその上昇幅は大きくなるし、年収の上昇率を上げる唯一の方法が出世だったのだ。

入社5年目の頃に求めたもの

入社したての頃に求めていた「出世」。しかし、出世で得られるものが入社5年目くらいで変化してきた。それは、会社でリーダーと呼ばれる地位にいる人間たちの権力が弱まっていたからだ。

俺が新入社員の頃、リーダーと呼ばれる人たち(つまり上司)は部下をこき使っていた。上司は机で偉そうにふんぞり返り、部下に指示を与え、自分の手足のように使っていたのだ。このように表現するとちょっと誤解を招いてしまうが、上司はヘッドワークに徹し、部下はフットワークに徹しているわけで、立派な役割分担をしていたのだ。また、上司は遅くまで仕事をしていなかった。部下に指示を出し定時を過ぎるとさっさと帰ってしまう。そして、指示を受けた部下たちだけが遅くまで仕事をしていたのだ。まさに権力者の振る舞いである。

だからこそ、俺は早くこの権力を手に入れ、残業ばかりの生活ではなく、プライベートな時間も楽しむために早く出世をしたかったわけだが、この状況が変化したのだ。つまり、上司たちの方が残業せざるを得ない状況になってきたのだ。

このように権力者達の状況が変わった理由。それは、世の中の流れと言っていいだろう。世の中は不況が続き、上司も残業をして仕事をしないとノルマが達成できなくなってきた。また、パワハラが世間で話題となり、大きな問題になっていたのもこの頃だった。さらに、プレイングマネージャーという都合の良い呼び名が頻繁に使われるようになったのもこの頃だったと思う。管理職は部下の管理(マネージメント)だけを求められるのではなく、自らもプレーヤーとしての役割を果たさなければならなくなってきたのだ。

という意味で、出世により得られるはずの絶大なる権力は、どんどん魅力のないものに変化していき、「出世=割に合わない役割と責任を負わされる」という悪いイメージが付きはじめたのである。

更に、「高い年収」も同じく色あせ始めていた。不況により業績が悪化。管理職の人間たちは給料が業績連動であるため、年収も大きく下がり始めたのだ。こうなると、苦労して出世しても何も得るものが無くなってしまう。

出世することが幸せなサラリーマンになるための条件だと思っていたが、「違うのかも知れない・・・」と感じ始めた頃だった。

社会人人生10年目頃に求めたもの

社会人になって10年目でとても大きな体験をした。それは、リストラである。長い間の業績低迷により、ついに会社は大規模リストラを敢行したのだ。その時リストラのターゲットになったのは35歳以上の社員だった。

35歳以上の社員は全員リストラ面談を受けていた。面談するのは上司、そして面談を受けるのは部下である。この出来事で、管理職の権力が弱まっているとはいえ、やはり一般的な社員より圧倒的に強く、優位な立場にいることを痛感した。

但し、ここで新たな発見もあった。40代で管理職に昇進していないにも関わらず、リストラ面談でリストラを勧告されず、反対に引き止められていた社員がいたのだ。その社員とは、「特殊な技術を有している社員」と「管理職の優秀な右腕としての役割を果たしている社員」だった。

ここで、幸せなサラリーマン人生を送る為に俺が求める方向性の選択肢が増え、「出世&高い年収」or「管理職の優秀な右腕のポジション」となった。ちなみに、特殊な技術を身に付けることも考えたが、そのような技術は持ち合わせていないし、もしそのような技術を習得したとしても、その技術はいずれ陳腐化し長続きはしないと考えたので、優秀な右腕を目指すことにした。

40代を目前とした今求めているもの

サラリーマン人生における酸いも甘いも一通り体験し、更に自分の能力を客観的に判断できるようになった今俺が求めるもの。それは、とにかく「リストラされないこと」である。

新入社員〜5年目くらいまで抱いていた出世欲・野心はすっかり小さくなった。そして、俺は完全に守りに入ってしまった。このように考えが変わった最大の理由は、リストラされた先輩社員たちの過酷な状況を間近で見てきたことだ。リストラなんて全く関係なく、輝いて仕事をし続けている尊敬すべきリーダー達のようになりたいという憧れよりも、リストラで会社を去りその後辛い思いをしている先輩たちの様になりたくない。そんな思いが強くなっているのだ。

しかし、別に考えが後ろ向きなわけでない。ネガティブ思考で支配されているわけではない。幸せなサラリーマン人生を送るために、自分の進むべき道、選択すべき方向を模索しようとしているのだ。積極的な攻めの行動である。

で、ここまで書いてやっと結論にたどり着きつつあるわけだが、結局先日書いたこの記事の内容と同じ事になった。

上記の記事は「40代で身に付けるべきスキルってなんだろう?」という疑問を軸に書いた記事であり、今回は「幸せなサラリーマン人生を送るための方法ってなんだろう?」という疑問を軸に書き始めた記事である。スタートが違うにも関わらず答えは同じになった。

つまり、最近俺の頭の中を支配している考え、不安というのが「リストラ」だということがはっきりした。サラリーマン人生の折り返し地点にも来ていないのに、俺の頭の中はリストラに対する恐怖でいっぱいなわけだ。この状態で20年も30年も生活すると思うとぞっとしてしまう。そういえば、こんな記事も書いたし・・・

早くリストラの心配をしなくていいポジションを確立せねば・・・。目指せ!誰にも好かれて頼れる40代・50代のおっさん社員!