ホワイトカラーからブルーカラーに転職したいなんて思ったりして・・・

仕事

俺はホワイトカラー。

俺の親父はブルーカラーだった。小学生の頃、「お父さんはなぜネクタイして会社にいかないんだろう?」と疑問を持ち、「僕はスーツを着てネクタイをして働く仕事がしたい」なんて考えていた。

ということで、小学生の頃の夢を叶えたと言えるのだが、着る服、スタイルで選んで幸せになれるほど仕事とは甘いものではない。

ホワイトカラーとして働きはや15年以上。最近、「ホワイトカラーからブルーカラーに転職したいなぁ〜」なんてことを漠然と考える事がある。

まぁ〜、今の会社・仕事で色々悩みがあるからこんなことを考え、一種の逃げに走っている状況なのだが、働き方、仕事とはなんぞや?なんて事を考えるいいきっかけなので、深掘って考えてみたいと思う。

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ホワイトカラーとブルーカラーの違い

ホワイトカラーとブルーカラーを英語にすると、「White-collar」「Blue−collar」となる。そう、”color(色)”ではなく”collar(襟)”である。

つまり、ホワイトカラーとは白い襟の服装で働く人を指し、ブルーカラーとは青い襟の服装で働く人のことを指す。簡単に言うとワイシャツと作業着の違いである。

ホワイトカラーの仕事

ホワイトカラーとは、背広(スーツ)にネクタイ姿で仕事をする人であり、頭脳労働者と言える。事務所・オフィスで働き、物の生産に直接関わる仕事をしない。

比較的高学歴な人が就く仕事であり、ブルーカラーと比較して年収・給料は水準が高い。

小学生の頃に俺が持っていたイメージは「できるエリートサラリーマン」って感じだ。根拠もなく、カッコイイ仕事だと感じていた。

ブルーカラーの仕事

ブルーカラーとは、作業服姿で仕事をする人であり、肉体労働者と言える。工場や現場で働き、物を作る事に直接関係する仕事で製造業の現場で働く人。ただ、警備員や運転手なんかもブルーカラーに位置づけられる為、一概にモノ作りを仕事とする人とは言えない。

比較的低学歴でも就くことが可能な仕事であり、ホワイトカラーと比較すると年収・給与水準は低い。こちらも但し書きがつくが、高度な技術を必要とするような仕事においては、ホワイトカラーよりも高い年収・給料を稼ぐブルーカラーもいる。

今はあまり言われないが、昔は「キツイ・汚い・危険」の3Kと言われる事もあった。

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ブルーカラーに転職したいと思った理由

ホワイトカラーからブルーカラーに転職したいと思ったということは、現在の仕事に不満を持ち、ブルーカラーの仕事に魅力・メリットを感じた訳である。

俺が今の仕事で嫌なのは以下の通り。

  • 1日で完結しない。1つの仕事を終えるのに数日から数ヶ月、下手すると数年単位かかることもある。よって、帰宅後も、休日も仕事が頭を離れない為ツライ。ストレスが溜まる。
  • 企画の仕事には、正解と終わりがない。納期はあるが、それは数ヶ月・数年単位であるため、いつまででも考えていられる。トイレにいくのも忘れ、一日中ずっとPCとにらめっこしながら頭を悩ませる。正解がないため、何十パターン、何百パターン、何千パターンの企画書を作る事ができ、残業しても休日出勤しても時間を持て余すことはない。
  • こうして作った企画書・提案書は会社の決裁を経て具現化したり、取引先に提出するのだが、正解がないため見る人によって評価はバラバラ。「上出来!」という人も入れば「こんなんじゃダメだ!」という人もいる。最終的には、決定権者に認められる企画書・提案書こそが正解なのだが、その間に何人もの関門を突破しなければならず非常に面倒臭く、無駄な仕事に思えてしまう。

ぐだぐだと書きなぐってしまったが、要するに「プライベートの時間まで頭が仕事に占領されるのが嫌」「終わりと正解がない仕事が無意味に感じて面倒臭い」ということである。

最近、こんな達成感とやり甲斐のない仕事をあと20年も30年も続けるのか・・・と悩み、不安とストレスを感じている。

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ブルーカラーの魅力・メリット

俺が、ブルーカラーに転職したいと思っている理由は以下の通り。

  • 1日完結型であるため、家に帰った後や休日にまで仕事の事を考えなくて良い。
  • 基本的に正解がある仕事、終りがある仕事、労働時間が決められている仕事が多いので長時間労働によるストレスがない。
  • 達成感を味わうことができる。
  • 頭でっかちの屁理屈ばかり言う嫌な上司・同僚が少なそう。
  • 出世競争で同僚の足を引っ張る嫌な奴が少なそう。
  • ブルーカラーは肉体労働でキツイと言われるが、ホワイトカラーも一日中PCとにらめっこしてデスクに座ったままなので、肩コリ、腰の痛み、眼精疲労、近眼の進行、頭痛、体力の低下などキツイことは多い。そういう意味では、肉体的苦痛は対して変わらないと思っている。

まぁ〜、人とは隣の芝が青く見える生き物である。ブルーカラーの仕事をしたことがなく、遠くから眺めているだけなので、上記のような都合の良い魅力・メリットだけを感じているのかもしれない。

でも、本当に魅力的に見えるんだよねぇ〜。

 

年収下がってもいいから、1日完結型のブルーカラーの仕事で働きたい。なんなら、コンビニのバイトでもいいんだよなぁ〜。でも、転職に踏み切れないのはやっぱり稼ぎが違うから。あと、40歳のおっさんが、今更ホワイトカラーからブルーカラーに転職しても通用しないだろうし・・・。

一生、不満を持ったままホワイトカラーを続けなければならないのかな?もしくは、考え方を変えたり、自分の思い通りの仕事ができる地位まで出世を目指すのがいいのか・・・。

悩みは尽きないね。

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