50代でリストラ(解雇)されたら再就職・転職出来る?俺は無職になるかも。。

仕事

企業側の都合(主に人員整理など)で退職を余儀なくされた5万人について、厚生労働省が調査を行った。つまりリストラの現状を調査したってことね。

その結果、リストラされた人は50代後半が最も多かった。さらに、1年以内に再就職できた人はたったの39%しかいないことが分かった。

この結果から、厚生労働省は転職支援のため、職業訓練を充実させるなどの対策を考えているようだ。そのために転職を支援する助成金を大幅に増やす予定があることも発表している。

しかし、こんなことで本当に再就職・転職率の向上が見込めるのだろうか?自分が50代でリストラ(解雇)されたと仮定して考えてみた。

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50代でリストラ。そのまま引退はできない?

もし、俺が50歳でリストラされたとする。

その後の選択肢は2つ。

1つ目はそのまま働かないこと。そして2つ目は再就職・転職すること。

しかし、この選択は考える間もなく後者を選ばざるを得ない。

年金がいつからもらえるか分からない現在、50歳でリストラされてそのまま隠居生活を送ることなんて不可能だからね。

どうにかして新しい働き口を探し出し、収入を得なければならない。でないと、私けでなく家族も路頭に迷わすことになってしまう。

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50歳で再就職・転職するパターンって?

リストラされた方は、収入を求めて新たな就職先を探さねばならない。

しかし、50歳の老い先短いおじさんを雇う側はどんな理由からやとうのだろうか?

50代のおっさんを雇う理由。それは3つあると思う。

  • 1つ目は「特殊なスキル(技術)」を持っていること。
  • 2つ目は「広い人脈(ビジネスに利用可能な有益な人脈)」を持っていること。
  • 3つ目は「安価な労働力」となること。

50歳までに上記3つのいずれかを手にしていなければ、リストラ後の再就職・転職は不可能となる。

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50代になった時、俺は何かスキルを持っているか?

私は、50代になった時、再就職・転職に役立つ武器(スキル)を持っているだろうか?

上記3つのうち、何か1つでも手にしているだろうか?

私は、大企業に勤めている営業マンである。営業の技術・スキルはそれなりに持っているが、はっきり入って“特殊”ではない。営業を10年・20年経験すれば誰もが身に付けれることができるスキルである。

また、商品知識もそれなりに持ち合わせているが、こんなもの数年経てばほとんど意味がなくなる知識であり、今の会社でしか役に立たない知識だ。他社への再就職・転職では何の役にも立たない。

また、人脈もそれ程持っていない。

私は酒も飲めないし、お喋りも好きではない。また、ゴルフもやらないので、社内外を問わず、仕事以外での付き合いなんて皆無だ。

この性格は今後変わらないと思うので、50代になっても有益な人脈なんて持ち合わせていないだろう。

最後は「安価な労働力」だ。

私は、それなりに理解力もあるし、臨機応変な対応力も持っていると思っている。よって、指示を貰えればそれなりの成果を上げることは出来るだろう。

以上、私が50代になった時、企業が求める要素の内、たったひとつしか持っていないことが想定される。悲しい現実だが、多分こうなるだろう。

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ただの安価な労働力だけで出来る仕事

特殊ではないただの安価な労働力だけで出来る仕事とはなんだろうか?

パッと思いつくところでは、「コンビニのアルバイト」「スーパーでの夜間のレジ打ち」「警備員」「商品の積み下ろしなどの肉体動労」ってなところである。

どれも過酷な労働だ。

さらに、中年男性に優位な仕事ではない。ぶっちゃけ、若ければ若いほど効率よく働ける仕事ばかりだ。

つまり、ただの安価な労働力をもっていても、若い人と張り合えば負けてしまう。もし、私が50代でリストラされる時代に若い労働力も余っていれば、この仕事にも有りつけなくなる。

そもそも、都内の高層ビルのオフィスで、夏は涼しく冬は温かく仕事をしている私に過酷な肉体労働ができるだろうか?

50歳でそれなりの地位にいるはずの自分が、再就職・転職をして自分より若い人間にこき使われながら働くことが出来るだろうか?果たしてそんな労働環境の中、精神的に耐えることは出来るだろうか?

家族を守るためになら、肉体的・精神的な苦痛に耐える自信はあるが、正直そんな人生を送りたくはない。

でも、どう考えても50代でリストラされたら、私は再就職・転職先を見つける自信がない。面接でアピールできるものがイメージ出来ない。

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実際に6割が再就職・転職が出来ない

厚生労働省の調査で、リストラ後に再就職・転職できた人が39%しかいないのは、私と同じ理由なんだと思う。

つまり、多くの人が50代で特殊なスキルや特別な人脈を持っていない。だからこそ、職業訓練により50代のおじさん連中に新たな技術(手に職的な技術)を身に付けさせ、プライドを持って再度社会復帰させる計画なんだろう。

でも、50代で新たな技術を身に付けるって相当大変。

再就職をしなければならないその時が来る前に、どうにかして技術をみにつける事はできないのだろうか?

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在職中でも職業訓練は受けることが出来る

職を失い、求職中であれば職業訓練を無料で受けることが出来る。

しかし、職を失ってからではなく、仕事をしながら職業訓練を受ける方法はないのか?

実は、在職中でもスキルアップ、キャリアアップを目的として職業訓練を受けることが出来るのである。この場合、もちろん有料となるが、民間の職業訓練・専門学校と比較すれば格安である。

50代で自分が解雇される可能性が高いと思えば、今のうちから職業訓練を受け、来るリストラに備えておくこともリスクヘッジとして重要かもしれない。

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職業訓練ってどんなものがあるのか?

公共職業訓練では、どんな技術を学ぶことが出来るのか?

厚生労働省のサイトで確認できるが、ものづくりから、事務、介護サービス、プログラミングまで本当に様々な訓練コースが準備れている。

詳しくは厚生労働省のサイトで。実際には各都道府県のサイトで受講可能な職業訓練コースが確認出来る

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さて、リストラ対策として何しよう。

厚生労働省の及び各都道府県のサイトを確認することで、自分が受講可能な職業訓練コースに何があるのか分かったが、正直受けてみたいと思うコースがない・・・。

さらに、リストラに対して不安を感じるものの、本当にリストラされるか分からないし、リストラされずこのまま定年まで勤め上げられるかもしれない。

また、職業訓練を受けるなら、現在の仕事に役立つスキル(英会話とか?)を身につける方が得策かもしれない。

しかし、現職で活用できるスキルを身に付けても、結局リストラされた場合のリスクヘッジにはならないので、やはり手に職的なスキルを身に付けたい。

もしくは、人に雇われること無く自分で収入を生み出す能力・スキルを育てるのもいいかもしれない。

例えば、サイト作成、Webデザイン、SEO、ネットマーケティング、アフィリエイトなどのスキルを磨き、ネットで稼ぐ能力を養うのもひとつの方法だ。(実際、多少はネット収入稼げてるし・・・)

以上、50代でリストラ・解雇された場合、自分は再就職・転職ができるのか?出来そうに無い場合どういう対策を取るのかを考えてみたが、あまり良い案が浮かばなかった。

とりあえず、このブログを書き続けて、月間数十万アクセスのあるサイトに育てることを頑張ろう。50代でなくても、40代でリストラされる可能性もゼロじゃないし、対策取るなら早めがいいな。

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