「内定がほしい!内定くれたらなんでもするよ!」と神に誓った就職活動時代

仕事

今、仕事がツライ。

「会社辞めたい。転職したい。」って本気で思ってる。で、いろんなことを考えてるうちに、就職活動をしている時代や入社したての頃をふと思い出した。

俺、あの時祈ってた。「神様!内定がほしい。大企業じゃなくてもいいから内定くれたらなんでもする。だかからあの会社に就職させて!」って。。。そんな時のことを振り返ってみる。

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僕が就職活動をしていたのは十数年前の就職氷河期

山一證券が倒産した数年後。いわゆる就職氷河期と呼ばれる時代に僕は就職活動をしていた。

実際どの程度の氷河期具合だったかというと、有効求人倍率が0.5%を切っていたと記憶している。就職氷河期の中でも最も寒かった部類に入るんじゃないかと思う。今もまだまだ就職難の時代だけど、あの頃は辛かったなぁ〜。

数十社に断り続けられる苦痛

僕を含めてだけど、数十社の採用試験を受けてもなかなか内定をもらえない時代だった。50社から断り続けられている奴もいた。地元ではボチボチ有名な大学だったんだけど、それでも就職できない奴がゴロゴロ居た時代だった。

その結果、人生で初めての挫折を味わう人間が大量生産されていた。

さすがに数十社の試験受けて1社からも内定をもらえなかったら大きな挫折を感じちゃうよね。普通の感覚の持ち主なら絶対落ち込む。しかも、挫折っていうか、自分の存在を否定されている気持ちで、人生初の屈辱感だったことを思い出す。就職活動は本当に苦痛だった。

採用試験・面接なんて運次第なんだけどね。

今思えば就活における面接で落ち込むなんてアホらしい。面接に落ちたからって人格を否定されているわけでもなければ、無能な人間だと決めつけれられたわけでもない。あんなに短い時間で本当にその人の本質を見抜ける人間なんていやしないんだからね。

面接なんて恋愛と一緒。パッと見の第一印象や、ほんの少しの時間話した感じでフィーリングで判断するしかない。面接官をやってみて心の中からそう思ったよ。面接官なんて学生の話をそんなに深く聞いているわけでもないし、合否の判定って感覚が占める割合が多い。

ってわけで、就職活動に疲れる気持ちもわかるけど、例え思い通りに進まなくてもそれほど落ち込む必要はないんだよね。

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話は戻るが、そこまでして入社したかった会社に今いる俺。

少し話が外れちゃたけど、今思えば「どんなことでもするから内定が欲しい」と本気で思い、入社後はがむしゃらに働いてた。サービス残業も当たり前だったし、休日も返上して働いてた。

営業だったから、毎日数字に追われて、達成できなければ先輩・上司に罵声を浴びせられていた。

でも、正社員として会社に所属してることが嬉しかった。それだけで満足だった。就職できなかったら路頭に迷い、20歳そこそこで人生終わりだって思ってたからね。

「就職できなければ大変なことになる。だからどうしても内定が欲しい」そう思って入社した会社に対して、今は「辞めたい」と思っている。

こう考えると、今の考えが「甘い」気がしてきた。

「内定がほしい!内定くれたら何でもする!」

そう神様にお願いしていた当時の気持ちを思い出し、転職活動についてはもう少し冷静になって考え直してみようと思う。初心に帰って気持ちの整理をするって大事だね。

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