転勤族のメリット・デメリット。40代転勤族の実体験!

仕事

転勤族って敬遠されること多いですよね。特に最近の若者は地元志向が強く、転勤のある会社よりも転勤がない会社を希望するケースが増えているという話も聞きます。

確かに転勤族は異動の度に引っ越しするため生活基盤が安定しないし、新しい土地での生活は不安だし、人間関係を一から作り上げるのも大変。

そう考えると、転勤族を敬遠する心理は良くわかります。

でも、転勤はデメリットばかりでなく、メリットも多いんです。

20年近く転勤を繰り返してきた実体験から、転勤族のメリット・デメリットを少し語ってみたいと思います。

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転勤族のメリット

就職活動において、転勤があるのかないのかを一つの基準にする人が多くなっていると聞きますが、実際転勤を経験してみると、それなりに良い面もあります。

確かに、友達や恋人と離れるのは辛いですけどね。。。

では、実際に何回も転勤をしてみて感じているメリットを挙げていきたいと思います。

仕事をリセット出来るのは転勤族の大きなメリット

転勤がない会社や職種の場合、入社後はずっと同じ仕事をすることになりますよね。会社人生数十年もあるのに。。。

そのことに対して、なんの苦痛も感じない人であれば良いですが、「5年も同じ仕事しているとぶっちゃけ飽きる」って人もいますよね。

でも、転勤族ならそんな心配はない!

仕事に飽きても数年後には違う内容の仕事を命じられるし、例え仕事内容が同じでも、新しい職場に異動し違う環境で仕事できますから。

人間関係をリセット出来るのも転勤族のメリット

転職の理由で常に上位に来る理由をご存知ですか?

それは、「人間関係で悩んでいる」「嫌な同僚や上司がいる」です。

人間関係が上手く行かず、どうしようもないから転職する人が多いんです。でも、転勤族なら大丈夫。いくら嫌いな同僚や上司がいても、数年後にはオサラバですから。

苦手な人と定年まで付き合う必要はないのです。どんなに嫌な上司や同僚がいても、数年間だけの付き合いだと思えば、意外と割り切って付き合えます。そう思うだけで、人間関係のストレスは大きく軽減されるんです。

多くの会社員が持つ人間関係の悩みを解消できるのも転勤族の大きなメリットになります。

会社の金で旅行気分を味わえるのも特権!

旅行好きな人には転勤族はオススメです。

だって、会社のお金で旅行してるみたいなものですからね。「転勤=長期滞在の旅行」って思えばいいんです。

転勤直後の休日・週末は毎回観光旅行に行けるんです。交通費もいらないし、宿代・宿泊費も不要。今まで自分が知らなかった観光地を超格安で旅行出来るわけです。地元の特産品・名産品・地酒なんかで舌鼓をうち、見たことない景色や歴史的建造物なんか見て楽しめる。

全国に支社を持つ会社に入れば日本中を旅行できます。海外が好きなら、グローバール展開をしている企業がいいかもね。

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転勤族のデメリット

もちろん、転勤にはデメリット(嫌なことや不安)もあります。

仕事や職場が変わるデメリット

先に挙げたメリットの反対になりますが、仮に今の仕事内容や人間関係に全く不満がない、それどころかとても満足していた場合、転勤は大きなデメリットになります。

転勤により仕事内容や人間関係が変わってしまえば、悪化する可能性がありますからね。

しかし、仕事内容や人間関係に全く不満をもたない人なんてごく一部。もし、そんな幸せな職場環境に身をおくことになれば、転勤のある総合職から転勤のない一般職に転換してしまうのも一つの手法かもしれませんね。

仲が良くなった同僚や友達との別れはデメリット

転勤族は、子供時代を過ごした地元の友達、学生時代をともに過ごした友達と関係が希薄になってしまいます。また、仲良くなった職場の同僚とも長い関係を続けられません。

これは大きなデメリットですね。人生100年時代と言われる現在、人生を豊かにするために必要なものはお金ではなく家族や友達などの人間関係だって言われていますからね。

もちろん、転勤したからと言って友達関係がリセットされたり途切れるわけではありませんが、会う頻度が少なくなればどうしても疎遠になってしまいます。こればっかりはどうしようのありません。

人生において人間関係を重視している人はこのデメリットだけでも転勤族を敬遠する十分な理由になるのでしょう。

一番のデメリットは定年後の生活です。

前述したとおり、数年単位で転勤を繰り返した場合、プライベートな人間関係の構築ができないため、定年後は友達がいない寂しい生活となります。

まぁ〜、家族が入ればいいって人もいるでしょうけど、子供たちはいずれ親元を旅立ちますし、配偶者だっていつまで一緒にいられるか分かりません。(先立たれたり、離婚したり・・・)

もちろん、定年した後に友達を作れるバイタリティーがあればそんな心配しなくてもいいんでしょうけど、転勤族である私は唯一これだけが悩みの種であり、転勤族として唯一感じているデメリットです。

人見知りで出不精な私は60歳超えてから友達を作る自信がない・・・

でも、この問題以外は結構いいもんですよ。転勤生活。


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