北海道のとある田舎町で暮らす20代のDINKs夫婦(子なし共働き夫婦)の物語をご紹介します。
私たちは北海道のとある田舎に住む20代のDINKs夫婦です。
DINKsとは「共働きで子どもがいない夫婦」のこと。
私たちは、夫と私(妻)、そして保護された犬のポチと一緒に暮らしています。
このブログでは、そんな私たちの日常や生活の知恵、そして将来の夢についてお伝えしたいと思います。皆さんに共感してもらえたら嬉しいです!
私たちの家族紹介
まずは私たちの家族を紹介します。
夫の翔太(仮名)は地元のスーパーで働いています。勤続5年目で、真面目に仕事に取り組んでいます。
私は美咲(仮名)といいます。夫と同じスーパーでパートとしてレジ打ちの仕事をしています。夫婦で同じ職場なので、職場の人たちとも仲が良く、助け合いながら働いています。
そしてもう一人(正確には一匹)、家族の一員としてポチがいます。
ポチは保護犬で、私たちが3年前に迎え入れました。初めて会ったときは痩せ細っていて、人間を怖がっていましたが、今ではすっかり家族の一員となり、毎日元気いっぱいに過ごしています。
20代田舎暮らしDINKsの収入と生活のリアル
私たちの世帯年収は約450万円です。
翔太のフルタイムの収入と私のパートの収入を合わせると、なんとかこの額に達します。
北海道の田舎ということもあり、都会ほど生活費がかからないのは助かりますが、それでも生活に余裕があるとは言えません。
私たちの住んでいる地域は自然が豊かで、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。家賃も都会に比べればかなり安く、広めの一軒家に住むことができています。
しかし、交通の便が悪く、車が必需品です。ガソリン代や車の維持費がかかるため、余計な出費が嵩むこともあります。
子どもを持たない選択
私たちは、結婚してから何度も子どもについて話し合ってきました。
子どもを持つことは素晴らしいことですが、私たちにとっては非常に慎重な決断が必要でした。最終的に、いくつかの理由から子どもを持たない選択をしました。
経済的な理由
まず、経済的な問題があります。
私たちの世帯年収は約450万円で、北海道の田舎での生活費は都会に比べて低いとはいえ、それでも余裕があるとは言えません。子どもを育てるためには、教育費や生活費、そして将来的な進学費用など、多くの費用がかかります。
これらを考慮すると、私たちの収入では子どもを十分に育てることが難しいと感じました。
時間とエネルギーの問題
また、子どもを育てるためには多くの時間とエネルギーが必要です。
私たちは共働きであり、仕事が忙しい中で子育てをすることは、非常に大変だと思います。特に、妻である私は現在パートタイムで働いていますが、将来的には正社員になりたいと考えています。
正社員になることで仕事の責任が増え、子育てに十分な時間を割くことが難しくなると予想されます。
自分たちの時間を大切にしたい
私たちが子どもを持たない選択をしたもう一つの理由は、自分たちの時間を大切にしたいという思いです。夫婦二人とポチとの生活は、私たちにとって非常に満足のいくものです。
休日には一緒に散歩をしたり、家庭菜園で育てた野菜を使って料理を楽しんだりする時間が、私たちの幸せの源です。これらの時間を奪われることなく、今の生活を続けたいと考えています。
心の安定と幸福感
また、私たちは精神的な安定と幸福感を大切にしています。
子どもを育てることは素晴らしい経験ですが、その一方で大きな責任とストレスも伴います。私たちは、自分たちの精神的な健康を保つためにも、現在の生活スタイルを維持することが最良だと判断しました。
周囲の理解と支援
私たちの決断に対して、周囲の理解と支援も得られています。
家族や友人たちは、私たちが慎重に考えた上で出した結論を尊重してくれています。彼らの理解と支援は、私たちにとって非常に心強いものです。
子どもを持たない生活の充実
子どもを持たないという選択をしたことで、私たちの生活には多くの充実感があります。
例えば、趣味のDIYに時間を割いたり、ポチとのんびり過ごす時間を大切にすることができます。また、夫婦二人で旅行を楽しんだり、新しいことに挑戦する余裕もあります。
こうした生活の中で得られる喜びや達成感は、私たちにとって大きな幸せです。
ポチとの生活
ポチは私たちの家族の中心的存在です。
毎朝、元気よく私たちを起こし、散歩に連れて行ってくれます。田舎の広々とした自然の中での散歩は、ポチだけでなく私たち夫婦にとっても大切な時間です。都会では味わえない贅沢な時間です。
ポチとの生活を通して、たくさんのことを学びました。責任感や忍耐力、そして何より無条件の愛情を持つことの大切さです。ポチがいるからこそ、毎日の生活に癒しと笑顔が溢れています。
将来への不安と希望
私たちにとって、老後の生活は大きな不安の一つです。
現在の世帯年収は約450万円で、生活費を賄うことはできますが、十分な貯蓄をするのは難しい状況です。特に、年金だけでは安心して暮らせるかどうか不安があります。
少子高齢化が進む中、将来的に年金制度がどのように変わるのか予測がつかないため、自己防衛としての貯蓄が必要だと考えています。
老後に備えて、私たちはできる限りの貯金を心がけています。
しかし、予期せぬ出費や生活費の増加など、貯金計画が思うように進まないこともあります。例えば、家の修理や車のメンテナンス、医療費など、突然の出費は避けられません。
また、物価の上昇も家計に影響を与えるため、将来の生活費がどれだけ増えるかを見通すのは難しいです。
収入の増加を目指して
私たちが将来の不安を少しでも軽減するために考えているのが、収入の増加です。
特に、私は現在パートタイムで働いていますが、将来的には正社員になることを目指しています。正社員になることで、収入が増えるだけでなく、福利厚生や退職金制度も利用できるようになるため、長期的な安定が期待できます。
正社員になるためには、スキルアップや資格取得が必要です。
現在、私は時間を見つけて勉強をしています。例えば、レジ打ちの業務だけでなく、在庫管理や店舗運営に関する知識を深めるための講座を受講しています。これらの努力が実を結び、正社員として採用される日を目指して頑張っています。
節約と貯金の工夫
私たちは、節約と貯金を重視した生活を送っています。
毎月の収入から一定額を貯金することを心がけ、無駄遣いをしないようにしています。例えば、買い物をする際には、必要なものだけをリストアップし、計画的に購入するようにしています。また、地元の農産物を利用して自炊することで、食費を抑える努力もしています。
さらに、家庭菜園を利用して自給自足の生活を少しでも取り入れることで、食費の節約にもつながっています。季節ごとの野菜を育てることで、新鮮な食材を手に入れることができるだけでなく、健康的な食生活を維持することもできます。
これらの工夫は、生活費の節約だけでなく、私たちの暮らしに楽しみと充実感を与えてくれます。
毎日の楽しみと小さな幸せ
私たちは、簡素な生活の中で小さな幸せを見つけることを大切にしています。
例えば、自然豊かな環境での散歩や、手作りの料理を楽しむ時間、DIYプロジェクトに取り組む時間など、コストをかけずに楽しめるアクティビティを通じて、心の豊かさを追求しています。
特に、ポチとの時間は私たちにとって大切な癒しのひとときです。
毎日の散歩や遊びの時間は、忙しい日常から解放される貴重な時間です。また、夫婦で一緒に趣味を楽しむことも、絆を深める重要な要素です。こうした活動は、生活にリズムと活力をもたらしてくれます。
地域とのつながりと支援
私たちは、地域とのつながりを大切にしています。
地元のコミュニティ活動に参加することで、多くの友人や知人と交流し、助け合いの精神を育んでいます。地域のイベントや祭りに参加することは、私たちの生活に彩りを与えてくれるだけでなく、地域社会の一員としての役割を果たすことにもつながります。
また、地域の支援を受けることもあります。
例えば、地元の農家から新鮮な野菜を安価で購入したり、近所の人たちと物々交換をしたりすることで、生活費の節約ができます。このようなつながりが、私たちの生活を支えてくれています。
将来の目標と希望
私たちは、将来に向けて具体的な目標を持っています。まず、正社員としての安定した職を得ること。そして、少しずつでも貯金を増やし、老後の安心を確保することです。また、健康を維持し、元気に働き続けることも重要な目標です。
さらに、私たちは小さな夢も持っています。それは、将来的にもっと大きな家庭菜園を作り、自給自足の生活をさらに充実させることです。新鮮な野菜や果物を育て、自分たちの手で収穫する喜びを感じながら、自然と共に生きる生活を続けたいと願っています。
最後に
私たちの生活には不安もありますが、それを乗り越えるために日々努力を続けています。
将来の安定と幸せを目指して、二人で協力し合い、支え合っています。この記事を読んでくださっている皆さんにも、同じような不安や悩みがあるかもしれませんが、自分たちにとって最良の選択を見つけ、幸せな未来を築いていってほしいと願っています。
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