世帯年収1000万円の30代共働きパワーカップルの誤算と失敗談!?

世帯年収1000万円の共働きパワーカップルの誤算と失敗談 コラム|DINKsのあれこれ

DINKs(共働き子なし夫婦|ディンクス)として30代で世帯年収1000万円を稼ぐ夫婦は、まさに「パワーカップル」と呼ばれる存在です。

高い収入を誇り、ライフスタイルも豊かで、多くの人々から羨望の眼差しを受けることも多いでしょう。しかし、そんな彼らにも思わぬ誤算や失敗談が存在します。

今回は具体的な事例を交えながら、DINKsパワーカップルが陥りやすい失敗についてお話しします。

ちなみに、パワーカップルとは、夫婦どちらも高収入を得ている共働き夫婦のことを指します。厳密な定義は存在しませんが、一般的には、世帯年収1,000万円以上、夫婦それぞれの年収が700万円以上という2つの基準が用いられることが多いです。

近年、共働き夫婦が増加していることもあり、パワーカップルの数も増加傾向にあります。2023年のニッセイ基礎研究所の調査によると、パワーカップルの数は10年前と比べて約2倍になっています!

では、世帯年収1000万円以上の共働きパワーカップルが陥りやすい失敗・思わぬ誤算を御覧ください。

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世帯年収1000万円では実現できない高すぎた理想の生活

具体例:高級車とマンションのローン地獄

AさんとBさんは、30代前半の共働き夫婦。二人合わせて年収1000万円以上を稼ぎ、生活に余裕が出てきたため、高級車と都心の高級マンションを購入しました。

しかし、月々のローン返済額は予想以上に高額であり、さらに維持費や管理費もかさみました。その結果、毎月の支出が増大し、余裕のある生活を夢見ていたはずが、実際にはローン地獄に苦しむことになりました。

高額なローンの返済に追われるあまり、趣味や旅行、交際費などに費やすお金が減り、ストレスも溜まっていきました。最終的には、ローンの見直しや住まいの売却を考えるまでに至りました。

>解決策

購入前に資産運用や予算管理を徹底的に行い、自分たちのライフスタイルに合った物件や車を選ぶことが重要です。特に、ローン返済が無理のない範囲で収まるよう、長期的な視点で計画を立てる必要があります。

世帯年収1,000円を超えたことで気が大きくなったようですが、可処分所得を考えるとそこまで裕福な生活は出来ないんですよね・・・。

ということで、専門家のアドバイスを受けたり、シミュレーションを行うことで、将来的な負担を軽減することができます。また、購入後も定期的に支出を見直し、無駄な出費を避けるよう心掛けましょう。

パワーカップルは仕事のストレスMAXで健康問題勃発

具体例:過労で倒れたCさん

CさんとDさんは、共に外資系企業で働くエリートパワーカップル。高い収入を得る一方で、激務に追われる日々が続いていました。

特にCさんは、プロジェクトの締め切りに追われる中で過労がたたり、ついに倒れてしまいました。仕事に追われるあまり、自分の健康を犠牲にしてしまったのです。

Dさんもまた、長時間労働とストレスによる体調不良に悩まされるようになり、二人の生活は次第に疲弊していきました。収入が多くても、健康を損なうことで生活の質が大きく低下してしまったのです。

>解決策

定期的な健康チェックとストレス管理は欠かせません。

特に、高収入を維持するために無理をしないことが大切です。休暇を計画的に取り、リフレッシュする時間を持つことが重要です。また、仕事とプライベートのバランスを保ち、無理をしない働き方を心掛けましょう。

ヨガや瞑想などのリラクゼーション方法を取り入れたり、適度な運動をすることで、ストレスを軽減することができます。

投資の失敗で大損失

具体例:株式投資で失敗したEさん夫婦

EさんとFさんは、高収入を背景に株式投資を始めました。

しかし、投資の知識が不足していたため、リスクを過小評価し、思わぬ大損失を被りました。特に、流行の株や新興企業に多額の資金を投入し、結果として大きな損失を出してしまいました。高収入に安心していた結果、予期せぬ経済的打撃を受けることになったのです。

また、投資に失敗したことで精神的なストレスも増加し、夫婦関係にも影響が出るようになりました。お互いに責任を感じたり、非難し合うことで、家庭内の雰囲気が悪化しました。

>解決策

投資は計画的に行い、しっかりとした知識を持つことが重要です。

専門家のアドバイスを受けたり、リスク分散を図ることで、安全かつ効果的な投資を行うことができます。特に、高リスク・高リターンの投資は慎重に行い、自分たちのリスク許容度を見極めることが必要です。

また、夫婦で投資計画を共有し、コミュニケーションを密にすることで、リスクを最小限に抑えることが大切ですね。

共働きで仕事に追われる生活の結果、人間関係が希薄化した・・・

具体例:友人との疎遠

GさんとHさんは、仕事に追われるあまり、友人との交流が減少。

気づけば、親しい友人との関係が疎遠になっていました。高収入であるがゆえに、同年代の友人との共通点が減り、孤独感を感じることもありました。また、忙しい生活の中で新しい友人を作る機会も減り、人間関係が希薄になっていきました。

夫婦間のコミュニケーションも不足しがちで、お互いにストレスを感じるようになりました。共通の友人が少ないことで、二人だけの時間が増え、その結果としてお互いに対する依存が強くなり、摩擦が生じることも。

>解決策

忙しい中でも、友人や家族との時間を大切にしましょう。

定期的に会う機会を設けることで、良好な人間関係を維持することができます。また、新しい趣味や活動を通じて、新しい友人を作ることも一つの方法です。例えば、趣味のサークルに参加したり、地域のイベントに積極的に参加することで、新しい出会いが生まれるかもしれません。

夫婦間のコミュニケーションを重視し、お互いの気持ちを理解し合うことも重要です。定期的に話し合う時間を持ち、お互いの悩みや喜びを共有することで、関係を深めることができます。

まとめ

DINKsパワーカップルとしての生活は、一見華やかで成功に満ちているように見えますが、その裏にはさまざまな誤算や失敗が潜んでいます。

高額なライフスタイルの維持、仕事のストレス、投資の失敗、人間関係の希薄化など、具体的な事例を通じて見えてくる課題は多岐にわたります。

これらの失敗から学び、バランスの取れたライフスタイルを心掛けることで、DINKsパワーカップルとしての生活をより豊かにすることができるでしょう。

共働きで仕事に追われる生活を改め、自分たちの生活を見直し、無理のない範囲での幸せを追求することが、長続きする幸せへの道です。

特に、健康管理や人間関係の維持、そして計画的な資産運用が鍵となります。DINKsパワーカップルの皆さんも、これらのポイントを意識しながら、豊かな生活を築いていってください。

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