髭剃りを忘れた!窮地に陥った私が取った行動と対策について

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ある朝、いつもの様に起き、いつもの様に顔を洗い、いつもの様に歯を磨き、いつものように問題なく出勤するはずだった。

しかし、通勤電車でふとあごに手を当てた瞬間「ジョリ」という音が・・・。

そう、髭剃りを忘れたのだ

私のテンションは朝から急降下。清々しい朝が台無し。絶望感さえ感じた。

しかし、いつまでも落ち込んでいられない。この無精髭を何とかしなければならない。この窮地をどう乗り越えるべきなのか?どう対処するのが正解なのか?

私は、朝から思考を巡らした。

この窮地を乗り越えるための対策はいくつか考えられる。しかし、思いついた対処法にはそれぞれメリット・デメリットが存在する。

私は、思いついたアイディアに対して冷静に分析を始めた。

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髭を剃るために一度家に戻る

髭剃りを忘れたことにもっと早く気がついていれば、一度家に帰り髭を剃るという選択肢があるが、残念がら私がいるのは電車の中・・・。

次の駅で降りて家に帰ると確実に遅刻してしまう。

髭を剃ることを優先すべきか、はたまた遅刻しないことを優先すべきか!?

ちょっと考えただけで答えは出るよね。ひげ剃りごときで遅刻するわけにはいかない。よって、この選択肢は絶対にあり得ない。

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コンビニで携帯シェーバーを買って髭を剃る

この選択肢は大いに有りだ。

髭を剃ることができ、かつ遅刻もしない。これが最善の選択かも知れない。でも、「勿体無いなぁ〜」との思いが俺の心を駆け巡る。そう、私は節約家なのだ。

社会人になって髭剃りを忘れたのは初めて。

つまり、十数年に1回の確率でしか発生しないのである。そのため、コンビニでわざわざ携帯シェーバーを買うのは非常に勿体無い。では、どうすべきなのか?

携帯シェーバーよりコストが安いカミソリを買うべきだ!

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コンビニでカミソリを買って髭を剃る

コストを最小限に抑えるためにはカミソリを選択すべきだ。

しかし、カミソリだけ買っていいのだろうか?

いや、ダメだ。

カミソリだけ買った場合、恐らく悲惨なことになる。

なぜなら、私は肌が弱いのだ。肌の弱い私が、コンビニで買った安物のカミソリで髭をそったらどうなるだろうか?

あご周りは、赤くなりヒリヒリするだろう。さらに、所々に傷が入り、血だらけになるだろう。そんな私を見た同僚はなんというだろうか?

結局、髭剃りを忘れたことをみんなに暴露しなければならなくなる。

そして、血だらけになった経緯を話し、「マヌケな男」「できない男」のレッテルを貼られることになる。だったら、無精髭のまま出勤しちゃえばいいじゃないか!!その方が男らしいのではないだろうか!?

嫌々、この髭面を同僚たちに晒す訳にはいかない。神聖な職場において、失礼である。カッコ悪いし。。。

そうだ!カミソリだけではなくシェービングクリームを買えば良いのだ。シェービングクリームさえあれば、ヒリヒリ&血だらけのリスクを回避できる。

さすが俺様だ!

こんな窮地においても軽率な判断を行わず、しっかりとシミュレーションするあたりが素晴らしい。思慮深い俺ってイケてる。

そして、カミソリを購入した後、髭を剃る場所についても考えた。ここまで用意周到に考えたにも関わらず、会社のトイレで髭剃りしては台無しになる。

よって、駅のトイレもしくはコンビニのトイレで行うのがベスト。

駅とコンビニのトイレって、本当にありがたいね。

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コンビニでカミソリ&シェービングクリームを買おう

髭剃りを忘れたことに気がついてから、コンビニでカミソリ&シェービングクリームを買うことを決断するまで約5分足らずだったと思う、しかしこの時間はすごく長く感じた。

しかし、この5分間よりも駅につくまでの10分の方が途方もなく長い時間に感じた。なぜなら、無精髭が恥ずかしかったからだ。

通勤電車に居合わせた知らない人々。この人達に「あいつの無精髭凄いな」「あいつ、髭剃るの忘れてんだろう。馬鹿だな。」なんて思われてたらどうしよう・・・。

そんなことを考えていたら、10分が20分にも30分にも感じられた。そう、私は「気にしい」なのだ。人の目が気になって仕方ない気が弱い人間なのである。

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いざコンビニへ。そして意外な結末

そんな苦痛な時間に耐え、俺は会社近くの駅に到着。カミソリ&シェービングクリームを買うためにコンビニへ向かった。

当然、用意周到な私はスムーズな会計を済ますべく財布を事前に準備しようとカバンに手を伸ばした。

その時である!

なんとカバンの中に「マスク」があるではないか!?

心配症なA型の私は、いつ体調が悪くなってもいいように常にマスクを常備していたのだ。カバンにマスクを入れたのは2年ほど前なのですっかり忘れていた。

で、このマスクとの出会いで私の決断は大いに揺らいだ。「カミソリ買わなくてもマスクしちゃえばいいじゃん!マスクしちゃえば、無精髭見られなくて済むじゃん。金かかんないし。」

結果、私はマスクでひげ剃りを忘れた顔を隠すことを選択した。体調が悪いということにして一日中マスクをして過ごした。

ちなみに、私はマスクを選択して正解だったと思っている。なぜなら、マスクを選択したことにより良いことがあったからだ。

それは、残業せずに帰れたこと。

体調の悪い(ふりをしている)俺を気遣って、同僚のみんなが早く帰るように促してくれたのだ。上司も俺の体調を心配してくれた。

「俺って、みんなに愛されてるのね」

そう感じることができ、幸せを噛みしめることができた。体調が悪いと嘘ついちゃったことには心底反省しているが、たまにはこんな日があってもいいよね。なんて思う一日となった。

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二度と同じ過ちを繰り返さないための対策

人は、失敗から学ぶ動物である。

よって、今回の「髭剃り忘れ事件」を二度と繰り返さないために私は対策を打たねばならない。再発防止策である。

で、対策を幾つか考えた。

  1. 永久脱毛をする。
  2. 髭剃りを忘れないよう、定期・家の鍵と同じ場所にシェーバーを置く。
  3. 日焼けする
  4. 髭剃りを2回する(朝晩)

永久脱毛は金かかるし、親からもらった体に処理を加えるのは気が進まない。

シェーバーの置き場所を変えることで、髭剃りを忘れなくする方法は有りかもね。でも、外出直前に髭をするのはなんだかバタバタしそうで嫌だ。

私は、色白なので無精髭がすごく目立つ。だから、日焼けして髭が目立たないようにするという対策も考えたが、アホらしいので却下。

で、採用しようと考えているのは4番目の髭剃りの回数を増やすこと。

毎日朝だけではなく、寝る前に髭を剃ることで、仮に朝の髭剃りを忘れたとしても目立たなくなるだろう。毎日2回髭剃りをする習慣をつければ、リスクヘッジになるはずだ。

以上、髭剃りを忘れるというアクシデント体験談でした。

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