実家の両親が旅行と称し我が家に1週間程度宿泊することになった。
もともとホテルを手配する予定だったが、使っていない納戸を整理して布団を敷けば十分生活できるので、宿泊代が勿体無く我が家に泊まってもらった方が経済的なのと、一緒に過ごす時間を少しでも多く取った方が親孝行になるのでそう決断した。
嫁にとっては姑とのプチ同居になるので少々ストレスだろうが、気持よく受け入れてくれたのでお言葉に甘えることにした。笑顔で両親を受け入れてくれた嫁に感謝である。
で、早速納戸を整理していたら、10年前に買って1度も使っていなかったシャープの空気清浄機(型式:FU-T23SC)が出て来た。せっかくなので、この納戸で使おうと思うのだが、10年前に作られたこの古い空気清浄機に効果はあるのだろうか?
10年前の古い空気清浄機を使っても問題ない?
まず、「10年前 空気清浄機」とキーワードを入れてググってみた。すると、俺と同じような人がいるもんだね。Yahoo知恵袋で同じような質問をしている人がいた。
で、その回答を見てみると、空気清浄機に詳しい人や家電販売員さんが回答していたのだが、基本的に問題は無いらしく、10年前と現在の空気清浄機の清浄効果自体は今も昔も大差無いらしい。
昔の空気清浄機と現行の空気清浄機に違いがあるとすれば、除菌機能、加湿機能、アロマ機能のような空気清浄以外の様々な付加機能。それと消費電力の違いによる電気代くらいらしい。
ま、1週間程度の使用目的なので電気代なんて大したことないし、加湿機能やアロマ機能も不要なのでこの10年前の古い空気清浄機は十分使えそうだ。
実際に使ってみた
ということで、早速この10年前の古いシャープ空気清浄機に電源を入れみた。
すると、全く問題なく動きだし、勢いよく空気清浄を始めた。
片付け中の納戸で電源を入れたので、ホコリが相当舞っていたのだろう。その猛烈な勢いはしばらく止まらず、なかなか静かにならない。
「もしかして壊れてる?」と少し心配になったが5分後くらいには静かになった。
ここで、1つ実験をしてみた。
部屋の中でアロマを炊いてみたのだ。すると、アロマを炊き出した瞬間に緑だったランプは一気に赤色に変わり、「ゴー」という大きな音とともに空気清浄を開始した。
ニオイセンサーも問題無く働いていることが確認出来たわけだ。
それにしても、こんなに素早くニオイセンサーが反応するとは思わなかったので少々驚いた。日本のメーカーはやっぱり技術力が高いんだね。
説明書を読んでみた。
空気清浄機なんてボタンは3つくらいしか無いし、説明書を読んで使い方を勉強する必要なんて無いが一応読んでみることにした。
すると、やはり古い空気清浄機は現在の空気清浄機と比較すると空気清浄機能自体劣っていることが良く分かった。
Yahoo知恵袋等で読んだ情報を鵜呑みにしちゃダメだね・・・。
その違いとは大きく2つ。
まず、PM2.5に対応していないかもしれないということ。ふたつ目はフィルター交換の目安がたったの2年であるということだ。
10年前はPM2.5なんて一般人は知らないものだったから、あえて説明書に書いていないだけでもしかしたらPM2.5もフィルターで除去してくれているかもしれない。
しかし、そのことが説明書に明記されていないので除去していない可能性が高い。
次にフィルター交換の目安が2年とされていること。
現在の空気清浄機の多くはフィルター交換の目安を10年としているので、このあたりから考えても10年前のフィルターの方が性能が劣っていると考えられる。
2年後どうする?
今回、納戸を整理したことでこの部屋を単なる物置から、生活出来るスペースとして活用しようと考えている。音楽聞いたり、読書したり、ピアノ引いたり、ボーっとしたりする事を目的とした、俺と嫁さんがそれぞれ一人の時間を過ごしたい時に使う個室だ。
そう考えると、この部屋でも常時稼働する空気清浄機が欲しいので、この古い空気清浄機をしばらくは使おうと思う。
しかし、2年後はどうしよう?2年後はフィルターを交換しなければならないのわけだが、その費用は4,400円(消費税が10%になっていれば・・・)。で、10畳前後対応の小さめの空気清浄機を新しく買おうと思えば1万円程度。
そう考えると、買い換えた方がいいんだろうな。10年前に購入して一度も使わかなかったので、2年で廃棄という勿体無いことになるが致し方ない。ってか、2年後となると製造から12年経過しているから交換フィルター自体売っていないかもしれないけどね。。。
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