どんどん売上を伸ばしブームともいっていい「エナジードリンク」
日々の仕事に疲れ、「少しでも元気が欲しい、翼が欲しい!」と思うサラリーマンのほとんどは飲んだことがあるのではないでしょうか?
ちなみに、私の勤務先に設置されている自動販売機にもエナジードリンク(RedBull/レッドブル)がラインナップされました。
かなりの人気で、いつも売り切れてますけどね。
缶コーヒーや缶ジュースと比較すると結構高いのに皆んな飲むんですね。皆んなお小遣い少なくて困ってるはずなのに・・・。
さて、レッドブルに代表されるエナジードリンクですが、これってどんな効果があるんでしょうか?本当に効くんでしょうか?
エナジードリンクと栄養ドリンクの違いは?
昔から、疲れたサラリーマンを癒してきたのは栄養ドリンクです。
連続出勤で疲れた時、徹夜で書類を仕上げなければならないような時はよくお世話になっています。
ユンケル、リポビタンD、リゲインなどですね。
栄養ドリンクとは薬事法で定められた医薬部外品です。栄養ドリンクには「体内の健康を維持するのに欠かせないビタミン類」、「肝機能改善と体内バランスを整えるタウリン」、「短期的に興奮状態をもたらすカフェイン」が入っています。
他にも、「滋養強壮」などの効果を持つ金額的に高価な商品もあります。
つまり、医学的に元気になる効果があると認められた成分が入っている訳ですね。
一方、エナジードリンクには栄養ドリンクのような医学的に効果があると認められれた成分が入っていません。(多分、どのエナジードリンクにもタウリンは入っていないんじゃないかな?)
もしくは、栄養ドリンクに入っている成分が少量しか入っていません。つまり、エナジードリンクとは清涼飲料水の域を出ていないということになります。
なぜエナジードリンクが流行っているのか?
恐らく、レッドブルの広告活動が素晴らしく良かったからでしょう。
”レッドブル 翼をさずける”
インパクトが有るキャッピコピーですもんね。一度飲んでみたくなります。
さらに、エナジードリンクは医薬部外品ではなく、ただの清涼飲料水、炭酸水ジュースですからどこでも売ることができるのが大きな要因。
広告活動により、「一度飲んでみようかな?」と思う。で、すぐに見つけることができるから買って飲んでみる。
こうやって流行ったんでしょう。
実際効果がないのになぜ売れ続ける?
ここで疑問が生まれます。
成分的に本当に元気になれないなら、なぜ一過性のブームで終わらず、売れ続けているのか?
これには3つの理由があると思います。
- まず1つ目は、おいしいこと。
レッドブル、バーン、モンスターエナジー、どれも意外とおいしいですよね。美味しければそりゃ売れます。
- 2つ目は、量が多いこと。
エナジードリンクは栄養ドリンクと比較して量が多いです。量が多ければ、喉の渇きも癒せますからお得感がありますよね。
- 最後に、実はそれ程効果がないと理解している人が少ないこと。
本当に疲れを癒したかったり、元気が欲しいなら医薬部外品である栄養ドリンクを飲むべきですが、栄養ドリンクとエナジードリンクの違いを理解している人が少ないんだと思います。
ということで、エナジードリンクに高い金を払うなんてバカバカしい気になってきましたが、美味しいから多分また飲んじゃうだろうな・・・。
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