人と会話をしていると必ず出てくる自慢話。
特に男性は自分の武勇伝を語り、様々なエピソードを用いて自慢し、自分を優れた人間であると主張する傾向がある。ま、群れのボスになることがDNAに刻まれてるんだろうね。男性は本能的に自慢話をすることで、自分を大きく強く見せようとするのかもしれない。
しかし、女性も結構自慢話してるよね?
よく聞くのはマウンティングという言葉。「マウンティング女子」なんていう言葉もあるくらいだから、女性だって自慢話ばかりする人はいる。
つまり、男性、女性ともにうざい自慢話をする人は多いわけで、この自慢話を避けて人とコミュニケーションを取るのは難しいってことだ。
でも、自慢話ばかり聞かされるとうざくてうんざりしちゃうんだよね。。。
という俺も時々自慢話しちゃって自己嫌悪に陥る事があるんだけど・・・。なんで人は自慢話ばかりしちゃうんだろう?なぜ、やめられないんだろう?どんな心理状態なんだ?!
男も女もうざい自慢話をする心理って何だろう?
前述したように、人は自分が優れている人間だと証明し、人の上に立ちたいという心理状態から自慢話をすると考えられる。
また、人の上に立つという目的以外で考えると、承認欲求(人に認められたい。自分の存在価値を確かめたい)を満たすためという心理状態も考えられる。
「人より優位な立場に立ちたい」「人に承認されたい」という心理は、人間であれば誰でも持っている感情だ。
そして、この本能とも言える感情が抑えられない人が、自慢話ばかりし、結果として人に嫌われてしまう。
しかし、よく考えると人に嫌われる行動を取れは、人の上に立つことはできないし、他人に承認もされない。
支離滅裂である。
自慢話は嫌われるのになぜやめられない?うんざりされ、嫌われるの分かってるはずなのに・・・
そもそも、他人の自慢話を好んで聞く人なんているのだろうか?
恐らくそんな奇特な人はいないと思われる。実際、他人の自慢話を目を輝かせて聞いてる人なんて見たことないし。自慢話を聞かされている人の目はだいたい死んだ魚のような目をしているか、愛想笑いをしながら聞いている。
なかには、明らかに嫌悪感を示した顔をしている人もいる。
しかし、自慢話をしている本人はそれに気が付かず、楽しそうに話してるんだよね。悦に入っているというか、自分の自慢話に酔っているというか、とても楽しそうに話をしている。
つまり、相手の感情が読めない状態になっていると考えられる。自慢話をすればするほど、快楽を感じてまともな精神状態・心理状態ではないんだろうな。
自分のことを考えてみてもそれは正しいと思われる。自分は他人の自慢話を聞くのは好きではないので、「俺は自慢話をしない!」と思っていても、ついつい自慢話をしてしまい、その時は自慢話を止められない。やめようとも思わない。
そして、会話が終わりしばらく経ってから自慢話をしてしまった自分を振り返り、激しく落ち込んでしまう。自己嫌悪に陥り、恥ずかしくてたまらなくなる。
自慢話をしている時って、脳の中で快楽物質が出まくり、冷静な判断ができない状態なんだろうね。
自慢話ばかりする人に対する対処法は?
さて、こう考えてみると、男も女もどんな人でも自慢話をするケースはあるわけであり、それが人というものだと分かるし、人とコミュニケーションを取る限り自慢話からは逃げられない。
となると、自慢話を聞かされる時、同対処すれば良いんだろうか?
自慢話から逃げられないとするならは、もう受け入れるしかない。
そもそも、頻繁にコミュニケーションを取る人って、それなりに自分にとって大切な人であるわけだから、その人が自分との会話を楽しんでくれるのであれば、割り切って自慢話を聞いてあげるべきなのだろう。
なんなら、他人の自慢話に乗っかって、自分も自慢話をしちゃえば良いんだと思う。そうすれば、自分だって会話を楽しめるわけだしね。そう割り切れば、自分が自慢話をしても自己嫌悪に陥る必要もなくなるわけだから。これがポジティブな対処法なのかもしれない。
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