今に始まった話ではなく、多分小学生時代からずっとなのだが、目覚ましのアラームが鳴る直前に起きてしまう。
毎朝、「あれ?今、何時だ!遅刻したか?ってか目覚まし鳴ってないのか!?」という感じで目が覚め、慌てて目覚まし時計を手に取るとアラームをセットした2・3分前という感じなのだ。
40代にもなって毎朝慌てて目が覚めるなんて、落ち着きがないというかなんというか・・・。少し恥ずかしささえ感じてしまう。
ただ、この現象のおかげで昔から寝坊することはなく、学校や会社に遅刻したことはない。
また、毎日決まった時間に目覚めているわけなので、体内時計がしっかり働いているわけであり、「私は健康な証拠だ」と思っていた。
しかし、この現象は体に大きな負担をかけており、「体にとって悪い」「健康上問題有り」だという記事をネットで見てしまった。
よって、「目覚ましがなる直前に目が覚める事象は、本当に体に悪いことなのか?」
また、仮に体に悪いのであれば、どう対処すれば良いのかを調べ考えてみた。
目覚ましが鳴る前に目覚めるのは良い?悪い?
本事象が体に悪いという記事によると、目覚ましが鳴る数分前に目が覚めてしまう原因や体に悪い理由は以下の通り。
- 「学校に行かなきゃ!」「会社に行かなきゃ!」「遅刻しちゃまずい!」と思うことが原因。
- つまり、寝坊してしまうこと、遅刻してしまうことに対して「恐れ」を感じており、その恐れが極度の緊張状態を引き起こしている。(これを過緊張というらしい)
- 過緊張状態にあるということは常に興奮状態であるということ。よって、寝ているにも関わらずリラックスできていない状態となる。(リラックスするための副交感神経が優位に働いていない)
- 過緊張で常に興奮し臨戦態勢であるからこそ、目覚ましが鳴る前に目が覚めてしまう。
睡眠とは本来体や脳を休ませる為にある。
よって、寝る時間が遅くなればその分起きる時間も遅くなるし、いつもより疲れている時は睡眠時間が長く必要になるので起きる時間が遅くなる。
にも関わらず、毎日同じ時間に目を覚ましてしまうというのは、十分に睡眠を取得出来ていない証拠であり体に良いわけがないというわけだ。
一方、体に悪くないという意見も・・・
上記の理由・理論を見る限りアラームが鳴る直前に目を覚ましてしまうのは明らかに体に悪い気がする。
しかし、この意見に真っ向から反対する意見も存在している。その理由は以下の通りだ。
- 人は目覚まし時計のアラームで突然眠りから起されるのを嫌う。人はそもそも、徐々に眠りから覚めるものだからだ。
- つまり、アラームが鳴る直前に目覚めるのは、突然の目覚めを避けるための体の機能なのである。
- 反対に言うと、アラームが鳴る前に目覚めることが出来ないのは体が非常に疲れている状態であるか、もしくは低血圧など何かしら体に異常がある証拠である。
いやいや、これはこれで非常に納得できる理由であるが、一体どっちが正しいのだろうか?
自分の体験から答えを導いてみる
さて、自分の実体験をまとめてみる。
- 私は目覚ましが鳴る直前に目覚める。そして基本的には寝起きも良い。→体に悪いとは思えない。
- しかし、疲れている時は目覚ましが鳴っても起きない時がある。そんな時は寝起きが悪い。→体が正常に機能している証拠。こんな時はたくさん寝て疲れを取りたいということなのだろう。
- また、いつもの様に目覚ましが鳴る直前に起きるが、ビクッとして目が覚め、心臓がバクバク・ドキドキしていたりすることがある。こんな時は必ずと言っていいほど会社で嫌なことがあったり、プレッシャーを感じている時である。恐らくこの状況が過緊張状態であり、大きなストレスを感じて目覚める時なのだろう。また、こんな時は目覚ましが鳴る直前だけではなく、夜中に何度か起きてしまう。→明らかに体に悪い目覚めである。
以上から考えるに、アラームが鳴る直前に目覚めても、その目覚めが気持ちのよいものであれば問題はない。
しかし、寝起きに明らかにプレッシャーやストレスを感じることが原因と感じられるのなら、体に悪い目覚めなのだろう。
つまり、アラームが鳴る直前に目覚めるという現象は一概に良いとか悪いとか言えず、その目覚めの状況や体調で判断するしか無いということだ。(当たり前なんだけど・・・)
よって、体に悪いという記事に感化される必要はなさそうである。
ま、本当は目覚ましなんかセットせずに、太陽の光を浴びる事を切っ掛けに目覚める習慣をつければいいんだろうけどね。
でも、そんな生活はサラリーマンには難しいよね。
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