一時1ドル137円台!24年ぶりの円安はいつまで続く?

時事ネタ・ニュース

今日の東京外国為替市場では、円相場が一時1ドル=137円10銭台まで円安が進行。

なんと、24年ぶりの円安水準を更新した。

まぁ〜、分かっちゃいたけど、安倍元首相の事件で一旦は円高に進んだのに、こうもあっさり円安に戻すとは思わなかった。。。マーケットはもう少し様子見ると思ったんだけどね。

さて、この円安の原因は、、、

  • 先週末に発表されたアメリカの雇用統計が市場予想を上回り、雇用が堅調に回復していることが確認された。
  • よって、金融引き締めによる景気後退への懸念が薄まり、歴史的なインフレに対応する為、アメリカの中央銀行であるFRBが金融引き締めを加速させるとの見方が強まった。
  • 一方、日銀の黒田総裁は、「躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる」と発言。今後も金融緩和を継続する意向を示した。
  • 上記の動向を踏まえると、今後も日米の金利差は拡大すると見方が強まり、東京外国為替市場では円を売って運用などで有利なドルを買う動きが拡大し円安が進んだ。

ということのようです。

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円安が止まらない。物価上昇で生活も苦しくなる・・・

円安がとまらず、24年ぶりに1ドル=137円台をつけたわけだが、年明けから考えると、すでに20円以上の円安。

結果、ガソリンや食料品にとどまらず、日本でもありとあらゆるものの値段が上がりはじめている。

最近だと、iPhone、MacBookをはじめとしたアップル製品も値上がりし、誰しもが欲しい物が買えなくなるリスクをヒシヒシと感じはじめているのではないだろうか?

この日本で物価が上昇する、インフレになるなんて、数年前には信じられなかったのに・・・。

かく言う私も、頻繁に通う定食屋さんで50円もの値上がりが行われ、円安のヤバさを実感しているところです。

20日✕50円=1,000円なので、1ヶ月で約一食分多く払うことになってしまった。。。

お小遣い制のサラリーマンはたまったもんじゃありません。

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この円安はいつまで続くのだろうか?

日米の金利差が開くことで、利回りの高いドルを買う動きが続いているのがこの円安の原因。

よって、金利差が縮まる様な事態になれば円安が一服し、円高に方向転換する可能性があるわけだが、どんなニュースを見ても金利を上げる様子は見られない。

  • 「日本は金利を上げることはできない」
  • 「金利を上げると経済が冷え込む」
  • 「金利を上げると日銀が債務超過となって円安は更に進む・・・」
  • etc・・・

でも、24年前も一気に円安が進んだんだよね?

で、1・2年後には円安は止まり、円高に向かったわけだよね?

となると、今後円高になる可能性はないわけじゃないよね。ま、24年前と今では世界情勢も日本の借金額も違うからなんとも言えないだろうけど・・・。

また、少数はではあるが、金融専門家、経済専門家さんの中には、「円高の賞味期限は2023年」「2022年秋から円高へ向かう」と言っている人達もいる。

円高に方向転換する理由は様々だか、アメリカの金利上昇によりアメリカ経済が低迷することで、ドル高がドル安へ変わるかららしい。

為替変動の原因は金利だけではないからね。

複雑に入り組んだ様々な条件で動くから神のみぞ知るなんだろうけど、僕ら一般庶民はどうしたら良いんだろうか?

今から外貨預金で円を売り、米ドル、豪ドル、ユーロ等を買うのも遅い気がするけど、円安がどこまで続くか分からないからなぁ〜。

外貨預金増やすほうが賢明かもね。

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