確定申告(e-Tax)で通信エラー。サーバの処理中にエラーが発生しましたってなって結局できない・・・

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昨年、急性心筋梗塞でカテーテル手術&緊急入院をした私は高額な医療費を払いました。

手術費用&入院費用で総額約180万円。もちろん、我々日本国民は健康保険に加入しているので払うべき自己負担は総額の3割となる約54万円。更に高額医療費制度というありがたい制度が活用できるので、私が実際に支払った金額は約23万円也。その他にも毎日服用しなければならなくなった薬代とその後の通院と検査で自己負担1万円。

つまり、昨年は約24万円の医療費を支払ったわけです。しかも、民間の医療保険には一切加入していないので保険代は当然でることはなく、24万円が我が家の貯金から消えていった・・・。

ということで、確定申告で「医療費控除」をすることにしました。

そして、確定申告の方法は書面を作成して税務署に郵送するのではなく、インターネットで電子的に手続きができて超簡単と言われているe-Taxで行おうとしたのですが、「通信エラー」「サーバの処理中にエラーが発生しました」というメッセージが出るばかりで結局できなかった。。。

マジでe-Tax使えねぇ〜!!!!!!

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確定申告で医療費控除を申請するといくらもどる?

さて、年間10万円以上の医療費を支払った場合、確定申告をすると一度支払った税金が戻ってきます。しかも、私は24万円という高額を支払ったので結構な金額が戻ってくるはず!

では、実際いくら戻ってくるのか?

戻ってくる金額の計算方法は以下の通り。

  • (「支払った医療費の総額」ー「受け取った保険金」ー「10万円」)✕所得税率

所得税率は人によって様々。その人の収入に応じて5%〜40%となり、私の場合は20%になります。ちなみに、課税所得が330万円〜約695万円の人が税率20%となる。

ということで、この計算方式に当てはめると私の場合は28,000円戻ってくることになります!結構大きな金額ですよね。

  • (支払った医療費24万円ー保険金0円ー10万円)✕税率20%=2.8万円
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マイナンバーカードを作ってe-Taxで確定申告しよう!

確定申告は過去何度もやったことがあるので難しいとも思わないし、それ自体に抵抗感はないのですが、「書面を作って、プリントアウトして、添付資料を付けて、切手を買って、郵送する」という手間が面倒臭い・・・。

しかし、28,000円も戻ってくるのであれば多少の手間は致し方ないと思い、確定申告に挑むことにしました。

で、国税局のサイトから確定申告書を作成しようとアクセスしてみると、e-Taxなるものに目が止まりました。もちろん、e-Taxの存在は以前から知っていましたが、マイナンバーカードを作らなければならないのが大きなネックでやっていなかった。

しかし、今年の9月からマイナンバーカードを持っている人は5,000円分のマイナポイントというお得なポイントを貰える施策(キャッシュレスとマイナンバーカードの普及を目的とした政府の施策)がはじまることもニュースで話題になっていたこともあり、マイナンバーカードを作ってe-Taxに挑戦することにしました。

マイナンバーカードもスマホで簡単に申請できたしね。

そして、比較的簡単な手続きを経てマイナンバーカードを手に入れた私は早速スマホを使って確定申告をしようとしたのですが・・・

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スマホで確定申告!e-Taxの手続きは簡単に見えたが・・・

ICカードの読み取り機能がついたスマートフォン(NFC対応のスマホ)とマイナンバーカードを使った確定申告(e-Tax)の手続きは簡単に言うと以下の通り。

  1. スマホで国税局のサイトから確定申告作成コーナーにアクセス。
  2. 案内に従って確定申告したい内容をいくつか選択。
  3. 必要なアプリ(e-Taxアプリ&JPKI利用者ソフト)をインストール
  4. スマホにマイナンバーカードをかざして暗証番号を入力
  5. 源泉徴収票をもとに所得等を入力
  6. 支払った医療費をレシート等をもとに入力

以上、たったの6ステップで完了するのです。確定申告書をプリントアウトして送る必要も無ければ、本人確認資料を送る必要もない、本当に簡単な手続きで終わるはずだった。

しかし、私は4番目のステップでつまづきました。マイナンバーは読み取れるのですが、暗証番号を入れたあと、「通信エラー」「サーバの処理中にエラーが発生しました」というエラーメッセージがでて先に進めない。。。

もちろん、国税局やe-Taxのサイトで「よくある質問」や「エラーメッセージ一覧」等を確認してみたが、私の場合はエラーコード等が一切出ておらず、該当するトラブルが全く見つからない。。。

そして、アプリを再インストールしたり、スマホの電源を一度切り再起動してみたり、違う日にチャレンジしてみても同じエラーが出るばかりで手続きが進められない。

一方、マイナンバーカードに搭載されている電子証明書の内容を確認したり、有効性チェックができるJPKI利用者ソフトアプリでの利用は全く問題ないし、マイナポータルサイトでの利用も問題ない。なぜか、確定申告でだけエラーが頻発する。。。

こうなったら国税局のお役人に相談しよう!ということで、エラー解消のため税務署に行くことにした。

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税務署もe-Tax作成コーナーヘルプデスクもマイナンバー総合フリーダイヤルでも解決できずたらい回しにされる。。。

一人で悩んでいても仕方ないし、自分で調べることは調べ尽くしたので、近所の税務署に相談に行ってみました。初めて税務署に行きましたが、すごい人で待ち時間が1時間・・・。

で、相談した結果、「専門部署に確認しましたが分からないので、直接e-Tax作成コーナーヘルプデスクに電話してください」と早々に相談終了。一時間並んで相談時間はたったの3分。

電話しても分からないだろうと思ったので、税務署まで足を運んだのですが、現場(地方の税務署)にはe-Taxのエラー対応ができるスキルのあるお役人様はいないんですね。

ということで、自宅に戻り早速e-Tax作成コーナーヘルプデスクに電話。

しかし、エラー内容を伝えても的を得た回答は全く返ってこない。返ってこないどころか、何度も保留にされて、30分の電話相談のうち25分くらいは保留音を聞かされる始末。ヘルプデスクの人は委託を受けたド素人なんでしょうね。。。で、結局、解決せずに今度はマイナンバー総合フリーダイヤルにかけ直すように言われる。

「この30分は一体何だったんだ?電話代返せ!」と内心イライラしながらもお礼を伝え、今度はマイナンバー総合フリーダイヤルに電話。

この総合フリーダイヤルで対応してくれた人は、私が困っている状況もエラー内容もすぐに理解してくれて、適切に対応を教えてくれた。この対応者はシステムを理解している専門家って感じだった。

その対応者の指示に従って色々と確認した結果、私のマイナンバーカード及びスマートフォンに問題はないとのこと。通信エラーやサーバの処理エラーは、e-Taxサイト側に問題があるとしか思えないとの回答だった。よって、「e-Tax作成コーナーヘルプデスクに連絡して欲しい」との最終回答。。。

つまり、たらい回しである。

結局、八方塞がりとなり、e-Taxでの確定申告は諦めざるを得なくなってしまった。せっかく作ったマイナンバーカードも全く使うことなく確定申告は書面で行うことになってしまった。

その後、ツイッターやネットで検索してみたところ、私と同じようにe-Taxでの確定申告ができない、マイナンバーカードが読み取れない、最悪なケースは暗証番号がロックされたなんて人がたくさんいた。もちろん、うまく行っている人もいるんだけどね・・・。

行政の提供するインターネットサービスなんてこんなもんなんだろうね。期待した私が馬鹿だった・・・。

ま、丸一日を無駄にしてしまったが、約3万円返ってくると思えば仕方ないか・・・

コメント

  1. リンリオママ より:

    とてもわかりやすかったです。
    いくらやってもエラーしかでませんが諦め着きました。

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