副業の収入が20万円以下になった。確定申告しなくていいってのは間違い?!

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確定申告の時期がやって来た。

この5年位は副業の収入が調子良かったから、毎年確定申告をしている。ぶっちゃけ確定申告のための収入集計作業や領収書の整理が面倒臭くてこの時期は大嫌いだ。しかも、数十万の税金を持っていかれるのでブルーになるし・・・。給料は先に税金が引かれるからあまり税金のことは気にならないが、副業の収入は一度手にした後、お国に支払うことになる。自分の貯金額減る感覚になるので、結構精神的にツライ。

しかし、大変残念ながら2016年度の副業収入は激減。20万円を遥かに下回る結果となってしまった。これから経費を引いてしまうと、本当に雀の涙程度の収入になる。

こんなことなら面倒臭い確定申告書類作ったり、数十万円の税金を払ってた方が良かったよ。

ってことで、経費を差し引いた後の収入が大きく20万円以下となった俺は今年確定申告をしなくてもいいのだろうか?

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サラリーマンは副業収入20万円を超えた場合にのみ確定申告が必要?

ネットでググってみると、「確定申告が必要なサラリーマンは副業での収入が20万円以上となった場合である」という記述を見る。

しかし、これは間違い。

正しくは”20万円を超えた場合”である。これは、「国税庁のタックスアンサーページの”給与所得者で確定申告が必要な人”」き記述がある。

1か所から給与の支払を受けている人で、給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人

 

また、「国税庁のタックスアンサーページ(確定申告に関するページ)」には以下のように記載されている。

給与の収入金額が2,000万円以下で、かつ、1か所から給与等の支払を受けており、その給与の全部について源泉徴収される人で給与所得及び退職所得以外の所得金額が20万円以下である人等、一定の場合には確定申告をしなくてもよいことになっています。

 

つまり、”20万円を超える”とは”20万円を含まない”ということである。

「超える」「以上」「以下」「未満」をしっかり理解しないといけない。ま、そんな切りの良い副業収入(雑所得)を得ることなんてほとんどないからどうでも良いと言えばどうでも良いが・・・。

ってことで、2016年の雑所得が20万円を大きく下回っている俺は確定申告が不要ということになる。

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でも、本当に申告しないで大丈夫か不安

国税庁のサイトで確定申告が不要であることは確認できたが、それでも不安が払拭出来ない。なぜなら、毎年確定申告していた人が突然申告しなくなると申告漏れ(つまり脱税)と疑われうのではないか?と心配になるのだ。

よって、「去年まで20万を超える副収入がありましたけど、今年は20万以下の副収入しかありませんよ。そんな俺は今年所得税払えませんからね」と宣言しておいた方が良いのではないか?と考えてしまうのである。

一方、20万円以下の俺が確定申告をするということは、「無駄な事務処理をお役人様にさせてしまうことになるのではないか?(つまり、税金の無駄遣い・・・)」とも思う。

うぅ〜、俺はどうしたらいいのだろう?

ってことで、「20万円以下でも確定申告をしてきた!」って人がいないかネットで検索してみたが、そんな人はどうもいないらしい。俺みたいな心配症の人間はこの世に存在しないのだろうか?

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副収入が20万円以下でも住民税は払う必要がある!

副収入が20万円以下のサラリーマンは確定申告をする必要はない。しかし、驚きの情報を見つけてしまった。なんと、住民税は副収入の金額に関係なく、副収入が少しでもある人は払わなければならないらしい。

今までは確定申告をすれば、勝手に請求が来ていたから気にしていなかったが、こんな落とし穴があるとは思わなかった。俺が心配症だったら住民税の脱税をしてしまうところだった・・・。

こんなこと、学校じゃ習ってないよね?副収入のあるサラリーマンはみんな知ってるのかな?

ちなみに、住民税は「特別区民税+都民税」「市民税+県民税」の事を言うらしい。

ってことで、今年は税務署で確定申告するのではなく、住民税を払うための申請をしなければならない。住民税の申請ってどうやるんだろう?取り敢えず、区役所(市役所)のサイトで調べてやってみるしかないな。

でも、多分確定申告より簡単だろうな。

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