サラリーマンだけど確定申告が必要な俺。確定申告のお陰で色々学べた。

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俺は普通のサラリーマンだが、かれこれ4年前から確定申告をしている。といっても、住宅ローンを組んだから確定申告している訳ではない。もっとカッコイイ理由で確定申告をしているのだ。

そもそも、確定申告って普通のサラリーマンには関係のないことだと思っていた。なぜなら、確定申告なんて自営業者か年収2千万を超えるスーパーサラリーマンだけがやることだと思っていたから。

 

しかし、俺みたいな平凡なサラリーマンでも、4年前に確定申告をする必要性が発生した。なぜ俺は確定申告をしなければならなかったのか?その理由は副業の収入が20万円を超えたからである。

勤め人の俺が、自らの力で収入を生み出したのだ。会社からもらう給料以外に、自分の力で収入を得ることができたのだ。

すでに立派な一人前の男だと自負していたが、自らの力でそれなりの収入を生み出せるようになった時は、今までに無い自信を手に入れることができた。

「会社に頼らなくても、生きていける術を手に入れた」

かなり大げさだけどそんな気持ちになった。勤め人として働いて稼ぐ年収以外に、自分の力で利益を生み出すことが出来ると言うのは本当に素晴らしいことだと実感した。

 

ということで、4年前から毎年確定申告をしているわけだけど、最近慣れちゃって、確定申告を面倒臭いとしか思わない。初めて確定申告をした時は、これほど面倒臭いとは思っていなかった。どちらかと言うと、楽しんでいたし、良い体験をしてると感じた覚えがある。

ということで、当時の日記を見ながら、4年前の初々しい時の記憶を書き留めておこうと思う。で、今年は楽しみながら領収書の整理をしたいと思う。

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確定申告のやり方が分からない!

副業での収入が20万円を超えたサラリーマンは、確定申告で納税の義務があることは知っていたが、一体どうやって確定申告をすればいいのかさっぱり分からなかった。(ちなみに、ここで言う収入とは経費を差し引いた後の利益のことである)

サラリーマンは、自分で税金の計算や申告をすることがない。なぜなら源泉徴収で会社が全部やってくれるからだ。

ということで、確定申告に関する知識が全くない俺は、インターネットを使って確定申告の方法を検索した。すると、いろんな情報が出てくる出てくる。こんなに多くの情報がでてくるということは、それだけ皆んなも困っているってことなんだとちょっと安心した。

一方、焦りも感じた。なぜなら、これだけ多くの人が確定申告をしているという事実を知ったからだ。

「こんなに多くのサラリーマンが確定申告をしているってことは、みんなも副業で稼ぎまくっているってことなのか?」そう思うとマジで焦った。

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確定申告書の作成は意外と簡単!

副業で稼いでいるサラリーマンが本当に沢山いるのかどうかは非常に気になるところだが、そんなことを気にしていても仕方ないので、確定申告書の作り方の検索を続けた。

色々調べてみると、確定申告書は国税庁のサイトで簡単に作成できることが分かった。そこで、国税庁のサイトに行ってみると、トップページに「平成●●年度分確定申告書特集」と分かりやすく記載されていた。

また、そのサイトにはマニュアルやQ&Aまで準備されており、本当に至れり尽くせり状態。確定申告の「か」の字も分かっていなかった俺でも、簡単に確定申告書の作り方から申告の仕方を理解できた。

ということで、俺は早速マニュアルに従って作成を開始した。次から次に求められる項目にデータを入力していくだけ。で、30分程度で確定申告書が簡単に出来上がった。

あれだけ書き方に迷っていた確定申告書が本当に簡単に完成してしまった。確定申告の時期になると、多くの本屋さんで山積みにされている本なんか買う必要なし。国税庁のサイトにアクセスして、指示通りに入力しちゃえば出来上がってしまうんだからね。

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初めて税金を意識するようになる

こうして、いとも簡単に確定申告書の作成を完了したわけだが、俺はこの作業により数十万円を税金として納めることになった。つまり、預金口座から数十万円を引き出し、お国に納める必要が発生したわけだ。

それまで、所得税や住民税は会社から給与としてもらう時に事前に差し引かれるものであり、一度手にしたお金から払うものではなかった。しかし、確定申告を行うことで支払う税金はそうではない。今、俺が手にしている、俺の口座に入っているお金から払わなければならないのだ。

 

これ、結果は同じだけど、心理的に大きな違いがある。

給料から天引きされ、勝手に支払われる税金は自分のものという実感がない。しかし、確定申告を行い、別途支払う税金は手放すのがすごく惜しい気持ちになる。

「かわいい我が子と無理やり引き離される」。そんな感じの気持ちになる。

とは言え、納税は国民の義務。当時の俺は、潔く、男らしく、気持よく税金を払うと心を決めた。そして、こういう気持ちになった。「俺の稼いだ大切なお金。せめて有意義に使って欲しい」。

働き始めて十数年。こんなに税金の使い道が気になることはなかった。納税者として当たり前に気にしなければならなかった税金の使い道に対して、初めて関心を持つ切っ掛けとなた。確定申告は俺にとって本当に良い初体験となった。

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確定申告をやることで学べることがある

ということで、確定申告に伴う領収書の整理や計算は非常に面倒臭いものだけど、それをやることで改めてお金を大切にしなければならないと実感するし、税金に対する関心を維持することが出来る。

自分たちがどれだけ多くの金額を国に納めているか、国が無駄遣いしている税金がどれ程自分にとって大切なお金なのか感じることができる。

副業で稼げば、自分の生活が潤う。しかし、それだけではない。自分に自信を持つことが出来る。さらに確定申告をすることで、お金の大切さが分かる、税金がいかに高いかも分かる、そして税金が有意義に使われてるかもすごくきになり、日本国民・納税者として、国の動き、政治の動向も気になるようになる。

結果、広い視野で物事を考えることが出来る本当の「大人」になることが出来ると思う。

確定申告とは、ただ作業としてやるのではなく、そこからいろんなことを学びながら、そして楽しみながらやるべきものだと思う。

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