あっという間に1ドル134円を突破。
2〜3週間前までは、「いくら円安傾向と言っても、1ドルが135円まで行くのは難しい」なんていう経済評論家もいたんだけどね・・・。
更に、今日のSNSの投稿やネットニュースを見ていたら、「1ドル180円の可能性も!」なんて情報まで出てきた。ま、これは誰が言ったのかも分からないような情報だけど。
さて、1ドル134円を記録するのは約20年ぶり。
それくらいすごい出来事ってことなんだけど、どうもこの円安はまだまだ続くらしい。
市場関係者は、「日本と同じようにマイナス金利政策をとってきたヨーロッパやスイスも、いよいよマイナス金利をやめる可能性が極めて高まってきた。理由は、インフレによってマイナス金利政策をやめざるを得ない状況である為」
つまり、主要国の中で、日本だけが金融緩和を継続する意向を示していているため、今後も円安の流れは変わらないだろうという見立てなわけ。
預金してても金利がつかない日本円を持つより、金利がつく外貨を持っていた方がお得だもんね。この流れは至極当然。
でも、流石に140円を突破するような円安になれば、日銀や政府は今の方針を変えて何かしらの手立てを打たないのだろうか?
世間一般で言われているように、借金が膨大で景気が低迷しまくっている日本においては金融緩和を終了し利上げを行うことは不可能なのだろうか・・・
私は、新型コロナウイルスが流行り始めた頃に資産運用(投資信託8本、外貨預金4通貨)のほとんどを中止し、円に戻して定期預金に入れている。もちろん、この対応は大失敗。
新型コロナウイルスにより世界経済がどん底に落ちると思っていたのに、世界各国は金融緩和政策を行い、市場に溢れたマネーは投資市場に周り、結果として経済は回ってないのに株価は大暴騰。
私はその恩恵に預かれず、指を加えて見ているしかなかった。
で、最近やっとアメリカのインフレにより金融緩和が終了を迎え、加熱し過ぎたマーケットが暴落してきたというのに、この円安。
米国株(NASDAQ、S&P500)がバーゲンセールに入ったと思ったのに、円安がそれを打ち消し買うに変えない状況に・・・。
で、私はどんどん価値を失っていく円を持ち続けるしかできないという状況になってしまった。
このまま円安は続くのか?
それとも、急激に下落した円は一度120円前半くらいまで上昇するのか?
資産運用歴20年位になるけど、今は何に投資するのが正解なのかさっぱり分からない・・・。
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