40代で身に付けるべきスキルとは?出世のためではなくリストラが怖いから考える。

仕事

社会人になってから今まであっという間だった。

ほとんど何も考えずに突っ走ってきた。十数年先を見据えた自分のキャリアプランなんて考えてこなかった。とにかく与えられた目標・ノルマを達成する為にひたすらがむしゃらに働いてきただけだった。

その結果、順調に出世できた。だから、ずっとがむしゃらに働き続け、その時々に与えられた役割をこなしてきた。それで十分だった。

今まではね・・・。

30代半ばを過ぎた今はどうかというと、出世は行き詰まった。

30代後半の社員に求められる役割・能力・スキルは、”優秀なプレイヤー”ではないのだ。会社が求めてるのは”優秀な管理者”、”無から仕事・利益を生み出す優秀な管理職”なのだ。

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出世したいわけではなくリストラが怖いのだ。

なぜこんなことを考えているのかというと、別に出世したいからではない。

ってか、私はどちらかと言うと出世・昇進したくはない。その証拠に過去にこんな記事を書いている。

では、出世・昇進したくないのになぜ「40代で必要なスキル」なんて事を考えているのかというと、リストラされたくないからだ。

今、リストラがとてつもなく怖い。なので、こんな記事を過去に書いている。

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リストラされないために40代で身に付けるべきスキル

まず、自分の仕事を振り返り、スキルの棚卸しをしてみる。

今では出世が遅れ始めているが、その時々に必要とされたスキルは身に付けてきたつもりだ。

  • 営業の現場で身に付けたスキル
    プレゼンスキルやコミュニケーションスキルはもちろん、それらを表現するツールとしてワード、エクセル、パワーポイントの知識を身に付けた。
  • マーケティング部で身に付けたスキル
    マーケット分析スキルだけではなく、効率的かつ大規模な分析を行うためExcel(関数やマクロ)やAccessの知識を習得した。
  • 広告宣伝部で身に付けたスキル
    Web広告を担当し、アフィリエイトやリスティング広告のみならず、ホームページ制作・運用スキルを習得した。また、この時はチームリーダーを任され小規模人数ではあるが管理者としてのスキルを学んだ。
  • 商品企画部で身に付けたスキル
    新商品を開発する為に必要なマーケット分析スキル、様々な法律の知識を身に付けた。また、システム部門、事務部門、法務部、営業部など様々な部署と連携してプロジェクトを推進するためのスキルと人脈を身に付けた。

さて、これらのスキルはプレイヤーとしてのスキルである。

自分で言うのも何だが、プレイヤーとしての役割を与えられれば上司の期待に応えるだけの結果を残す自信がある。しかし、プレイヤーとして役割を求められるのは30代後半までだ。

つまり、40代は今まで身に付けたこれらのスキルとは別のスキルを求められるのだ。

そのスキルとは大きく2つある。上述しているが、1つ目は「管理職・マネージャーとしてのスキル」。2つ目は「無から仕事・利益を生み出すスキル」である。しかし、これらのスキルは出世した先のポジションに就く社員に求められるスキルである。

となると、私は別にこの2つのを身に付けたいわけではない。

あくまで、私は出世したいわけではなく、リストラされたくないだけなのだ。となると、考えるべきことは「40代に必要なスキル」でもなければ「出世するために必要なスキル」でもない。「リストラされないためのスキル」なのである。

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リストラされないために必要なスキルとは?

さて、40代・50代になってもリストラされず、会社で生き残るために必要なスキルとは一体どんなスキルだろうか?

前述した内容をまとめると、それは「プレイヤーのスキル」でもなければ、「管理職・マネージャーのスキル」でもない。プレイヤーとして必要な新たな技術や知識の習得は若い社員には負けるし、体力的に長期労働もできない。また、マネージャーになる意欲もなければ才能が無いのは自分が一番良く理解しているからだ。

このように書くと、私は会社に貢献できない役立たずの社員と宣言しているようにも思えるがそうではない。若いプレイヤーには出来きないけど、経験を積んだ40代・50代のだからこそ出来る役割を果たせばいいのだ。

その役割とは「潤滑油」である。組織の中で若手プレイヤーと管理者の間に入り円滑に仕事を進めるための潤滑油になることである。また、組織と組織(部署と部署)の潤滑油となることも重要である。

40代・50代にもなると色々な人脈ができている。

そのため、様々な部署に知り合いがいる状態になる。また、会社の仲間達はほとんどが後輩という状況になる。こういう立ち位置にいる社員は使い勝手が良い。

お願いしづらい仕事が発生した場合や普通に考えると断られるような仕事も「社内の人間関係」でどうにかしてしまうからだ。

つまり、社内に広い人脈を持つ年配の社員というのは、若い社員にとっても管理者にとっても頼れる存在なのだ。

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ということで結論!

40代・50代になってもリストラされない、リストラ候補としてリストアップされたくなかったら、「社内で広い人脈を作れば良い」のである。もちろん、社内だけでなく取引先社員に対する人脈も有効だ。

ってことで、来週からは人脈作りを頑張ろう。

若い社員には優しくし、他部署の社員には多くの協力をして貸しをたくさん作り、取引先社員には横柄な態度を取らず理解ある行動を示そう。

簡単にいえば、「誰にも好かれて頼れる40代・50代のおっさん社員」を目指そう!

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