「禁止される副業」と「許可される副業」

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「サラリーマンは副業を禁止されている」

サラリーマンであればそんな話を聞いたことはあるでしょう。これは何を根拠に言われているのかご存知でしょうか?

最近、サラリーマンの間で副業が流行っている一方、副業禁止規定に疑問や心配を持つ方が多いようなので調べてみました。

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サラリーマンは副業をしてはならないのか?

さて、副業が禁止されているといわれる理由・根拠となっているのは「就業規則」です。

我々サラリーマンは会社と雇用関係を結ぶ時、この就業規則に合意をしています。

就業規則に「副業は禁止」と明記されている為、サラリーマンは副業してはいけないことになっているのです。

「就業規則なんて入社して一回も読んだことねぇ~から知らなかったよ」なんて人も多いでしょうね。私もそうです。。。

 

では、株式投資や不動産投資による副業はどうなるのか?疑問に思いませんか?

株や不動産投資で儲かっている人は会社の同僚にいませんか?そんな同僚は意外と自慢話でそんなこと公言していませんか?なのに、そういう人は人事から呼び出しを食らわない・・・

なぜでしょう?

これは、「本業に支障があるかないか」で判断されると考えられます。

つまり、株式投資や不動産投資は不労所得と見なされ「本業に支障をきたさない」と理解されるので許される。一方、アルバイトや起業は、それなりに時間を費やしたり、体力を使うため「本業に支障が出る」と理解され許されないってわけです。

また、法律的に見ると「副業禁止規定自体が無効」という意見もあり、判例ではそれが認められたこともありますが、ここでも本業に支障をきたさないことが前提となっています。

「本業に支障をきたさない不労所得」であれば副業も認められるってわけですね。

 

不景気が続き、収入が増えない現在。我々サラリーマンの間で自衛手段としての副業が流行っている様ですが、それが原因で会社ににらまれる事になり、昇進が閉ざされては本末転倒。

最近は、副業を公認する企業も増えていますが、まだまだ禁止している企業が大半です。会社の就業規則をきちんと読んで、しっかりと対策をした上で副業に取り組みましょうね。

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