同期が上司になった。ちょっと複雑だけど部下として頑張るしかないよね。

同じ年に入社し、同じ教育を受け、同じ様な悩みを抱え、お互い支え合い、同じような社会人人生を歩んできた。しかし、いつのまにか大きな差が付いてしまった。

ついに、同期入社のあいつの下で仕事をすることになる。何だか複雑な気分だ。

あいつは同期での中で一番の出世頭。あいつが出世した時は同期皆んなで喜んだ。「俺たちもあいつに続こうぜ!」なんて、お祝いの飲み会では同期達と熱く語ったりした。30代後半でもこんな熱い思いを持てるなんて思っていなかった。

しかし、まさか自分があいつの部下になるなんて、その時は想像もしていなかった。「俺が部下になったらいじめんなよ」そんな冗談が現実のものになるとはね・・・(笑)

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同期が上司になった心境

今の上司の人事異動が発表された。すでに異動する時期に来ていたのでこれは想定内。別に驚きもせず、「代わりに来る新しい上司は誰になるんだろう?」という事しか気にしていなかった。

「理不尽な事を言う怖い上司じゃなければいいけど」くらいしか考えていなかった。

そして、俺の願いは叶い、優しく、責任感があり、とても優秀な人材が新たにやって来る事を知った。でも、想定外だったのはそれが自分の同期であったということ。

そして、同僚たちがざわつき始めた。

「リーマンさんの同期ですよね?・・・」

そう聞かれた時、俺は自分の動揺を隠し、「そうだよ。めっちゃ優秀で、優しいやつだからマジで良かったよ。仕事しやすくなるよぉ〜!」なんて、一見平気を装った。

俺は、それ程出世欲があるわけではない。と言うか、どちらかと言えば一生平社員でもいいと思っていた口だ。自分が一生平社員ならば、後輩や同期が上司になることは当たり前であり、それに対する覚悟も必要だ。

だから、「一生平社員でのいいなぁ〜」なんて考えていた頃、もちろんそんなシチュエーションも想像していた。そして、俺は仮にそうなっても平気でいられると思っていた。まさか、こんな複雑な心境になるとは思っていなかった。

やっぱり、想像と現実は違うんだね。。。

自分の気持を分析してみる

さて、俺は「複雑な気分」になっているわけだが、この気持を具体的に表現するとどうなるのだろうか?自分の気持ちを客観的に整理・分析してみたい。

  • 同期なのに敬語使うのか?今までずっとタメ語なのに?
  • 俺は同期から指示されたり、怒られるってことだよね。。。
  • 同期だから気心知れてるし、仕事はやりやすそうだな。
  • 優秀なあいつの下で働くのは自分にとっていいことだよな。
  • あいつも色々不安だろうから、俺がサポートしてやらなきゃな。

複雑な気分と言うのは、自分にとってのマイナス面とプラス面があるからってことが分かる。もう一つ分かったのは同期に対する嫉妬心は無いということ。

「なんであいつが俺の上司なんだよ!」

「俺よりも先に出世するなんて許せない!」

というような感情は全くない。それは、やっぱりあいつが優秀で人間的にとてもいいやつだからだろう。俺は、あいつが俺よりも優秀で、先に出世する事を完全に認めている。そして、そんなあいつをサポートしたいとさえ思っている。

そう考えると、俺にとってのマイナス面というのは、同期である上司にどのように接していいのか分からないということ。分からないというか悩んでいる。

今まで敬語なんて使ったこと無いけど、今からは同期の関係ではなく上司と部下の関係。並列ではなく、明らかな上下関係なのだ。この関係性の違いにどう対処すべきかということで悩んでいるということ。

でも、悩む必要なんて無いんだよね。役職から考えて、明らかにあいつが上で俺が下。だったら、敬語で接すべきだろう。仕事をしている時間は敬語を使う。そして、業務後の飲み会等のプライベートの時間は同期としてタメ口で会話すればいい。

自分の中ではっきりとした線を引き、あいつへの接し方を決めさえすれば、この複雑な気持ちはスッキリするだろう。

嫌な性格の同期だったら、プライベートでも敬語を使うことを求めるかもしれない。プライベートにも上下関係を持ち込むかもしれない。しかし、あいつは人間的に本当にできた良い奴。そんなことにはならないはずである。

また、あいつも同期の上司になることで色々気を使うだろう。その悩みは俺より大きいかもしれない。そう考えると、俺が曖昧な態度を取ることであいつはもっと悩むだろう。ここは、俺の方から積極的に上下関係をはっきりさせた態度を取ることで、俺とあいつの関係はうまくいくだろう。

いつも通り、仕事を頑張ろう。